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公開番号2023163684
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-11-10
出願番号2022074746
出願日2022-04-28
発明の名称画像形成装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人
主分類G03G 15/20 20060101AFI20231102BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】定着部の温度が低下することを抑制するとともに、シートへの画像の定着強度が低下することを抑制する。
【解決手段】画像形成装置(1)の制御部(5)は、連続印字時に、搬送部(2)によって複数枚のシートを第1間隔で搬送する搬送制御を実行し、搬送制御において、印字枚数が所定枚数以上であり、かつ、シートセンサ(14)に検知されたシート長が、印字ジョブに含まれるジョブのシート長よりも長いと判断した場合、連続印字の途中でシート間隔を第1間隔よりも広い第2間隔とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
シートに画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部に向けてシートを搬送する搬送部と、
ヒータを含み、前記画像形成部によってシートに形成された画像を定着する定着部と、
シートの搬送方向長さであるシート長を検知するシートセンサと、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
連続印字時に、前記搬送部によって複数枚のシートを第1間隔で搬送する搬送制御を実行し、
前記搬送制御において、印字枚数が所定枚数以上であり、かつ、前記シートセンサに検知されたシート長が、印字ジョブに含まれるジョブのシート長よりも長いと判断した場合、前記連続印字の途中でシート間隔を前記第1間隔よりも広い第2間隔とする、画像形成装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記シートセンサに検知されたシート長が、前記ジョブのシート長よりも所定長さを超えて長いと判断した場合、前記連続印字の途中で前記シート間隔を前記第2間隔とする、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記シートセンサに検知されたシート長が、第1シート長よりも長いと判断した場合、前記連続印字の途中で前記シート間隔を前記第2間隔とする、請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記搬送制御において、前記シートセンサに検知された1枚目のシート長についての判断を実行した時点で2枚目のシートが搬送されていない場合、前記1枚目のシートと前記2枚目のシートとの前記シート間隔を前記第2間隔とする、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記搬送制御において、前記シートセンサに検知された1枚目のシート長についての判断を実行した時点で2枚目のシートが前記画像形成部よりも搬送方向上流側で搬送途中である場合、前記1枚目のシートと前記2枚目のシートとの前記シート間隔が前記第2間隔となるよう、前記搬送部による前記2枚目のシートの搬送を所定時間停止する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記連続印字の途中で前記シート間隔を前記第2間隔とする場合、前記ヒータの目標温度を所定時間上げる、請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記連続印字の途中で前記シート間隔を前記第2間隔とする場合、前記ヒータの出力を所定時間上げる、請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記印字ジョブにおいて前記2枚目のシートに形成される画像におけるトナーの量が閾値以上である場合、前記1枚目のシートと前記2枚目のシートとの前記シート間隔を前記第2間隔とする、請求項4または5に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記制御部は、
前記印字ジョブにおいて前記2枚目のシートに形成される画像の画像データが複数の領域に区切られ、各領域の画像におけるトナーの平均濃度のうち最大値が閾値以上である場合、前記1枚目のシートと前記2枚目のシートとの前記シート間隔を前記第2間隔とする、請求項4または5に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記制御部は、前記印字ジョブに含まれるシート情報及び印字条件の少なくとも1つに基づき、前記所定枚数を設定する設定処理を実行する、請求項1または2に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示の画像形成装置の制御部は、画像形成ジョブを受け付けた時に、記録材の種類とプリント枚数の情報とに基づいて、搬送速度、定着温度調整の目標温度及び給紙許可温度を設定する。給紙許可温度は、制御部がジョブの開始信号を出すと同時に目標温度を切り替えた後、給紙部を動作させて画像形成を開始するためのトリガとする定着ローラの温度である。
【0003】
給紙部は、温度センサによる定着ローラの検出温度が給紙許可温度を上回ったときに作動する。制御部は、プリント枚数が所定枚数以上の場合と所定枚数未満の場合とで給紙許可温度を変更する。プリント枚数が所定数枚未満の場合の給紙許可温度は、プリント枚数が所定数枚以上の場合の給紙許可温度よりも低く設定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-231803号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示の画像形成装置では、プリント枚数が所定数枚以上の場合の給紙許可温度は、プリント枚数が所定数枚未満の場合の給紙許可温度よりも高く設定される。画像形成装置の定着装置が、加熱側にベルトを用い、ベルト幅方向を長手方向とするヒータによりベルトを加熱し、ヒータと加圧ローラとの間にベルトが挟まれることでニップ部を形成する場合、低熱容量のベルト及びヒータを用いる。
【0006】
このため、プリント枚数が多くなるとニップ部の温度が低下しやすい。特に、実際に使用される記録材における搬送方向に沿った長さが、画像形成ジョブに含まれる記録材における搬送方向に沿った長さよりも長いとき、ニップ部の温度がより低下しやすくなり、シートへの画像の定着強度を十分に維持できない可能性がある。
【0007】
本開示は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、定着部の温度が低下することを抑制するとともに、シートへの画像の定着強度が低下することを抑制することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するために、本開示の画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部に向けてシートを搬送する搬送部と、ヒータを含み、前記画像形成部によってシートに形成された画像を定着する定着部と、シートの搬送方向長さであるシート長を検知するシートセンサと、制御部と、を備え、前記制御部は、連続印字時に、前記搬送部によって複数枚のシートを第1間隔で搬送する搬送制御を実行し、前記搬送制御において、印字枚数が所定枚数以上であり、かつ、前記シートセンサに検知されたシート長が、印字ジョブに含まれるジョブのシート長よりも長いと判断した場合、前記連続印字の途中でシート間隔を前記第1間隔よりも広い第2間隔とする。
【0009】
印字枚数が所定枚数以上であり、かつ、シートセンサに検知されたシート長が、印字ジョブに含まれるジョブのシート長よりも長い場合、制御部は、連続印字の途中でシート間隔を広くする。シート間隔が広くなることにより、定着部がシートと接触しない時間の割合が大きくなり、定着部を蓄熱させることができる。よって、低熱容量のベルト及びヒータを用いても、定着部が冷えやすい状況において、定着部の温度が低下することを抑制でき、シートへの画像の定着強度が低下することを抑制できる。
【0010】
本開示の画像形成装置では、前記制御部は、前記シートセンサに検知されたシート長が、前記ジョブのシート長よりも所定長さを超えて長いと判断した場合、前記連続印字の途中で前記シート間隔を前記第2間隔としてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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