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公開番号
2023160161
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-11-02
出願番号
2022070311
出願日
2022-04-21
発明の名称
押圧検出パネル
出願人
NISSHA株式会社
代理人
主分類
G06F
3/041 20060101AFI20231026BHJP(計算;計数)
要約
【課題】 FPCにかかるコストを抑えることができ、かつ、パネルサイズが大きい場合でも押圧力の検出信号の面内均一性が得られる押圧検出パネルを提供する。
【解決手段】 本発明の押圧検出パネル1は、表面パネル2と、表面パネル2の背面に、前記表面パネル2の1辺に沿って帯状に配置された1つの歪みセンサ3と、を備える。歪みセンサ3は、長尺方向において中間部および両端部に分けて受感部R1,R2,R3を有する。隣り合う受感部どうし、すなわち受感部R1とR2,受感部R2とR3は、配線31によって直列に接続されている。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
表面パネルと、
前記表面パネルの背面に、前記表面パネルの1辺に沿って帯状に配置された1つの歪みセンサと、を備え、
前記歪みセンサが、長尺方向において中間部および両端部に分けて受感部を有し、隣り合う受感部どうしが配線によって直列に接続されている、押圧検出パネル。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
前記歪みセンサの前記受感部が、線状の抵抗体を繰り返して平行に折り返してなる素子である、請求項1の押圧検出パネル。
【請求項3】
前記歪みセンサの長尺方向において、前記受感部の設けられた各区間が前記中間部より前記両端部で長い、請求項1の押圧検出パネル。
【請求項4】
前記歪みセンサの長尺方向において、各々の前記配線の設けられた区間が、前記受感部の設けられた各区間のうち最小区間に対して3分の1以上である、請求項1又は請求項3のいずれかの押圧検出パネル。
【請求項5】
前記表面パネルが、四角形である、請求項1又は請求項3のいずれかの押圧検出パネル。
【請求項6】
前記歪みセンサが、さらに前記表面パネルの残りの辺の少なくとも1辺にも配置された、請求項1又は請求項3のいずれかの押圧検出パネル。
【請求項7】
前記歪みセンサが、前記中間部および前記両端部に分けて1つずつ、合計3つの受感部を有する、請求項1又は請求項3のいずれかの押圧検出パネル。
【請求項8】
前記歪みセンサが、前記中間部に2つ以上で前記両端部に各々1つ以上、合計4つ以上の受感部を有する、請求項1又は請求項3のいずれかの押圧検出パネル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、表面パネルの背面に設けられた歪みセンサによって押圧力を検出する押圧検出パネルに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、自動車のディスプレイ、コントロールスイッチ、ハンディーターミナル、製造機器向けコンソールなどの電子機器に組み込まれ、表面パネル上の特定領域を指等で押圧することにより必要な情報を入力し、機器を操作するデバイスとして各種の押圧検出パネルが知られている。
【0003】
一般的な押圧検出パネルとしては、タッチパネルがある。タッチパネルは、現在主流の静電容量方式のほか、抵抗膜方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式など種類も多い。しかし、いずれの方式も、操作面全体を電極で覆う必要があったり、あるいは装置が高コストだったりという問題がある。そこで、押圧により生じる表面パネルの歪み量を、歪みセンサで測定する押圧検出パネルが提案されている。
【0004】
押圧検出パネル11は、図7に示すように、四角形の表面パネル12の四隅にそれぞれ歪みセンサ13a、13b、13c、13dが配設されたものがよく知られている。各歪みセンサ13a~13dは表面パネル12上に印刷等の手段によって形成された抵抗体で構成されている(特許文献1参照)。
【0005】
そして、図示しない筐体に表面パネル12の端部が固定され、表面パネル12上に指等によって押圧力が加えられると、表面パネル12には歪みが発生する。このとき、表面パネル12とともにその上に形成された歪みセンサ13a、13b、13c、13dにも歪みが発生する。歪みセンサ13a、13b、13c、13dにおいては、歪み量の変化が電気的な抵抗値の変化として現れ、これを図示しない演算回路によって演算して押圧力を検出するようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2001-265518号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上記した押圧検出パネル11を用いて押圧力を検出するには、四隅に配置される各歪みセンサ13a~13dについてそれぞれ外部接続端子が必要となって端子数が多いため、さらには全端子をパネル外縁の一か所に集めて接続するFPCの幅サイズが大きくなるため、コストがかかるという問題がある。
【0008】
加えて、パネルサイズが大きい場合、表面パネル12上に指等で押圧力が加えられたときに、表示パネル12の1辺に平行な方向における両端部は、相対的に1辺に平行な方向における中間部よりも表面パネル12が変形しにくい。そのため、表面パネル12が変形しにくい四隅に配置された歪みセンサ13a~13dでは、その歪みに応じて検出する抵抗値の変化は小さく、押圧力を十分に検出しにくい。
【0009】
もちろん、四隅に配置された歪みセンサ13a~13dのサイズを大きくして感度を上げれば、表面パネル12が変形しにくい四隅に配置された歪みセンサ13a~13dであっても抵抗値の変化は大きくなり、押圧力を十分に検出できる。
しかしながら、四隅に配置された歪みセンサ13a~13dの感度を上げた場合、表面パネル12上の押圧する箇所によって検出される抵抗値の変化に差が大きく、押圧検出の面内均一性が得られない。
【0010】
したがって、本発明は、上記の課題を解決し、FPCにかかるコストを抑えることができ、かつ、パネルサイズが大きい場合でも押圧力の検出信号の面内均一性が得られる押圧検出パネルを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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