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公開番号2023166001
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-11-17
出願番号2023171040,2022139323
出願日2023-10-02,2018-02-23
発明の名称計算装置、計算プログラム、記録媒体及び計算方法
出願人株式会社東芝
代理人弁理士法人iX
主分類G06F 17/11 20060101AFI20231110BHJP(計算;計数)
要約【課題】最適化問題を高速に計算できる計算装置、計算プログラム、記録媒体及び計算方法を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、計算装置は、処理手順を繰り返す処理部を含む。処理手順は第1、第2変数更新を含む。第1変数更新は、第1変数xiに第1関数を加えて第1変数xiを更新することを含む。第1変数xiは、第1変数群{x}の1つである。第1関数の変数は、第2変数yiを含む。第2変数yiは、第2変数群{y}の1つである。第2変数更新は、第2変数yiに第2、第3関数を加えて第2変数yiを更新することを含む。第2関数の変数は、第1変数xiを含む。第3関数の変数は、第1パラメータ群{J}、及び第1変数群{x}を含む。処理部は、少なくとも、処理手順を繰り返した後に得られる第1変数xi、または、処理手順を繰り返した後に得られる第1変数xiの関数を出力する。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
処理手順を実行する処理部を備え、
前記処理手順は第1変数の更新及び第2変数の更新を含み、
前記処理部は、前記処理手順において、前記第1変数と前記第2変数とが分離されたハミルトニアンを持つハミルトン力学系の運動方程式を並列計算し、
前記処理部は、前記処理手順を実行した後に得られる前記第1変数、及び、前記処理手順を実行した後に得られる前記第1変数の関数の少なくともいずれかの値を出力する、計算装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、計算装置、計算システム、計算プログラム、記録媒体及び計算方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
様々な社会課題において、最適化問題が生じる。最適化問題の1つの例として、イジング問題がある。大規模な最適化問題を高速に解くことが求められる。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
T. Inagaki et al., Science 354, 603 (2016).
H. Goto, Sci. Rep. 6, 21686 (2016).
Y. Haribara et al., Quantum Sci. Technol. 2, 044002 (2017).
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の実施形態は、最適化問題を高速に計算できる計算装置、計算プログラム、記録媒体及び計算方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施形態によれば、計算装置は、処理手順を繰り返す処理部を含む。前記処理手順は第1変数更新及び第2変数更新を含む。前記第1変数更新は、前記第1変数更新前のi番目(iは1以上N以下の整数であり、前記Nは2以上の整数)の第1変数x

に第1関数を加えて前記i番目の前記第1変数x

を更新することを含む。前記i番目の前記第1変数x

は、第1変数群{x}の1つである。前記第1関数の変数は、前記i番目の第2変数y

を含む。前記i番目の前記第2変数y

は、第2変数群{y}の1つである。前記第2変数更新は、前記第2変数更新前の前記i番目の前記第2変数y

に第2関数及び第3関数を加えて前記i番目の前記第2変数y

を更新することを含む。前記第2関数の変数は、前記i番目の第1変数x

を含む。前記第3関数の変数は、第1パラメータ群{J}の少なくとも一部及び前記第1変数群{x}の少なくとも一部を含む。前記処理部は、少なくとも、前記処理手順を前記繰り返した後に得られる前記i番目の前記第1変数x

、及び、前記処理手順を前記繰り返した後に得られる前記i番目の前記第1変数x

の関数の少なくともいずれかを出力する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
実施形態に係る計算装置の例を示す模式図である。
実施形態に係る計算装置の動作を例示するフローチャートである。
実施形態に係る計算装置の動作の一部を例示するフローチャートである。
実施形態に係る計算装置の動作の一部を例示するフローチャートである。
実施形態に係る計算装置の動作の一部を例示するフローチャートである。
実施形態に係る計算装置の動作の一部を例示するフローチャートである。
実施形態に係る計算装置の動作の一部を例示するフローチャートである。
実施形態に係る計算装置の動作の一部を例示するフローチャートである。
実施形態に係る計算装置の動作の一部を例示するフローチャートである。
実施形態に係る計算装置の動作の一部を例示するフローチャートである。
実施形態に係る計算装置の例を示す模式図である。
実施形態に係る計算の特性を例示するグラフである。
計算結果を例示するグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に、本発明の各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
【0008】
(第1実施形態)
図1は、実施形態に係る計算装置の例を示す模式図である。
図1に示すように、本実施形態に係る計算装置110は、例えば、処理部20及び保持部10を含む。処理部20は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などを含む。処理部20は、例えば電子回路などを含む。保持部10は、種々のデータを保持可能である。保持部10は、例えば、記憶部である。保持部10は、ROM(Read Only Memory)及びRAM32(Random Access Memory)の少なくともいずれかを含んでも良い。計算装置110は、計算システムでも良い。
【0009】
この例では、計算装置110に、取得部31が設けられている。取得部31は、例えば、種々のデータを入手可能である。取得部31は、例えば、I/Oポートなどを含む。取得部31は、出力部の機能を有しても良い。取得部31は、例えば、通信機能を有しても良い。
【0010】
図1に示すように、計算装置110は、操作部32及び表示部33などを含んでも良い。操作部32は、例えば、操作機能を有する装置(例えばキーボート、マウス、タッチ式入力パネル、または音声認識入力装置など)を含んでも良い。表示部33は、各種のディスプレイを含んでも良い。
(【0011】以降は省略されています)

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