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公開番号2023168740
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-11-29
出願番号2022080024
出願日2022-05-16
発明の名称プロテクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02G 3/04 20060101AFI20231121BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】クランプがクランプ取付部から外れることを抑制するのに有利なプロテクタを提供する。
【解決手段】プロテクタ10は、ワイヤーハーネス100が配索される配索部13、及び、係止孔14が形成されたクランプ取付部15を有するプロテクタ本体11と、係止孔14に係止されてワイヤーハーネス100を保持するクランプ12と、を備える。クランプ12は、相互に反対方向を向くように形成される一対のクランプ側平面部12a,12aを含む。クランプ取付部15は、係止孔14を間に挟んで設けられ、クランプ側平面部12aに対向する本体側平面部19aを含む一対の回動規制部19,19を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ワイヤーハーネスが配索される配索部、及び、係止孔が形成されたクランプ取付部を有するプロテクタ本体と、
前記係止孔に係止されて前記ワイヤーハーネスを保持するクランプと、を備え、
前記クランプは、相互に反対方向を向くように形成される一対のクランプ側平面部を含み、
前記クランプ取付部は、前記係止孔を間に挟んで設けられ、前記クランプ側平面部に対向する本体側平面部を含む一対の回動規制部を有する、
プロテクタ。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
一対の前記回動規制部はそれぞれ、前記係止孔から離れる方向に延設されており、
前記回動規制部の前記係止孔側とは反対側に位置する端面が、前記クランプ取付部の前記係止孔側とは反対側に位置する側面と面一である、
請求項1に記載のプロテクタ。
【請求項3】
前記クランプは、
前記ワイヤーハーネスが取り付けられるハーネス取付部と、
前記係止孔に挿入される係止突起と、
前記ハーネス取付部と前記係止突起との間に形成される接続部と、
前記接続部における前記ワイヤーハーネスの配索方向の両端部にそれぞれ設けられ、前記クランプ取付部に当接する一対の弾性片と、を有する、
請求項1又は2に記載のプロテクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プロテクタに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
自動車等の車両の内部には、複数本の電線類を束ねたワイヤーハーネスが多数配索され、それらワイヤーハーネスには、電線類を保護するプロテクタを装着することがある。プロテクタは、ワイヤーハーネスが配索される配索部、及び、係止孔が形成されたクランプ取付部を有するプロテクタ本体と、係止孔に係止されてワイヤーハーネスを保持するクランプ(例えば、特許文献1参照)とを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-249120号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されているクランプでは、係止孔とクランプ側の係止突起との間に寸法公差等による隙間が存在するため、クランプが係止孔を中心として回動し、掛り代の低下によってクランプがクランプ取付部から外れ得る。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、クランプがクランプ取付部から外れることを抑制するのに有利なプロテクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様に係るプロテクタは、ワイヤーハーネスが配索される配索部、及び、係止孔が形成されたクランプ取付部を有するプロテクタ本体と、係止孔に係止されてワイヤーハーネスを保持するクランプと、を備え、クランプは、相互に反対方向を向くように形成される一対のクランプ側平面部を含み、クランプ取付部は、係止孔を間に挟んで設けられ、クランプ側平面部に対向する本体側平面部を含む一対の回動規制部を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、クランプがクランプ取付部から外れることを抑制するのに有利なプロテクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係るプロテクタの一例を示す要部の斜視図である。
本実施形態に係るプロテクタの要部の分解図である。
本実施形態に係るプロテクタの要部の平面図である。
本実施形態に係るプロテクタの要部の底面図である。
本実施形態に係るプロテクタの要部の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて本実施形態に係るプロテクタについて詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
【0010】
図1は、一実施形態に係るプロテクタ10を示す要部の斜視図であり、図2は、一実施形態に係るプロテクタ10の要部の分解図である。なお、図2に示すプロテクタ10は、後述するクランプ12をプロテクタ本体11のクランプ取付部15に取り付ける前の状態にある。
(【0011】以降は省略されています)

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