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公開番号2023167215
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-11-24
出願番号2022078215
出願日2022-05-11
発明の名称アンカーボルト孔穿孔装置
出願人株式会社東芝,東芝インフラシステムズ株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類B28D 1/14 20060101AFI20231116BHJP(セメント,粘土,または石材の加工)
要約【課題】複数のアンカーボルト孔を、容易に且つ寸法精度よく効率的に穿孔すること。
【解決手段】ドリルカッターDcを穿孔対象物Fに垂直に保持しドリルDRの押し下げに応じて下へ移動する可動板13、可動板13を垂直移動可能に支持する支柱12a,12b、支柱に設けられる穿孔深さ確認目盛り12ag,12bg、支柱の任意位置で可動板13の下への移動を制限する支柱クランプ14a,14bを備えるドリル固定冶具10と、ドリル固定冶具を対象物Fの前後に直線移動可能にするレール21a,21b、レールに設けられる穿孔前後位置確認目盛り21ag,21bgを備える固定冶具レール20と、固定冶具レールを対象物Fの左右に平行移動可能にするスライダー31a,31b、スライダーに設けられる穿孔左右位置確認目盛り31ag,31bgを備えるレールスライダー30と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ドリルのドリルカッターを穿孔対象物の表面に対し垂直に保持すると共に、前記ドリルの押し下げに応じて垂直に下方向に移動する可動部と、
前記可動部を垂直に移動可能に支持する支柱と、
前記支柱の側面に設けられ前記可動部が垂直に移動する距離を示す垂直移動確認目盛りと、
前記可動部よりも下方であって、前記支柱に沿って垂直に移動可能に設けられ前記支柱に沿った任意の位置で前記可動部の下方向への移動を制限する支柱固定部と、を備えるドリル固定冶具と、
前記ドリル固定冶具を前記穿孔対象物の表面に沿って第1方向に直線移動可能にするレールと、
前記レールの表面に設けられ前記ドリル固定冶具が前記第1方向に直線移動する距離を示す第1方向位置確認目盛りと、を備える固定冶具レールと、
前記固定冶具レールを前記穿孔対象物の表面に沿って前記第1方向と直交する第2方向に平行移動可能にするスライダーと、
前記スライダーの表面に設けられ前記固定冶具レールが前記第2方向に平行移動する距離を示す第2方向位置確認目盛りと、を備えるレールスライダーと、
を備えるアンカーボルト孔穿孔装置。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記支柱に設けられ、前記可動部を前記支柱に沿って上方へ付勢し前記可動部の下方向への圧力に応じて伸縮する可動部支持ばねを備える請求項1に記載のアンカーボルト孔穿孔装置。
【請求項3】
前記ドリル固定冶具と前記固定冶具レールとに係合して設けられ、前記ドリル固定冶具が前記固定冶具レールに従い前記第1方向に移動する位置を任意の位置で固定する第1方向固定部と、
前記固定冶具レールと前記レールスライダーとに係合して設けられ、前記固定冶具レールが前記レールスライダーに従い前記第2方向に移動する位置を任意の位置で固定する第2方向固定部と、
を備える請求項1または請求項2に記載のアンカーボルト孔穿孔装置。
【請求項4】
前記可動部は、
前記ドリルカッターを圧入して挿通させるカッター圧入孔を有し、前記カッター圧入孔に挿通させた前記ドリルカッターを軸として共に回転する、予め設定された円筒の長さの回転円筒部と、
前記回転円筒部を水平方向に回転自在に嵌合して支持する嵌合凹部と、
を備える請求項1または請求項2に記載のアンカーボルト孔穿孔装置。
【請求項5】
前記支柱固定部は、前記支柱に沿って垂直に移動可能に設けられ前記支柱に沿った任意の位置で固定される手動式の支柱クランプである請求項1または請求項2に記載のアンカーボルト孔穿孔装置。
【請求項6】
前記ドリル固定冶具の前記穿孔対象物と接する脚部は弾性の材料により構成される請求項1または請求項2に記載のアンカーボルト孔穿孔装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、アンカーボルト孔穿孔装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、アクセスフロアは、その架台(盤架台)を床に固定して敷設されるが、一般に、盤架台の床への固定はアンカーボルトにより行われる。
【0003】
アンカーボルトは、コンクリートなどの床(穿孔対象物)の表面に穿孔したアンカーボルト孔にアンカー本体を打ち込み、打ち込んだアンカー本体に対して固定される。
【0004】
この際、アンカーボルト孔は、十分な固定強度を得るため、盤架台の例えば4本の脚の先端に各々設けられているボルト取り付け孔の位置に対応して、所定の穿孔深さで、寸法精度よく且つ垂直に穿孔する必要がある。
【0005】
通常、アンカーボルト孔は、ドリルを使用して穿孔されるが、従来は、孔の位置ずれを少なくし且つ真直性を保持するために、ドリルスタンドを用いることがある(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2004-122307号公報
特開平11-216640号公報
特開2014-237211号公報
特開平05-016026号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従来のドリルスタンドは、アンカーボルト孔を穿孔する穿孔対象物の位置毎に、当該ドリルスタンドをビスやマグネットなどの固定手段により仮固定して用いるものである。
【0008】
従って、穿孔を要する複数の位置に手軽にドリルスタンドを移動して作業することができないばかりでなく、穿孔を要する全ての位置の墨出し、ドリルカッターへのテープなどによる穿孔深さのマーキング、ドリルを操作する作業員とは別の作業員によるマークの目視確認と穿孔停止の指示(声掛け)は、ドリルスタンドを用いない場合と同様に旧来通り行なう必要がある。
【0009】
本発明が解決しようとする課題は、複数のアンカーボルト孔を、容易に且つ寸法精度よく効率的に穿孔することが可能になるアンカーボルト孔穿孔装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
実施形態のアンカーボルト孔穿孔装置は、
ドリルのドリルカッターを穿孔対象物の表面に対し垂直に保持すると共に、前記ドリルの押し下げに応じて垂直に下方向に移動する可動部と、前記可動部を垂直に移動可能に支持する支柱と、前記支柱の側面に設けられ前記可動部が垂直に移動する距離を示す垂直移動確認目盛りと、前記可動部よりも下方であって、前記支柱に沿って垂直に移動可能に設けられ前記支柱に沿った任意の位置で前記可動部の下方向への移動を制限する支柱固定部と、を備えるドリル固定冶具と、
前記ドリル固定冶具を前記穿孔対象物の表面に沿って第1方向に直線移動可能にするレールと、前記レールの表面に設けられ前記ドリル固定冶具が前記第1方向に直線移動する距離を示す第1方向位置確認目盛りと、を備える固定冶具レールと、
前記固定冶具レールを前記穿孔対象物の表面に沿って前記第1方向と直交する第2方向に平行移動可能にするスライダーと、前記スライダーの表面に設けられ前記固定冶具レールが前記第2方向に平行移動する距離を示す第2方向位置確認目盛りと、を備えるレールスライダーと、を備えている。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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