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公開番号2023166624
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-11-21
出願番号2023160422,2019522917
出願日2023-09-25,2017-11-03
発明の名称ウェイクアップ無線機のための効率的電力節約のための方法
出願人インターデイジタル パテント ホールディングス インコーポレイテッド
代理人弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類H04W 52/02 20090101AFI20231114BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ウェイクアップ無線機を使用した電力効率的で迅速なアクセスポイント(AP)発見のための手順、ウェイクアップ無線機(WUR)を使用してSTAをセキュアにウェイクアップするための手順、WURのためのカバレージ範囲検出およびSTAローミングの方法、及びWURとPCRの共存のための手順が提供される。
【解決手段】WURおよびPCRを装備したSTAによって実施される方法は、PCRがスリープ状態にある間、セキュリティフィールドを含むウェイクアップフレームをWUR上で受信するステップと、セキュリティフィールド中の情報に少なくとも部分的に基づいてウェイクアップフレームが有効であるかどうかを判定するステップと、ウェイクアップフレームが有効であるという判定が行われた場合のみPCRをウェイクアップするステップを備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
ウェイクアップ無線機(WUR)および1次接続性無線機(PCR)を装備した局(STA)によって実施される方法であって、
前記PCRがスリープ状態にある間、前記WUR上でウェイクアップフレームを受信するステップであって、前記ウェイクアップフレームはセキュリティフィールドを含む、ステップと、
前記セキュリティフィールド中の情報に少なくとも部分的に基づいて前記ウェイクアップフレームが有効であるかどうかを判定するステップと、
前記ウェイクアップフレームが有効であるという判定が行われた場合のみ前記PCRをウェイクアップするステップと
を備える方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる、2016年11月3日に出願された「METHODS FOR EFFICIENT POWER SAVING FOR WAKE UP RADIOS」と題する米国特許仮出願第62/417,134号明細書の非仮出願であり、米国特許法第119条(e)項の下でその利益を主張する。
続きを表示(約 3,000 文字)【背景技術】
【0002】
WLANシステムの概観
インフラストラクチャ基本サービスセット(BSS)モードにおける無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)は、BSSのためのアクセスポイント(AP)と、APに関連する1つまたは複数の局(STA)とを有する。APは一般に、BSS中でおよびその外側にトラフィックを搬送する配信システム(DS)または別のタイプの有線/無線ネットワークへのアクセスまたはインターフェースを有する。BSSの外部から発信した、STAへのトラフィックは、APを介して到着し、STAに配信される。STAから発信した、BSS外の宛先へのトラフィックは、それぞれの宛先に配信されるべきAPに送られる。BSS内のSTA間のトラフィックもAPを介して送られることがあり、ソースSTAはAPにトラフィックを送り、APは宛先STAにトラフィックを配信する。BSS内のSTA間のそのようなトラフィックは、実際にはピアツーピアトラフィックである。そのようなピアツーピアトラフィックはまた、802.11e DLSまたは802.11zトンネルドDLS(TDLS)を使用して直接リンクセットアップ(DLS)を用いてソースSTAと宛先STAとの間で直接送られ得る。独立BSS(IBSS)モードを使用しているWLANは、互いに直接通信しているAPおよび/またはSTAを有しない。この通信モードは「アドホック」通信モードと呼ばれる。
【0003】
802.11acインフラストラクチャ動作モードを使用して、APは、固定チャネル、通常は1次チャネル上でビーコンを送信し得る。このチャネルは20MHz幅であることがあり、BSSの動作チャネルである。このチャネルはまた、APとの接続を確立するためにSTAによって使用される。802.11システムにおける基本的チャネルアクセス機構はキャリア検知多重アクセス/衝突回避(CSMA/CA)である。この動作モードでは、APを含むあらゆるSTAが1次チャネルを検知する。チャネルがビジーであることが検出された場合、STAはバックオフする。従って、所与のBSSにおいて所与の時間にただ1つのSTAが送信し得る。
【0004】
802.11nでは、高スループット(HT)STAも、通信のために40MHz幅チャネルを使用することがある。これは、1次20MHzチャネルを隣接する20MHzチャネルと合成して、40MHz幅の連続チャネルを形成することによって達成される。
【0005】
802.11acでは、超高スループット(VHT)STAは、20MHz、40MHz、80MHzおよび160MHz幅チャネルをサポートし得る。40MHzチャネルおよび80MHzチャネルは、上述の802.11nと同様に、連続する20MHzチャネルを合成することによって形成される。160MHzチャネルは、8つの連続する20MHzチャネルを合成することによって、または2つの不連続の80MHzチャネルを合成することによって形成されることがあり、これは80+80構成と呼ばれることもある。80+80構成では、チャネル符号化の後のデータは、セグメントパーサを通過し、セグメントパーサはそれを2つのストリームに分割する。逆高速フーリエ変換(IFFT)および時間領域処理が、各ストリーム上で別々に行われる。ストリームは、次いで、2つのチャネル上にマッピングされ、データが送信される。受信機では、この機構は反転され、合成されたデータはMACに送られる。
【0006】
802.11afおよび802.11ahによってサブ1GHz動作モードがサポートされる。これらの仕様では、チャネル動作帯域幅およびキャリアは、802.11nおよび802.11ac.において使用されるものに対して低減される。802.11afは、TVホワイトスペース(TVWS)スペクトルにおいて5MHz、10MHzおよび20MHz帯域幅をサポートし、802.11ahは、非TVWSスペクトルを使用して1MHz、2MHz、4MHz、8MHzおよび16MHz帯域幅をサポートする。802.11ahについての可能な使用事例は、マクロカバレージエリアにおけるマシンタイプ通信(MTC)デバイスのためのサポートである。MTCデバイスは、限られた帯域幅のサポートのみを含む限られた能力を有するが、極めて長いバッテリ寿命の要件を含むこともある。
【0007】
802.11n、802.11ac、802.11afおよび802.11ahなど、複数のチャネル、およびチャネル幅をサポートするWLANシステムは、1次チャネルと称されるチャネルを含む。1次チャネルは、必ずしもではないが、BSS中の全てのSTAによってサポートされる最大の共通動作帯域幅に等しい帯域幅を有することがある。従って、1次チャネルの帯域幅は、BSS中で動作している全てのSTAのうち、最小の帯域幅動作モードをサポートするSTAによって限定される。802.11ahの例では、1MHzモードのみをサポートするSTA(例えばMTCタイプデバイス)がある場合は、BSS中のAPおよび他のSTAが、2MHz、4MHz、8MHz、16MHz、または他のチャネル帯域幅動作モードをサポートし得る場合でも、1次チャネルは1MHz幅であり得る。全てのキャリア検知およびNAV設定は、1次チャネルのステータスに依存し、例えば、1MHz動作モードのみをサポートするSTAがAPに送信していることにより、1次チャネルがビジーである場合、利用可能な周波数帯域全体は、その大部分がアイドルで利用可能なままであっても、ビジーであると見なされる。
【0008】
米国では、802.11ahによって使用され得る利用可能な周波数帯域は902MHzから928MHzである。韓国では、それは917.5MHzから923.5MHzであり、日本では、それは916.5MHzから927.5MHzである。802.11ahのために利用可能な総帯域幅は、国コードに応じて6MHzから26MHzである。
【0009】
高効率WLAN研究グループおよびTGax
IEEE802.11(商標)高効率WLAN(HEW)研究グループ(SG)は、2.4GHzおよび5GHz帯域における高密度シナリオを含む多くの使用シナリオにおいて全てのユーザが無線ユーザの広域スペクトルについて経験するサービス品質を向上させるために可能な将来の修正の範囲および目的を検討するために作られた。HEW SGによって、APおよびSTAの高密度展開、並びに関連する無線リソース管理(RRM)技術をサポートする新しい使用事例が考察されている。
【0010】
HEWの潜在的な適用例は、スタジアムイベントのためのデータ配信、鉄道の駅または企業/小売り環境などの高ユーザ密度シナリオ、また、ビデオ配信への増加した依存のエビデンス、および医学的適用例のための無線サービスなどの新生の使用シナリオを含む。
(【0011】以降は省略されています)

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