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公開番号2023167277
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-11-24
出願番号2022078333
出願日2022-05-11
発明の名称情報処理装置、情報処理システム、プログラム、及び情報処理方法
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類G06F 40/58 20200101AFI20231116BHJP(計算;計数)
要約【課題】利用者が用いる言語と、コンピュータ等の装置又はオペレータが用いる言語とが異なる場合でもサービスする情報処理システム、装置、プログラム及び方法を提供する。
【解決手段】システムにおいて、ユーザ端末から入力された内容に応じて応答を行うサービスを提供する情報処理装置は、利用者端末からの入力内容に関する入力情報を取得すると共に、第1及び第2の言語が同一である場合には第2の言語を用いた応答情報を利用者端末に出力し、第1及び第2の言語が異なる場合には第1の翻訳情報を利用者端末に出力する入出力部101と、入力情報への応答に関する応答情報を取得する応答管理部102と、入力情報で用いられる第1の言語と応答情報で用いられる第2の言語とが異なり、応答情報が引用部分を含む場合、応答情報の引用部分を除く部分が第1の言語に翻訳された第1の翻訳情報を翻訳部から取得する第3の取得部(翻訳管理部105)と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
利用者端末から入力された内容に応じて応答を行うサービスを提供する情報処理装置であって、
前記利用者端末からの入力内容に関する入力情報を取得する第1の取得部と、
前記入力情報への応答に関する応答情報を取得する第2の取得部と、
前記入力情報で用いられる第1の言語と前記応答情報で用いられる第2の言語とが異なり、前記応答情報が引用部分を含む場合、前記応答情報の前記引用部分を除く部分が前記第1の言語に翻訳された第1の翻訳情報を翻訳部から取得する第3の取得部と、
前記第1及び第2の言語が同一である場合には前記第2の言語を用いた前記応答情報を前記利用者端末に出力し、前記第1及び第2の言語が異なる場合には前記第1の翻訳情報を前記利用者端末に出力する出力部と、を備える、
情報処理装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記第3の取得部は、
前記第1及び第2の言語が異なり、前記応答情報が前記引用部分を含まない場合、前記応答情報の全体が前記第1の言語に翻訳された前記第1の翻訳情報を前記翻訳部から取得する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記出力部は、
前記第1及び第2の言語が異なる場合であって、前記応答情報が前記引用部分を含む場合には、前記第2の言語を用いた前記引用部分が挿入された前記第1の翻訳情報を前記利用者端末に出力する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記引用部分は、
前記応答情報のうち引用符が付された部分である、
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記第2の取得部は、
複数の入力情報に応じた複数の応答情報が格納された応答情報データベースを参照して、前記入力情報に応じた前記応答情報を取得する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記利用者端末のブラウザ設定言語を前記入力情報で用いられる前記第1の言語と判定し、前記応答情報データベースにおける設定言語である前記第2の言語と前記第1の言語とが異なるか否かを判定する言語判定部を更に備える、
請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記第2の取得部は、
前記サービスを行うオペレータのオペレータ端末から前記オペレータによる応答内容に関する前記応答情報を取得する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記利用者端末のブラウザ設定言語を前記入力情報で用いられる前記第1の言語と判定し、前記オペレータ端末のブラウザ設定言語である前記第2の言語と前記第1の言語とが異なるか否かを判定する言語判定部を更に備える、
請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記利用者端末から入力された内容の情報を前記オペレータ端末に提示する提示部を更に備え、
前記第3の取得部は、
前記第1及び第2の言語が異なる場合に、前記入力情報の少なくとも一部が前記第2の言語に翻訳された第2の翻訳情報を前記翻訳部から取得し、
前記提示部は、
前記第1及び第2の言語が同一である場合、前記第1の言語を用いた前記入力情報を前記オペレータ端末に出力し、
前記第1及び第2の言語が異なる場合、前記第2の翻訳情報を前記オペレータ端末に出力する、
請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項10】
利用者から入力を受け付ける利用者端末と、前記利用者端末と接続する1以上の情報処理装置とを有する情報処理システムであって、
前記情報処理装置は、
前記利用者端末からの入力内容に関する入力情報を取得する第1の取得部と、
前記入力情報への応答に関する応答情報を取得する第2の取得部と、
前記入力情報で用いられる第1の言語と前記応答情報で用いられる第2の言語とが異なり、前記応答情報が引用部分を含む場合、前記応答情報の前記引用部分を除く部分が前記第1の言語に翻訳された第1の翻訳情報を翻訳部から取得する第3の取得部と、
前記第1及び第2の言語が同一である場合には前記第2の言語を用いた前記応答情報を前記利用者端末に出力し、前記第1及び第2の言語が異なる場合には前記第1の翻訳情報を前記利用者端末に出力する出力部と、を有する、
情報処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理システム、プログラム、及び情報処理方法に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
利用者からの問い合わせ等に応じて、コンピュータ等の装置またはオペレータが応答する自動応答サービス、いわゆるチャットボット(単に「ボット」等と呼ばれる場合もある。)が知られている。特許文献1の技術では、利用者とボットとがウェブブラウザ上でチャットを行う構成が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、例えば特許文献1の構成は複数の言語には対応しておらず、利用者が用いる言語と、コンピュータ等の装置またはオペレータが用いる言語とが異なる場合には、サービスを提供することができない。
【0004】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、利用者が用いる言語と、コンピュータ等の装置またはオペレータが用いる言語とが異なる場合でもサービスの提供が可能となることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、利用者端末から入力された内容に応じて応答を行うサービスを提供する情報処理装置であって、前記利用者端末からの入力内容に関する入力情報を取得する第1の取得部と、前記入力情報への応答に関する応答情報を取得する第2の取得部と、前記入力情報で用いられる第1の言語と前記応答情報で用いられる第2の言語とが異なり、前記応答情報が引用部分を含む場合、前記応答情報の前記引用部分を除く部分が前記第1の言語に翻訳された第1の翻訳情報を翻訳部から取得する第3の取得部と、前記第1及び第2の言語が同一である場合には前記第2の言語を用いた前記応答情報を前記利用者端末に出力し、前記第1及び第2の言語が異なる場合には前記第1の翻訳情報を前記利用者端末に出力する出力部と、を備える。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、利用者が用いる言語と、コンピュータ等の装置またはオペレータが用いる言語とが異なる場合でもサービスを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態1にかかる情報処理システムの全体構成の概要を示す模式図である。
図2は、実施形態1にかかる情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図3は、実施形態1にかかる情報処理装置の機能構成の一例を他の構成との関係とともに示すブロック図である。
図4は、実施形態1にかかる応答データベースサーバに格納される応答情報データベースの構成の一例を示す模式図である。
図5は、実施形態1にかかる履歴データベースサーバに格納される履歴情報データベースの構成の一例を示す模式図である。
図6は、実施形態1にかかる情報処理システムがユーザ端末に提供する応答サービス提供画面の一例を示す模式図である。
図7は、実施形態1にかかる情報処理システムにおいて、図6の応答に際して行われる処理を説明する模式図である。
図8は、実施形態1にかかる情報処理システムがユーザ端末に提供する応答サービス提供画面の他の例を示す模式図である。
図9は、実施形態1にかかる情報処理システムにおいて、図8の応答に際して行われる処理を説明する模式図である。
図10は、実施形態1にかかる情報処理システムによる応答サービス提供処理の手順の一例を示すシーケンス図である。
図11は、実施形態1にかかる情報処理装置における応答サービス提供処理の手順の一例を示すフロー図である。
図12は、実施形態1にかかる情報処理装置における応答サービス提供処理の手順の一例を示すフロー図である。
図13は、実施形態2にかかる情報処理システムの全体構成の概要を示す模式図である。
図14は、実施形態2にかかる情報処理装置の機能構成の一例を他の構成との関係とともに示すブロック図である。
図15は、実施形態2にかかる情報処理システムがオペレータ端末に提供する応答サービス提供画面の一例を示す模式図である。
図16は、実施形態2にかかる情報処理システムにおいて、図15の応答に際して行われる処理を説明する模式図である。
図17は、実施形態2にかかる情報処理システムがオペレータ端末に提供する応答サービス提供画面の他の例を示す模式図である。
図18は、実施形態2にかかる情報処理システムが、図17における応答の内容をユーザ端末の応答サービス提供画面に表示させる場合の一例を示す模式図である。
図19は、実施形態2にかかる情報処理システムにおいて、図18の応答に際して行われる処理を説明する模式図である。
図20は、実施形態2にかかる情報処理システムによる応答サービス提供処理の手順の一例を示すシーケンス図である。
図21は、実施形態2にかかる情報処理装置における応答サービス提供処理の手順の一例を示すフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、発明を実施するための最良の形態を、図面に従って詳細に説明する。
【0009】
[実施形態1]
以下に、図面を用いて実施形態1について説明する。
【0010】
(情報処理システムの概略構成例)
図1は、実施形態1にかかる情報処理システム1の全体構成の概要を示す模式図である。実施形態1の情報処理システム1は、利用者が入力した内容に応じて応答を行うサービスを提供するシステムであって、例えばコンピュータ等の装置が利用者に対して自動応答を行うチャットボット等の疑似応答システムとして構成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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