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公開番号2023169265
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-11-29
出願番号2023148343,2020541135
出願日2023-09-13,2019-08-23
発明の名称透明表示装置、透明表示装置付きガラス板、透明表示装置付き合わせガラス、および、移動体
出願人AGC株式会社
代理人個人
主分類G09F 9/33 20060101AFI20231121BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】表示領域の温度上昇を抑制できる透明表示装置を提供すること。
【解決手段】透明表示装置は、第1の透明基材10と、第1の透明基材10上に配置された発光部と、発光部の各々に接続された配線部40とを備え、発光部の各々は、1mm2以下の面積を有する発光ダイオードを含み、表示領域Aには、当該表示領域Aの放熱を促進する放熱促進部70Aが設けられている。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
第1の透明基材と、
前記第1の透明基材上において画素ごとに配置され、表示領域を構成する複数の発光部と、
前記複数の発光部の各々に接続された配線部と、を備えた透明表示装置であって、
前記複数の発光部の各々は、1mm

以下の面積を有する発光ダイオードを含み、
前記表示領域の放熱を促進する放熱促進部をさらに備え、
前記放熱促進部は、
前記配線部とは構造的に別体で構成され、平面視で前記表示領域の少なくとも一部を覆うように配置された伝熱層と、
前記伝熱層に接続され、前記伝熱層の熱を奪う抜熱部と、を含み、
前記抜熱部は、平面視において、前記表示領域の外側に設けられており、前記表示領域の内側には設けられておらず、
前記伝熱層は透明かつ導電性を有し、前記伝熱層と前記複数の発光部及び配線部との間に、絶縁層が設けられている、
透明表示装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記伝熱層が、透明導電酸化物である、
請求項1に記載の透明表示装置。
【請求項3】
第1の透明基材と、
前記第1の透明基材上において画素ごとに配置され、表示領域を構成する複数の発光部と、
前記複数の発光部の各々に接続された配線部と、を備えた透明表示装置であって、
前記複数の発光部の各々は、1mm

以下の面積を有する発光ダイオードを含み、
前記表示領域の放熱を促進する放熱促進部をさらに備え、
前記放熱促進部は、
前記配線部とは構造的に別体で構成され、平面視で前記表示領域の少なくとも一部を覆うように配置された伝熱層と、
前記伝熱層に接続され、前記伝熱層の熱を奪う抜熱部と、を含み、
前記抜熱部は、平面視において、前記表示領域の外側に設けられており、前記表示領域の内側には設けられておらず、
前記伝熱層は、窒化物または炭素材料をフィラーとして含有する透明ポリマーである、
透明表示装置。
【請求項4】
前記フィラーが、繊維状またはワイヤー状である、
請求項3に記載の透明表示装置。
【請求項5】
前記伝熱層が、金属フィラーをさらに含有する、
請求項3または4に記載の透明表示装置。
【請求項6】
前記伝熱層には、パーコレーション濃度以上の前記フィラーが含まれている、
請求項3から5のいずれか一項に記載の透明表示装置。
【請求項7】
前記伝熱層が、平面視で前記表示領域の全体を覆うように配置された、
請求項1から6のいずれか一項に記載の透明表示装置。
【請求項8】
前記伝熱層は、前記配線部における電流が多く流れる領域の放熱能力が、前記電流が少なく流れる領域の放熱能力よりも高い、
請求項1から7のいずれか一項に記載の透明表示装置。
【請求項9】
前記複数の発光部、前記配線部および前記伝熱層が、前記第1の透明基材と第2の透明基材との間に挟まれている、
請求項1から8のいずれか一項に記載の透明表示装置。
【請求項10】
前記第1の透明基材は、移動体の本体部に組みつけられるガラス板に配置され、
前記本体部は、前記抜熱部として機能する、
請求項1から9のいずれか一項に記載の透明表示装置を備える、
透明表示装置付きガラス板。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、透明表示装置、透明表示装置付きガラス板、透明表示装置付き合わせガラス、および、移動体に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、発光ダイオードを表示画素として利用した表示装置が知られている。さらに、このような表示装置のうち、装置を通して背面側の像を視認できるものが知られている。
例えば、特許文献1には、背景に重ね合わされた情報をディスプレイするための透明デバイスであって、透明な下層の上に堆積された導電性経路によってアドレス可能な複数のLED光源を備えているものが記載されている。
特許文献2には、特許文献1のような透明表示装置におけるLEDの温度上昇を抑制するために、電気的相互接続の横方向の寸法や平均厚さ、あるいは、熱容量や熱伝導率を所定の値にすることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-301650号公報
米国特許第9765934号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献2には、LED以外の部材の温度上昇に関する記載や示唆がなく、当該LED以外の部材が発熱した場合、表示領域の温度が高くなる可能性がある。
【0005】
上記の点に鑑みて、本発明の一形態においては、透明表示装置において、表示領域の温度上昇を抑制することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の一形態は、第1の透明基材と、前記第1の透明基材上に配置された発光部と、前記発光部の各々に接続された配線部とを備えた透明表示装置であって、前記発光部の各々は、1mm

以下の面積を有する発光ダイオードを含み、表示領域には、当該表示領域の放熱を促進する放熱促進部が設けられている。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一形態によれば、透明表示装置において、表示領域の温度上昇を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の関連技術に係る透明表示装置の基本構成を示す平面視での模式図。
前記関連技術における透明表示装置の一部を示す断面図。
前記関連技術における透明表示装置の一部を示す平面視での模式図。
前記関連技術における他の例の透明表示装置の一部を示す平面視での模式図。
前記関連技術における透明表示装置の発熱状態を示す模式図。
本発明の第1実施形態に係る透明表示装置を示す平面視での模式図。
前記第1実施形態に係る透明表示装置の一部を示す断面図。
前記第1実施形態に係る透明表示装置の一部を示す平面視での模式図。
前記第1実施形態に係る透明表示装置の一部を示す断面図。
前記第1実施形態の変形例に係る透明表示装置を示す平面視での模式図。
前記第1実施形態の他の変形例に係る透明表示装置を示す平面視での模式図。
前記第1実施形態のさらに他の変形例に係る透明表示装置を示す平面視での模式図。
前記第1実施形態のさらに他の変形例に係る透明表示装置の一部を示す断面図。
前記第1実施形態のさらに他の変形例に係る透明表示装置の一部を示す断面図。
前記第1実施形態のさらに他の変形例に係る透明表示装置の一部を示す断面図。
本発明の第2実施形態に係る透明表示装置を示す平面視での模式図。
前記第2実施形態に係る透明表示装置の一部を示す断面図。
前記第2実施形態の変形例に係る透明表示装置を示す平面視での模式図。
前記第2実施形態の他の変形例に係る透明表示装置を示す平面視での模式図。
前記第2実施形態のさらに他の変形例に係る透明表示装置を示す平面視での模式図。
前記第2実施形態のさらに他の変形例に係る透明表示装置の一部を示す断面図。
前記第2実施形態のさらに他の変形例に係る透明表示装置の一部を示す断面図。
本発明の第3実施形態に係る透明表示装置を示す平面視での模式図。
前記第3実施形態に係る透明表示装置の一部を示す断面図。
前記第3実施形態の変形例に係る透明表示装置を示す平面視での模式図。
本発明の第4実施形態に係る透明表示装置の一部を示す断面図。
本発明の第5実施形態に係る透明表示装置の一部を示す断面図。
本発明の第6実施形態に係る合わせガラスの一部を示す断面図。
本発明の第7実施形態に係る合わせガラスの一部を示す断面図。
本発明の第8実施形態に係る自動車の一部を示す断面図。
前記第8実施形態および変形例におけるフロントガラスを車内側から見たときの模式図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一のまたは対応する構成には、同一のまたは対応する符号を付して説明を省略する場合がある。また、本発明は、下記の実施形態に限定されることはない。
【0010】
本発明の一形態は、第1の透明基材と、前記第1の透明基材上に配置された発光部と、前記発光部の各々に接続された配線部とを備えた透明表示装置であって、前記発光部の各々は、1mm

以下の面積を有する発光ダイオードを含み、表示領域には、当該表示領域の放熱を促進する放熱促進部が設けられている。
(【0011】以降は省略されています)

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