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公開番号2023166623
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-11-21
出願番号2023160418,2021153073
出願日2023-09-25,2014-10-30
発明の名称ワイヤレスシステムにおける接続性ロバストネス
出願人インターデイジタル パテント ホールディングス インコーポレイテッド
代理人弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類H04W 72/02 20090101AFI20231114BHJP(電気通信技術)
要約【課題】デュアルまたはマルチMACインスタンス接続性を使用してWTRUが動作している際の1または複数のMACインスタンスを再構成するシステムおよび方法を提供する。
【解決手段】1または複数の二次MACインスタンスを修正するRRC再構成情報を受信すると、WTRUは再構成完了メッセージをマクロeNB(MeNB)に送信することができ、またRRCフラグ、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)命令(MeNB/SeNB)、MACアクティブ化情報などのうちの1または複数によってトリガされる場合、スモールセルまたは二次eNB(SeNB)に同期することができる。WTRUは、特定のタイプのRRC再構成についてSeNBに同期可能であるが、他のタイプのRRC再構成については同期しない。WTRUは3つ以上の無線アクセスネットワーク(RAN)ノード(例えばeNB)と共に接続を確立しモビリティ手順を実行してもよい。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
ワイヤレス送受信ユニット(WTRU)であって、
無線ベアラと関連付けられた第1の無線リンク制御(RLC)構成情報を受信し、
前記無線ベアラと関連付けられた第2のRLC構成情報を受信し、
前記無線ベアラと関連付けられたパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)プロトコルデータユニット(PDU)が、少なくとも前記第1のRLC構成情報に従って確立された第1のアップリンク(UL)パスまたは少なくとも前記第2のRLC構成情報に従って確立された第2のULパスのうちの1つを介して送信されることになるとの判定に応答して、
前記WTRUにおける送信に利用可能なデータの量に少なくとも基づいて、前記PDCP PDUを送信するために前記第1のULパスまたは前記第2のULパスを選択し、
前記選択された第1のULパスまたは第2のULパスを介して、前記無線ベアラと関連付けられた前記PDCP PDUを送信する、
ように構成されたプロセッサを備えた、ことを特徴とするWTRU。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記プロセッサは、前記第1のRLC構成情報に従って第1の基地局と通信し、前記第2のRLC構成情報に従って第2の基地局と通信するように構成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のWTRU。
【請求項3】
前記プロセッサは、前記PDCP PDUの送信に関するPDCP構成情報を受信し、前記PDCP構成情報に更に基づいて、前記PDCP PDUを送信するために前記第1のULパスまたは前記第2のULパスを選択するように更に構成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のWTRU。
【請求項4】
前記プロセッサは、前記PDCP構成情報に基づいて、前記PDCP PDUと関連付けられた論理チャネルを判定するように更に構成されている、ことを特徴とする請求項3に記載のWTRU。
【請求項5】
前記第1のULパスは、前記第1のRLC構成情報に基づいて確立された第1のRLCエンティティを含み、前記第2のULパスは、前記第2のRLC構成情報に基づいて確立された第2のRLCエンティティを含む、ことを特徴とする請求項1に記載のWTRU。
【請求項6】
前記プロセッサは、前記第1のRLC構成情報と関連付けられた第1の媒体アクセス制御(MAC)構成情報を受信し、前記第2のRLC構成情報と関連付けられた第2のMAC構成情報を受信するように更に構成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のWTRU。
【請求項7】
前記第1のULパスは、前記第1のMAC構成情報に更に基づいて確立され、前記第2のULパスは、前記第2のMAC構成情報に更に基づいて確立される、ことを特徴とする請求項6に記載のWTRU。
【請求項8】
前記第1のULパスは、第1のRLCエンティティおよび第1のMACインスタンスを含み、前記第1のRLCエンティティは、前記第1のRLC構成情報に基づいて確立され、前記第1のMACインスタンスは、前記第1のMAC構成情報に基づいて確立され、前記第2のULパスは、第2のRLCエンティティおよび第2のMACインスタンスを含み、前記第2のRLCエンティティは、前記第2のRLC構成情報に基づいて確立され、前記第2のMACインスタンスは、前記第2のMAC構成情報に基づいて確立される、ことを特徴とする請求項6に記載のWTRU。
【請求項9】
前記プロセッサは、WTRUにおける送信に利用可能な前記データの量に少なくとも基づいて、前記PDCP PDUが前記第2のULパスではなく前記第1のULパスを介して送信されることになると判定し、前記第2のULパスではなく前記第1のULパスを介して前記PDCP PDUを送信するように構成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のWTRU。
【請求項10】
前記プロセッサは、前記無線ベアラと関連付けられた前記PDCP PDUが1つよりも多いULパスを介して送信されることになるとの判定に応答して、前記第1のULパスおよび前記第2のULパスの両方を介して、前記無線ベアラと関連付けられた前記PDCP PDUを送信するように更に構成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のWTRU。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、無線通信に関する。
続きを表示(約 3,900 文字)【背景技術】
【0002】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2013年10月30日に出願された米国特許仮出願第61/897,550号明細書、名称「Methods for Connectivity Robustness in Wireless Systems」、および2014年2月10日に出願された米国特許仮出願第61/937,990号明細書、名称「Methods for Connectivity Robustness in Wireless Systems」の利益を主張するものであり、それらの両方は、すべての目的において、それぞれの全体が本明細書に完全に記載されているかのように参照によって組み込まれる。
【0003】
LTE R8(たとえば、単一セル動作)において、ワイヤレス送受信ユニット(WTRU)は、WTRU構成の1または複数の態様を再構成する(レイヤ3)/無線リソース制御(Radio Resource Control:RRC)シグナリングを受信するように構成され得る。たとえば、RRCメッセージは、レイヤ1(L1)/物理(PHY)レイヤパラメータおよび/またはレイヤ2(L2)パラメータ(たとえば、媒体アクセス制御(MAC)、無線リンク制御(RLC)、および/またはパケットデータコンバージェンスプロトコル(Packet Data Convergence Protocol:PDCP))のうちの1または複数の再構成を含むことがある。そのような再構成は、ハンドオーバ手順がトリガされ得るようにモビリティ制御要素を含むことがある。そのような再構成手順は、複数の進化型Node B(evolved Node B:eNBs)に接続されながらWTRUが動作しているとき、たとえば、各eNBが独立して、それ自体の送信をスケジューリングし、および/またはそれ自体のL1/L2/L3パラメータを構成する場合に、冗長でありおよび/または調整されていないことがある。
【発明の概要】
【0004】
発明を実施するための形態においてさらに後述される簡略化された形態で概念の抜粋を導入するために、概要が提供される。この概要は、請求される主題の主要な特徴および/または不可欠な特徴を識別することは意図されておらず、また、請求される主題の範囲を限定するために使用されることも意図されていない。
【0005】
デュアルまたはマルチMACインスタンス接続性を使用してWTRUが動作している際の1または複数のMACインスタンスの構成/再構成のためのシステムおよび方法が開示される。たとえば、1または複数の二次MACインスタンスを修正するRRC再構成情報の受信をすると、WTRUは、再構成完了メッセージをマクロeNB(MeNB)に送信することができ、また、たとえば、RRC PDUフォーマット、RRCフラグ、(たとえば、MeNB/SeNBからの)物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)、および/またはMACアクティブ化情報などのうちの1または複数によってトリガされる場合、二次eNB(SeNB)と関連付けられ得る1または複数のセルに同期することができる。例では、WTRUは、特定のタイプのRRC再構成についてSeNBに同期することができるが、他のタイプのRRC再構成については同期しない。デュアルコネクティビティ(dual connectivity)に関して例が説明され得るが、WTRUは、3つ以上の無線アクセスネットワーク(RAN)ノード(たとえばeNB)と共に接続性を確立しモビリティ手順を実行してもよく、説明される方法およびシステムは、それらのシナリオに等しく適用可能であり得る。
【0006】
たとえば、デュアルコネクティビティ(たとえば、および/またはマルチノード接続性)のために構成されたワイヤレス送受信ユニット(WTRU)における1または複数の無線インターフェースを再構成するための方法およびシステムが、開示される。WTRUは、1または複数の無線インターフェースのための新しい構成を含む無線リソース制御(RRC)接続再構成メッセージを受信することができる。RRC接続再構成メッセージは、無線インターフェースのうちの1つを介して受信され得る。WTRUは、新しい構成が全体的または部分的のいずれかで適用されることが可能かを決定することができる。たとえば、WTRUは、新しい構成を1つの無線インターフェースに適用できるが、異なる無線インターフェースには適用できないことがある。WTRUは、RRC接続再構成が受信された無線インターフェースを介して、RRC接続再構成メッセージに対する応答を送信することができる。応答は、新しい構成が全体的または部分的のいずれかで適用されることが可能であるかを示すことができる。WTRUは、RRC接続再構成メッセージの送信のために使用されたのと異なる無線インターフェースを介した再構成の帰結(outcome)を示して、たとえば、WTRUが接続されている他のRANノードに、RRC手順(たとえば再構成)の帰結を知らせることができる。そのような表示は、異なる無線インターフェースを介して同期化手順を実行することとして参照され得る。
【0007】
たとえば、同期化は、RRC接続再構成メッセージの送信およびRRC接続再構成メッセージに対応する応答のために使用されたのと異なる無線インターフェースの、ランダムアクセス手順、サウンディング基準信号(SRS)送信、または、専用にされたスケジューリング要求(dedicated scheduling request:D-SR)手順のうちの1または複数を実行することを含むことができる。ランダムアクセス手順、SRS送信、またはD-SR手順は、再構成の帰結を示し、再構成されたインターフェースを介してWTRUが成功裏に送信および/または受信できることを確認することができる。
【0008】
無線インターフェースのそれぞれは、WTRUのUuインターフェースであり得る。無線インターフェースのそれぞれは、それぞれの媒体アクセス制御(MAC)インスタンスと関連付けられ得る。たとえば、RRC接続再構成メッセージの送信のために使用される無線インターフェースは、マクロ進化型Node B(MeNB)および一次MACインスタンスと関連付けられ得る。異なる無線インターフェースは、二次進化型ノード B(SeNB)および二次MACインスタンスと関連付けられ得る。WTRUのためのシグナリング無線ベアラ(Signaling radio bearer:SRB)は、MeNBに配置されたRRCインスタンスで終端され得る。
【0009】
たとえば、WTRUは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)送信における表示を受信すること、RRC接続再構成メッセージにおける表示を受信すること、または媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)における表示を受信することのうちの1または複数に基づいて、再構成の帰結を示すようにトリガされ得る。WTRUは、L3手順のタイプ、またはRRC接続再構成メッセージによってトリガされたL3手順の影響のうちの1または複数に基づいて、再構成の帰結を示すようにトリガされ得る。たとえば、再構成の帰結を示すようにWTRUをトリガするL3手順の影響は、異なる無線インターフェースの再構成であり得る。WTRUは、二次MACインスタンスから一次MACインスタンスへのベアラモビリティ(bearer mobility)を要求するようにトリガされることができ、それは、おそらくは、たとえば、いくつかのシナリオの中で特に、再構成手順の帰結が、WTRUが更新された構成を異なる無線インターフェースに適用することができないこと、および/または異なる無線インターフェースが二次媒体アクセス制御(MAC)インスタンスと関連付けられることであるときになされる。二次MACインスタンスから一次MACインスタンスへのベアラモビリティはまた、二次MACインスタンスと関連付けられた無線インターフェースでの無線リンク失敗の発生に基づいてトリガされ得る。WTRUは、再構成手順の失敗に基づいて、二次MACインスタンスのための古い構成に戻ることができる。
【0010】
WTRUは、おそらくは、たとえば、いくつかのシナリオの中で特に、マルチフローが制御プレーン(CP)のために使用される場合、与えられたRRC手順に使用するためのL2パスを、実行されるべきRRC手順のタイプに応じて選択するように構成され得る。WTRUはRRC応答(たとえば、成功/失敗)をMeNBへ、その関連付けられたUuインターフェースを介して送信しながら、同期化手順を使用してRRC手順の帰結および/または結果(result)をSeNBに対して示すことができ、それは、おそらくは、たとえば、いくつかのシナリオの中で特に、MeNBを含むL2パスを介してCPが確立される場合にすることができるが、おそらくは、いくつかの実施形態においてSeNBを含むL2パスではそうではない。
(【0011】以降は省略されています)

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