TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2023166611
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-11-21
出願番号2023158154,2021149975
出願日2023-09-22,2021-09-15
発明の名称噴霧装置
出願人株式会社LIXIL
代理人弁理士法人グランダム特許事務所
主分類E03D 9/00 20060101AFI20231114BHJP(上水;下水)
要約【課題】使い勝手を良くできる噴霧装置を提供する。
【解決手段】トイレ装置Rに備えられ、便鉢部13を有する便器本体10及び前記便器本体10の上面に配置される便座装置40の少なくともどちらかの第1の所定領域にミストを噴霧する噴霧装置47であって、前記便座装置40は便座11を有し、前記噴霧装置47を制御する制御装置49は、前記便座11が、倒伏状態から起立状態へ回転移動したときに、前記噴霧装置47を停止した状態、及び、前記第1の所定領域よりも上端位置が低い第2の所定領域にミストを噴霧する状態の何れかにする。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
トイレ装置に備えられ、便鉢部を有する便器本体及び前記便器本体の上面に配置される便座装置の少なくともどちらかの第1の所定領域にミストを噴霧する噴霧装置であって、
前記便座装置は便座を有し、
前記噴霧装置を制御する制御装置は、前記便座が、倒伏状態から起立状態へ回転移動したときに、前記噴霧装置を停止した状態、及び、前記第1の所定領域よりも上端位置が低い第2の所定領域にミストを噴霧する状態の何れかにする、噴霧装置。
続きを表示(約 820 文字)【請求項2】
前記便器本体に備えられたリモコンが操作されたときにも前記噴霧装置を停止した状態、及び、前記第2の所定領域にミストを噴霧する状態の何れかにする、請求項1に記載の噴霧装置。
【請求項3】
ミストの噴霧中に前記便鉢部を洗浄する洗浄装置の作動の指示を受けると、前記洗浄装置を作動させるとともに、前記噴霧装置を停止した状態、及び、前記第2の所定領域にミストを噴霧する状態の何れかにする、請求項1に記載の噴霧装置。
【請求項4】
ミストの噴霧中に前記便鉢部を洗浄する洗浄装置の指示を受けると、ミストの噴霧を終了させてから、前記洗浄装置を作動させる、請求項1に記載の噴霧装置。
【請求項5】
ミストの噴霧中に前記便鉢部を洗浄する洗浄装置の作動の指示を受けると、前記噴霧装置に噴霧を継続させたまま、前記洗浄装置を作動させる、請求項1に記載の噴霧装置。
【請求項6】
前記便座装置のケーシングは、上昇及び下降するものであり、前記制御装置は、前記便座装置のケーシングが上昇したときにも前記噴霧装置を停止した状態、及び、前記第2の所定領域にミストを噴霧する状態の何れかにする、請求項1に記載の噴霧装置。
【請求項7】
使用者が前記便座に着座したときに、前記噴霧装置を停止した状態、及び、前記第1の所定領域よりも上端位置が低い第2の所定領域にミストを噴霧する状態の何れかにする、請求項1に記載の噴霧装置。
【請求項8】
前記便座装置が前記便鉢部の上側を覆う便蓋を有している場合において、
前記第1の所定領域は、前記便蓋によって前記便鉢部を覆った状態における前記便蓋よりも下側のいずれかの領域である、請求項1に記載の噴霧装置。
【請求項9】
前記第1の所定領域は、前記便座を含む領域である、請求項1に記載の噴霧装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、噴霧装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば下記特許文献1に記載されているように、便器本体の所定領域にミストを噴霧する噴霧装置を備えたトイレ装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-112922号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のようなトイレ装置において、ミストが人にかかることを抑制し、使い勝手を良くしたいという要望がある。
【0005】
本開示は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、使い勝手を良くできる噴霧装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の噴霧装置は、トイレ装置に備えられ、便鉢部を有する便器本体及び前記便器本体の上面に配置される便座装置の少なくともどちらかの第1の所定領域にミストを噴霧する噴霧装置であって、前記便座装置は便座を有し、前記噴霧装置を制御する制御装置は、前記便座が、倒伏状態から起立状態へ回転移動したときに、前記噴霧装置を停止した状態、及び、前記第1の所定領域よりも上端位置が低い第2の所定領域にミストを噴霧する状態の何れかにするものである。
【図面の簡単な説明】
【0007】
トイレ装置であって、トイレ室に設置した状態を示す斜視図
トイレ装置の一部を切り欠いて示す一部切欠断面図
トイレ装置の一部構成を示すブロック図
条件1における制御パターンを示すタイムチャート
条件6における制御パターンを示すタイムチャート
【発明を実施するための形態】
【0008】
<実施形態>
トイレ装置Rは、水洗式大便器である。トイレ装置Rは、図1に示すように、トイレ室の床面に設置される。トイレ装置Rは、便器本体10と、便座装置40と、便器洗浄装置46と、操作部20と、検知部30と、を備えている(図3参照)。便座装置40は、便座11、便蓋12、ケーシング41及び手洗い器25を有している。便器洗浄装置46は、図示しない洗浄タンクを有している。洗浄タンクはケーシング41にカバーされている。
【0009】
各構成部材において、トイレ装置Rがトイレ室に設置された状態における上側を上側、下側を下側、トイレ装置Rに通常の姿勢で座った人から見て前側を前側、後側を後側、左側を左側、右側を右側として説明する。図1のZ軸の正方向側は前側、Z軸の負方向側は後側、Y軸の正方向側は上側、Y軸の負方向側は下側、X軸の正方向側は左側、X軸の負方向側は右側を示す。
【0010】
便座11及び便蓋12は、それぞれ、便器本体10の上面16に沿っている倒伏状態と、便器本体10の上面から上方に立っている起立状態とに回転移動する。便蓋12は、蓋部12Aと、周縁部12Bとを有している。便蓋12の倒伏状態において、蓋部12Aは便座11の上面を覆い、周縁部12Bは便座11の外周面を覆う(図2参照)。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

Flag Counter