TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2023162920
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-11-09
出願番号2022073635
出願日2022-04-27
発明の名称コネクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類H01R 31/08 20060101AFI20231101BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】省スペース化が図れ、しかも、組付け作業性に優れたコネクタを提供する。
【解決手段】第1コネクタ嵌合部11及び第2コネクタ嵌合部12が、同一側面において第1方向Zに配列されたハウジング10と、複数の端子部26が第1方向Zに配列された状態でハウジング10に収容され、第1方向Zと交差する第2方向Xに並設された複数のバスバと、を備え、複数のバスバは、ハウジング10の一側に配置された第1バスバ25Aと、ハウジング10の他側に配置された第2バスバ25Bとされ、第1バスバ25Aの端子部26には、第1コネクタ61及び第2コネクタ71の第1バスとして機能するワイヤハーネス62,72の第1端子81Aが接続され、第2バスバ25Bの端子部26には、第1コネクタ61及び第2コネクタ71の第2バスとして機能するワイヤハーネス62,72の第2端子81Bが接続される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
相手側コネクタが嵌合される複数のコネクタ嵌合部が、同一側面において第1方向に配列されたハウジングと、
接続部から同一方向へ延在する複数の端子部を有し、複数の前記端子部が前記第1方向に配列された状態で前記ハウジングに収容され、前記第1方向と交差する第2方向に並設された複数のバスバと、
を備え、
複数の前記バスバは、前記ハウジングの一側に配置された第1バスバと、前記ハウジングの他側に配置された第2バスバとされ、
前記第1バスバの前記端子部には、前記コネクタ嵌合部に嵌合される前記相手側コネクタの第1バスとして機能するワイヤハーネスの第1端子が接続され、
前記第2バスバの前記端子部には、前記コネクタ嵌合部に嵌合される前記相手側コネクタの第2バスとして機能するワイヤハーネスの第2端子が接続される、
コネクタ。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記ハウジングには、
前記第1バスバの複数の前記端子部に装着される第1フェライト部と、
前記第2バスバの複数の前記端子部に装着される第2フェライト部と、
が設けられ、
前記ハウジングは、
前記第2フェライト部を保持する第2保持部を有する第1ハウジングと、
前記第1フェライト部を保持する第1保持部を有する第2ハウジングと、
から構成されている、
請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記第1保持部は、前記第2ハウジングの基部から前記第1ハウジング側へ突設され、前記第2保持部は、前記第1ハウジングの基部から前記第2ハウジング側へ突設され、
前記第1保持部は、前記第1ハウジング側が固定端とされるとともに前記第2ハウジング側が前記第2ハウジングの基部との間に隙間をあけた自由端とされ、前記自由端の間に前記第1フェライト部を挟んで保持する第1保持アームを有し、
前記第2保持部は、前記第2ハウジング側が固定端とされるとともに前記第1ハウジング側が前記第1ハウジングの基部との間に隙間をあけた自由端とされ、前記自由端の間に前記第2フェライト部を挟んで保持する第2保持アームを有する、
請求項2に記載のコネクタ。
【請求項4】
複数の前記バスバは、前記ハウジングにおける前記第2バスバよりも他側に配置された第3バスバを有し、
前記第3バスバの前記端子部には、前記コネクタ嵌合部に嵌合される前記相手側コネクタの第3バスとして機能するワイヤハーネスに接続された第3端子が接続され、
前記ハウジングは、前記第2ハウジングに設けられた第3保持部に保持され、前記第3バスバの複数の前記端子部に装着される第3フェライト部を備え、
前記第3保持部は、
前記第2ハウジングの基部から前記第1ハウジング側へ突設され、
前記第1ハウジング側が固定端とされるとともに前記第2ハウジング側が前記第2ハウジングの基部との間に隙間をあけた自由端とされ、前記自由端の間に前記第3フェライト部を挟んで保持する第3保持アームを有する、
請求項3に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記第1フェライト部、前記第2フェライト部及び前記第3フェライト部は、前記端子部が挿通される複数の挿通孔を有するフェライトである、
請求項4に記載のコネクタ。
【請求項6】
前記コネクタ嵌合部には、異なる領域に配索されるワイヤハーネスに設けられた相手側コネクタが嵌合され、前記ワイヤハーネス同士が前記バスバによって接続される、
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、複数の相手側コネクタとそれぞれ嵌合するための複数のコネクタ嵌合部が設けられたハウジングと、各コネクタ嵌合部内に突出した複数の端子とこれら複数の端子を連結した連結部とを有する導電部材と、複数の端子からノイズを除去するフェライトプレートと、を備えたコネクタが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-69270号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献1に記載のコネクタを用いてシステムを増加する場合、各システム毎に複数のコネクタを配置する必要がある。また、コネクタに接続可能な相手側コネクタは2極毎に分かれたものとなるため、コネクタに対して多数の相手側コネクタを嵌合する必要がある。このため、車両等における搭載スペースが不足すると共に、組付け作業の煩雑化を招いてしまう。
【0005】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、省スペース化が図れ、しかも、組付け作業性に優れたコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の上記目的は、下記構成により達成される。
【0007】
相手側コネクタが嵌合される複数のコネクタ嵌合部が、同一側面において第1方向に配列されたハウジングと、
接続部から同一方向へ延在する複数の端子部を有し、複数の前記端子部が前記第1方向に配列された状態で前記ハウジングに収容され、前記第1方向と交差する第2方向に並設された複数のバスバと、
を備え、
複数の前記バスバは、前記ハウジングの一側に配置された第1バスバと、前記ハウジングの他側に配置された第2バスバとされ、
前記第1バスバの前記端子部には、前記コネクタ嵌合部に嵌合される前記相手側コネクタの第1バスとして機能するワイヤハーネスの第1端子が接続され、
前記第2バスバの前記端子部には、前記コネクタ嵌合部に嵌合される前記相手側コネクタの第2バスとして機能するワイヤハーネスの第2端子が接続される、コネクタ。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、省スペース化が図れ、しかも、組付け作業性に優れたコネクタを提供できる。
【0009】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、第1実施形態に係るコネクタの斜視図である。
図2(a)は、第1実施形態に係るコネクタ及び相手側コネクタの斜視図であり、図2(b)は、相手側コネクタの平面図である。
図3は、第1ハウジングと第2ハウジングとが組付けられた状態のコネクタの水平方向に沿う断面図である。
図4は、第1ハウジングと第2ハウジングとが分離した状態のコネクタの斜視図である。
図5は、第1ハウジングと第2ハウジングとが分離した状態のコネクタの後方から視た斜視図である。
図6は、第1ハウジングと第2ハウジングとが分離した状態のコネクタの水平方向に沿う断面図である。
図7は、コネクタの分解斜視図である。
図8は、コネクタの組立手順を説明する斜視図である。
図9は、コネクタの組立手順を説明する斜視図である。
図10は、コネクタの組立手順を説明する斜視図である。
図11は、一体型フェライトを備えるコネクタの分解斜視図である。
図12は、第2実施形態に係るコネクタの分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

矢崎総業株式会社
端子
3日前
矢崎総業株式会社
バスバ
9日前
矢崎総業株式会社
収容箱
2日前
矢崎総業株式会社
収容箱
2日前
矢崎総業株式会社
バスバ
9日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
9日前
矢崎総業株式会社
嵌合構造
3日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
3日前
矢崎総業株式会社
表示装置
2日前
矢崎総業株式会社
表示装置
2日前
矢崎総業株式会社
端子カバー
3日前
矢崎総業株式会社
カプラ装置
6日前
矢崎総業株式会社
入出力回路
3日前
矢崎総業株式会社
部品組付構造
3日前
矢崎総業株式会社
導体接続構造
9日前
矢崎総業株式会社
電力供給装置
3日前
矢崎総業株式会社
スタッド係止具
6日前
矢崎総業株式会社
車両用表示装置
9日前
矢崎総業株式会社
電線ガイドピン
2日前
矢崎総業株式会社
コネクタユニット
2日前
矢崎総業株式会社
パッキン貼付構造
3日前
矢崎総業株式会社
バスバモジュール
3日前
矢崎総業株式会社
建築部材の製造方法
3日前
矢崎総業株式会社
光ファイバ接続構造
9日前
矢崎総業株式会社
止水部付電線の製造方法
2日前
矢崎総業株式会社
バッテリターミナルカバー
9日前
矢崎総業株式会社
電線の端末構造及びその製造方法
6日前
矢崎総業株式会社
プロテクタおよびワイヤハーネス
3日前
矢崎総業株式会社
端子圧着装置及び端子の圧着方法
6日前
矢崎総業株式会社
端子圧着装置及び端子の圧着方法
6日前
矢崎総業株式会社
箱状体、及び、電子部品内蔵ユニット
6日前
矢崎総業株式会社
車両用検出器及び車両用検出システム
6日前
矢崎総業株式会社
箱状体、及び、電子部品内蔵ユニット
6日前
矢崎総業株式会社
箱状体、及び、電子部品内蔵ユニット
6日前
矢崎総業株式会社
車載無線通信装置及び車載無線通信方法
6日前
矢崎総業株式会社
ワイヤハーネス製造方法及びワイヤハーネス
16日前
続きを見る