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公開番号2023165422
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-11-16
出願番号2022076351
出願日2022-05-03
発明の名称電子的施錠解錠装置
出願人個人
代理人
主分類G06F 21/36 20130101AFI20231109BHJP(計算;計数)
要約【課題】既存の電子的施錠解錠装置では、数字・文字列入力方式で施錠解錠を行う場合は入力を読み取られる可能性があり、高いセキュリティを持たせることができない。図形描画入力方式では筆跡と同様に個人の癖が影響するため、異なる人間が共通で同一の図形を描くことで鍵として使うことが難しい。生体認証方式では、けがなどで認証が利用できない場合がある。
【解決手段】初期画面、操作開始位置画面と2つ以上に分割された解錠操作画面を有し、特定の操作により施錠状態の画面から初期画面へ、初期画面から操作開始位置画面へ遷移し、解錠操作画面として表示される分割された領域の片側もしくは両側を移動させ、それぞれの表示画面中に表示される規則性のない図形の中で判定用に使用される図形の一致を視覚的に確認、操作待機時間経過後もしくは確定入力により解錠する電子的な機構を導入する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
入力装置及び画像表示装置を有する電子的施錠解錠装置において、初期画面と操作開始位置画面と2つ以上の子画面に分割された解錠操作画面を画像表示装置に表示し、入力装置を通じて入力される子画面の移動指示量により移動する不規則な間隔で配置される判定図形とカモフラージュ図形の判定図形を視覚的に一致と判断することで解錠を行う電子的施錠解錠装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スマートフォン、タブレット、PC、その他入力装置付き表示装置(以下、まとめて、入力装置付き表示装置という)などにおけるセキュリティ保護のための画面ロック(施錠)とアンロック(解錠)及び施錠・解錠を実際の機器に適用する電子的施錠解錠装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
入力装置付き表示装置においてロックされた画面のアンロックは、数字や文字列を順に入力する方法や画面上を指でなぞる、スタイラスペンで軌跡を描くなどの方法を用いた図形描画入力方法、専用のセンサーを入力装置とする指紋認証、カメラを入力装置とする顔認証などの生体認証方法などが一般的に用いられている。
【0003】
通常の機械的な錠では、機械的な凹凸を利用した鍵による施錠、解錠機構と、それを補完するものとして、安価な錠ではナンバー錠や高価な金庫ではダイヤル錠などが使用される。ナンバー錠は表面に数字が書かれた円環状の物体を複数並べる数字入力式の施錠解錠装置の一種と考えられる。この方式はスマートフォン、タブレット、PCなどにおいては年月日や時刻を数字入力する方法の一つとして使用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-15157 ダイヤル式施錠装置
特開平07-084661 電子ロックを用いた情報処理装置
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
既存の電子的施錠解錠装置では、数字・文字列入力方式により施錠解錠を行う場合は入力を読み取られる可能性があり、高いセキュリティを持たせることができない。図形描画入力方式では筆跡と同様に個人の癖が影響するため、異なる人間が共通で同一の図形を描くことで鍵として使うことが難しい。生体認証方式では、けがなどで認証が利用できない場合があると同時に、登録されていないと解錠することができない。このため、図形描画入力方式や生体認証方式では第二の認証方法を用意する必要があり、その場合ボタンや固定間隔で並んだ文字列や数字入力方式となることが多い。
【0006】
ところが数字、文字列を入力する場合は、桁数が少ないもしくは選択文字種が少ないものであると解読が容易である。一方で桁数や文字種が多いものにすると、解読が複雑なだけでなく記憶することが困難である。錠として機能している場合はおおむね0から9の10種類で、4桁のナンバー錠の場合では10 000通りの組み合わせが可能であるが、この組み合わせ数では、毎秒1つの組み合わせを順に試していくと3時間以内で解錠できてしまう。
【0007】
ダイヤル錠は、回転方向と回転量を設定することで解錠することができるが、回転方向は右または左の2つ、回転量は目盛りを用いて計測するため多くの場合100である。4回の回転操作で200の4乗回の組み合わせを行うことができるが、角度刻みが3.6度、直径50mmのダイヤルでは外周弧長として1mm以下の刻みとなり正確な位置を入力するためには、ゆっくりとした操作が必要となる。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る電子的施錠解錠装置は、表示装置001上に初期画面101及び操作開始位置画面102を備え、解錠操作中では操作開始位置画面102は少なくとも2つ以上に画面領域が分割された解錠操作画面103となり、分割された画面(106と107)のいずれか、もしくは双方を操作者が入力装置002により移動、解錠操作画面103を拡大・縮小表示し、視覚的に合致を操作者が判断後移動入力を停止し、確定の入力を行う、または一定の時間の経過を待つことにより解錠し、解錠状態で一定時間経過後または入力装置を通じて施錠操作を行うことで施錠を行うものである。
【0009】
視覚的に合致を判断するために表示装置001上で表示する画像は静止画もしくは動画で、合致を判定するための図形(以下、判定図形という)と、判定図形と類似の図形(以下、カモフラージュ図形という)は二次元的に不規則な間隔で配置されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
判定図形とカモフラージュ図形が不規則な間隔で配置されることにより組み合わせの数は予測することが困難になり、正規の解錠画面を知る操作者(以下、正規操作者という)はその合致を容易に判断することができる一方で、正規の判定図形を知らない操作者(以下、非正規操作者という)には認識することが極めて困難となる。
(【0011】以降は省略されています)

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