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公開番号2023164201
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-11-10
出願番号2022075607
出願日2022-04-29
発明の名称イヤホン
出願人オーツェイド株式会社
代理人個人
主分類H04R 1/10 20060101AFI20231102BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 低価格化を図りつつ、特に高周波数域における電磁式発音体の特性を改善し、全体として広帯域の音声再生を可能とする。
【解決手段】
電磁式スピーカ30から放出された音は、太線矢印FSPで示すように、前記隙間44を通過して、後部筐体24の放音穴26へと放出される。この場合において、放出された音波(空気の振動)は、前記隙間44を通過するとともに、同時に振動板40にも直接放射される。これにより、振動板40が、電磁式スピーカ30から出力される高周波域の音波によって振動板40が共振するようになる。このため、電磁式スピーカ30の出力音に対して、矢印FHで示す振動板40の高音が重畳されるようになる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電磁式発音体を筐体内部に実装するイヤホンにおいて、
前記電磁式発音体の放音側に、その放音によって振動する振動体を設け、
前記筐体の放音穴から、前記電磁式発音体による音と、前記振動体の振動によって生ずる音の両方が放出されることを特徴とするイヤホン。
続きを表示(約 220 文字)【請求項2】
前記振動体は、その外周と前記筐体内壁との間に隙間を有し、かつ、外周以外の少なくとも一点が固定されていることを特徴とする請求項1記載のイヤホン。
【請求項3】
前記振動体を、前記電磁式発音体からの放音によって共振する構造としたことを特徴とする請求項1記載のイヤホン。
【請求項4】
前記振動体の共振が、前記電磁式発音体による発音の高周波域で生ずるようにしたことを特徴とする請求項3記載のイヤホン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は電磁式発音体(電磁式スピーカ)を用いたイヤホンの改良に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、住宅環境の変化に伴い、近隣騒音などに配慮する必要から、大型のオーディオ装置などで音楽を楽しむことが難しくなってきた。一方で、通信速度の向上に伴い、音楽ソースの配信環境などが向上し、スマートホンやポータブルオーディオプレイヤーを用いた音楽再生機のイヤホンやヘッドホンが広く普及している。更に、高速化する音楽配信に合わせて非常に解像度の高いデジタル音源であるハイレゾ音源の普及も進み、ポータブル音楽再生でも高音質の音楽を聴くことが可能になった。また、同時に、ハイレゾ音源ではより解像度の高い信号源を再生するため、イヤホンやヘッドホンなどにおいても、40kHz以上の高周波域の再生が要求されるようになってきている(下記非特許文献1参照)。
【0003】
加えて、電磁式スピーカの場合、インダクタ成分を有するため、高周波域におけるインピーダンスが高くなり、高周波域の音の再生が難しくなる。これに対し、例えば下記特許文献1には、高音質イヤホンにおいて、低周波数域を電磁式スピーカで再生し、高周波数域を圧電セラミックスにより再生するというハイブリッドな構成が考案されている。これは、低周波域でインピーダンスが低くなる電磁式(インダクタ成分)スピーカと、高周波域でインピーダンスが低くなるセラミック式(キャパシタンス成分)スピーカのそれぞれの利点を活用した手法であると考えることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-86404号公報(特許第5860561号)
【非特許文献】
【0005】
JAS Journal 2014 Vol.54 No.5 9月号,日本オーディオ協会「ハイレゾの定義と運用」(https://www.jas-audio.or.jp/hi-res/definition)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上述した特許文献1記載の背景技術では、電磁式スピーカのインダクタ成分と、セラミック式スピーカのキャパシタ成分が接続されることで、発振現象が生ずる可能性があり、その対策として、例えば、抵抗やコンデンサなどの受動素子を、外付けで接続する必要があった。加えて、高周波域までリニアな特性を有する高性能な圧電セラミックスを使用するため、前述の受動素子などの付加も合わせると、製品価格が上昇してしまうという課題があった。
【0007】
本発明は、かかる点に着目したもので、その目的は、低価格化を図りつつ、特に高周波数域における電磁式発音体の特性を改善し、全体として広帯域の音声再生を可能とすることである。他の目的は、コストの増大,大型化,高価格化を回避しつつ、イヤホンの性能向上を図ることである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、電磁式発音体を筐体内部に実装するイヤホンにおいて、前記電磁式発音体の放音側に、その放音によって振動する振動体を設け、前記筐体の放音穴から、前記電磁式発音体による音と、前記振動体の振動によって生ずる音の両方が放出されることを特徴とする。主要な形態の一つによれば、前記振動体は、その外周と前記筐体内壁との間に隙間を有し、かつ、外周以外の少なくとも一点が固定されていることを特徴とする。他の形態によれば、前記振動体を、前記電磁式発音体からの放音によって共振する構造としたことを特徴とする。更に他の形態によれば、前記振動体の共振が、前記電磁式発音体による発音の高周波域で生ずるようにしたことを特徴とする。本発明の前記及び他の目的,特徴,利点は、以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、電磁式発音体の放音側に振動板を設け、これが電磁式発音体の放音に伴って振動するようにしたので、高周波域における電磁式発音体の放音特性を改善し、全体として広帯域の音声再生を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施例1のイヤホンの基本構造を示す主要断面図である。
前記実施例1におけるイヤホン全体,電磁式スピーカ,振動板の出力放音特性を示すグラフである。
本発明の実施例2のイヤホンの主要断面図である。
(A)は前記実施例2の分解図であり、(B)は振動板の振動の様子を示す図である。
前記実施例2における出力放音特性を示すグラフである。(A)はイヤホン全体,(B)は電磁式スピーカ,(C)は振動板の放音特性をそれぞれ示す。
本発明の実施例3のイヤホンの主要断面図である。
(A)は前記実施例3の分解図であり、(B)は振動板の支持体を示す図である。
前記実施例3における振動板取付けの様子を示す斜視図である。
前記実施例3における出力放音特性を示すグラフである。(A)はイヤホン全体,(B)は電磁式スピーカ,(C)は振動板の放音特性をそれぞれ示す。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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