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公開番号
2023166804
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-11-22
出願番号
2022077595
出願日
2022-05-10
発明の名称
除塵用立体スクリーン
出願人
株式会社丸島アクアシステム
代理人
個人
,
個人
主分類
E02B
5/08 20060101AFI20231115BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】流水中の夾雑物を適切に捕捉しながら、通水性をより高度に確保する。
【解決手段】除塵用立体スクリーンS1は、厚み方向に各々貫通する複数の通水路3を有するスクリーン本体部2と、このスクリーン本体部2の上流側面U2から上流側に向かって突出して前記上流側面U2に沿って延び、前記複数の通水路3の流入口3aを複数個毎に仕切る仕切壁4bと、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
厚み方向に流水を通過させながら当該流水中の夾雑物を捕捉する除塵用立体スクリーンであって、
前記厚み方向に各々貫通する複数の通水路を有するスクリーン本体部と、
前記スクリーン本体部の上流側面から上流側に向かって突出して前記上流側面に沿って配置され、前記複数の通水路の流入口を複数個毎に仕切る仕切部とを備える、ことを特徴とする除塵用立体スクリーン。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の除塵用立体スクリーンにおいて、
前記仕切部は、前記上流側面に沿って連続的に延びる仕切壁である、ことを特徴とする除塵用立体スクリーン。
【請求項3】
請求項2に記載の除塵用立体スクリーンにおいて、
上流側からの平面視で、前記上流側面には、複数の前記流入口が一列に並んだ流入口の列が、当該流入口の並び方向と交差する方向に複数列設けられており、
前記流入口の列を一乃至複数列毎に仕切るように複数の前記仕切壁が備えられている、ことを特徴とする除塵用立体スクリーン。
【請求項4】
請求項3に記載の除塵用立体スクリーンにおいて、
前記複数の仕切壁のうち、隣接する仕切壁同士は、前記上流側面からの仕切壁の突出寸法である高さが互いに異なる、ことを特徴とする除塵用立体スクリーン、
【請求項5】
請求項2又は3に記載の除塵用立体スクリーンにおいて、
前記仕切壁を第1仕切壁と定義したときに、当該第1仕切壁と交差する方向に延びて当該第1仕切壁の長手方向の互いに異なる位置で、当該第1仕切壁と交差する、複数の第2仕切壁を備えている、ことを特徴とする除塵用立体スクリーン。
【請求項6】
請求項3に記載の除塵用立体スクリーンにおいて、
前記仕切壁を第1仕切壁と定義したときに、当該第1仕切壁と交差する方向に延びて当該第1仕切壁の長手方向の互いに異なる位置で、当該第1仕切壁と交差する、複数の第2仕切壁を備え、
前記上流側面からの前記第1仕切壁の突出寸法である高さと前記第2仕切壁の同高さが互いに異なる、ことを特徴とする除塵用立体スクリーン。
【請求項7】
請求項1に記載の除塵用立体スクリーンにおいて、
前記仕切部は、前記上流側面に沿って断続的に並ぶドーム形突起である、ことを特徴とする除塵用立体スクリーン。
【請求項8】
請求項1乃至4の何れか一項に記載の除塵用立体スクリーンにおいて、
当該除塵用立体スクリーンは、除塵装置の所定のフレーム部材に組み込まれるものであって、
前記スクリーン本体部と前記仕切部とは別体に構成されており、前記スクリーン本体部と前記仕切部とが互いに重ね合わされた状態で前記フレーム部材に組み込まれる、ことを特徴とする除塵用立体スクリーン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、河川及び貯水池における放流水や、下水道設備における流入水などの流水から夾雑物(し渣、塵芥)を分離する除塵装置に使用される除塵用立体スクリーンに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
無端状に形成された多孔性スクリーンにより流水中の夾雑物を捕捉しながら、この多孔性スクリーンを回転運動させて除去する除塵装置が知られている。この種の除塵装置の多孔性スクリーンは、従来、金網など、夾雑物のろ過面(捕捉面)が平坦な平面スクリーンであるのが主流であった。
【0003】
しかし、平面スクリーンは、ろ過面にビニールシートやプラスチック板がべたりと張り付き易く、短期間で通水性が損なわれるという課題がある。そこで、本願の出願人は、係る課題を解決する多孔性スクリーンとして、ろ過面に上流側に突出する突き出し通水管を設け、隣接する突き出し通水管に高低差をもたせた立体スクリーンを開発し、提案している(特許文献1)。この立体スクリーンによると、ろ過面にビニールシート等が張り付いても突き出し通水管に跨った状態(ブリッジ現象)となるため、通水路(通水穴)が完全に塞がれてしまうことが抑制され、その結果、通水性が保たれ易くなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第4444913号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の立体スクリーンは、既述のように通水路が塞がれ難くなるという利点があるものの、突き出し通水管に、毛髪、糸、紐などの線状の夾雑物が絡み付き(巻き付き)、例えば、高低差の高い方の突き出し通水管に絡みついた線状の夾雑物により、当該突き出し通水管に隣接する高低差の低い方の突き出し通水管の通水穴が塞がれることが考えられる。従って、多孔性スクリーンの通水性を長期的に保つ上では、未だ改善の余地がある。
【0006】
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、流水中の夾雑物を適切に捕捉しながら、より高度に通水性を確保することが可能な除塵用立体スクリーンを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、本発明の一局面に係る除塵用立体スクリーンは、厚み方向に流水を通過させながら当該流水中の夾雑物を捕捉する除塵用立体スクリーンであって、前記厚み方向に各々貫通する複数の通水路を有するスクリーン本体部と、前記スクリーン本体部の上流側面から上流側に向かって突出して前記上流側面に沿って配置され、前記複数の通水路の流入口を複数個毎に仕切る仕切部とを備えていることを特徴とする。
【0008】
この除塵用立体スクリーンの構成によると、スクリーン本体部の上流側面に仕切部が突設されているため、シート状や板状の夾雑物は、当該仕切部に跨って捕捉されることとなる。そのためスクリーン本体部の上流側面に当該夾雑物がべたりと張り付いて通水路の流入口が塞がれてしまうことが抑制される。しかも、仕切部は、前記複数の通水路の上流側の流入口を複数個毎に仕切るように設けられているため線状の夾雑物が絡み付き難い。従って、この除塵用立体スクリーンによると、流水中の夾雑物を適切に捕捉しながら、より高度に通水性を確保することが可能となる。
【0009】
この場合、前記仕切部は、前記上流側面に沿って連続的に延びる仕切壁とすることができる。仕切壁によれば、シート状や板状の夾雑物が前記上流側面に張り付くことを効果的に抑制でき、また、線状の夾雑物が絡み付く余地もなくなる。
【0010】
この除塵用立体スクリーンにおいては、上流側からの平面視で、前記上流側面には、複数の前記流入口が一列に並んだ流入口の列が、当該流入口の並び方向と交差する方向に複数列設けられており、前記流入口の列を一乃至複数列毎に仕切るように複数の前記仕切壁が備えられていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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