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公開番号2023159643
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-11-01
出願番号2022069468
出願日2022-04-20
発明の名称電子チケットシステム
出願人グレートインフォメーション株式会社
代理人個人,個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20231025BHJP(計算;計数)
要約【課題】電子チケットを所持する者の正当性を簡易かつ確実にチェック可能とするシステムを実現する。
【解決手段】ユーザのスマホ22と接続されるサーバを備えた電子チケットシステム10であって、サーバは、ユーザの顔写真を登録しておくユーザDB42と、イベント情報を登録しておくイベントDB44と、ユーザが取得した電子チケットに係るイベントIDを登録しておくチケットDB46と、スマホ22に電子チケット60を送信する手段を備え、電子チケット60には、ユーザの顔写真51と、イベント名62と、利用可能表示帯64が含まれており、ユーザがイベント会場に設置された二次元コードを読み込むと、サーバは入場確認ボタン67を備えたチェックイン画面66をスマホ22に送信し、イベント会場のスタッフによって入場確認ボタン67がタッチされると、利用済表示帯69が表示された利用済電子チケット68をスマホ22に送信する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ネットワークを介して複数のユーザの所持する各ユーザ端末と接続されるサーバを備えた電子チケットシステムであって、
上記サーバは、ユーザIDに関連付けて各ユーザの顔写真の画像データを登録しておく記憶手段と、
複数のイベントに関する情報を、イベントIDに関連付けて登録しておくイベント記憶手段と、
ユーザが取得した電子チケットに係るイベントIDをユーザIDに関連付けて登録しておくチケット記憶手段と、
ユーザ端末に対して、ユーザが取得した電子チケットを送信する手段を備え、
ユーザ端末のディスプレイに表示された電子チケットには、ユーザの顔写真と、イベント名と、当該電子チケットが利用可能状態にあることを示す利用可能表示が含まれており、
ユーザが上記ユーザ端末を介して上記サーバに接続し、イベント会場に設置されたコードをユーザ端末のカメラで読み込むと、上記サーバはコードに含まれたイベントIDに基づいてイベントを特定すると共に、当該ユーザがそのイベントのチケット取得者としてチケット記憶手段に登録されているか否かを確認し、
チケットの取得者である場合には、入場確認ボタンを備えたチェックイン画面をユーザ端末に送信し、
上記電子チケットの顔写真とユーザの顔を比べて同一人物であることを確認したイベント会場のスタッフによって上記入場確認ボタンがタッチされると、当該電子チケットが利用済であることを示す利用済表示が電子チケット上に表示されることを特徴とする電子チケットシステム。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
上記イベント記憶手段には、回数券型電子チケットの利用可能回数が記録されており、
ユーザが上記ユーザ端末を介して上記サーバに接続し、イベント会場に設置されたコードをユーザ端末のカメラで読み込むと、上記サーバはコードに含まれたイベントIDに基づいてイベントを特定すると共に、当該ユーザがそのイベントのチケット取得者としてチケット記憶手段に登録されている否か、及び利用可能回数に残りがあるか否かを確認し、
当該ユーザがチケットの取得者であり、かつ利用可能回数に残りがある場合には、入場確認ボタンを備えたチェックイン画面をユーザ端末に送信し、
イベント会場のスタッフによって上記入場確認ボタンがタッチされると、上記サーバは利用の事実を示す情報をチケット記憶手段に追加し、
当該ユーザがチケットの取得者であり、かつ利用可能回数に残りがない場合には、当該電子チケットが利用済であることを示す利用済表示が上記電子チケットに表示されることを特徴とする請求項1に記載の電子チケットシステム。
【請求項3】
ネットワークを介して複数のユーザの所持する各ユーザ端末と接続されるサーバを備えた電子チケットシステムであって、
上記サーバは、ユーザIDに関連付けて各ユーザの顔写真の画像データを登録しておく記憶手段と、
複数のイベントに関する情報を、イベントIDに関連付けて登録しておくイベント記憶手段と、
ユーザが取得した電子チケットに係るイベントIDをユーザIDに関連付けて登録しておくチケット記憶手段と、
ユーザ端末に対して電子参加証を送信する手段を備え、
ユーザ端末のディスプレイに表示された電子参加証には、ユーザの顔写真と、ユーザが取得した未利用の電子チケットのリストが含まれており、
ユーザがイベント会場において上記リストの中から当該イベントに対応した電子チケットの利用を選択すると、上記サーバは入場確認ボタンを備えたチェックイン画面をユーザ端末に送信し、
上記電子参加証の顔写真とユーザの顔を比べて同一人物であることを確認したイベント会場のスタッフによって上記入場確認ボタンがタッチされると、当該電子チケットが利用済であることを示す利用済表示が電子参加証上に表示されることを特徴とする電子チケットシステム。
【請求項4】
上記イベント記憶手段には、回数券型電子チケットの利用可能回数が記録されており、
上記リスト中の未利用の電子チケットには、利用可能回数に残りのある回数券型電子チケットが含まれており、
ユーザが上記リストの中から回数券型電子チケットの利用を選択すると、上記サーバは入場確認ボタンを備えたチェックイン画面をユーザ端末に送信し、
上記電子参加証の顔写真とユーザの顔を比べて同一人物であることを確認したイベント会場のスタッフによって上記入場確認ボタンがタッチされると、上記サーバは利用の事実を示す情報をチケット記憶手段に追加し、
利用可能回数に残りがなくなった場合には、当該回数券型電子チケットが利用済であることを示す利用済表示が上記電子参加証に表示されることを特徴とする請求項3に記載の電子チケットシステム。
【請求項5】
上記イベント記憶手段には、イベントに係る複数の座席番号が登録されており、
上記サーバは、上記ユーザ端末からチケット取得のリクエストが送信された場合に、上記チケット記憶手段を参照し、発行済のフラグが設定されていない座席番号を抽出し、そのリストを当該ユーザ端末に送信し、
ユーザ端末から上記リスト中の特定の座席番号について取得のリクエストが送信され、有料の場合には必要な代金の決済処理が完了した際に、上記チケット記憶手段内の当該座席番号に対し、発行済のフラグを設定することを特徴とする請求項1または3に記載の電子チケットシステム。
【請求項6】
上記イベント記憶手段には、イベントのチケット総数及び応募期間が登録されており、
上記サーバは、上記ユーザ端末から応募期間内にチケット取得のリクエストが送信された場合に、上記チケット記憶手段に当該ユーザを応募者として仮登録し、
所定のタイミングで上記チケット記憶手段に格納された応募者の中から、チケット総数分の当選者をランダムに抽出し、
各当選者のユーザ端末に当選の通知を送信することを特徴とする請求項1または3に記載の電子チケットシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は電子チケットシステムに係り、特に、自前のシステムを構築することなく、誰でもが自由にイベントを企画し、イベントへの参加チケットを一般利用者にペーパーレスで配布可能とする技術に関する。
続きを表示(約 3,600 文字)【背景技術】
【0002】
インターネットやスマートフォン(以下「スマホ」と称する)の普及により、コンサートやスポーツ大会といったイベントへの参加チケットが、従来の紙製のものから電子的なものへと移行しつつある(以下の非特許文献1及び2参照)。
電子チケットシステム・アプリ8選の比較!デジタルチケットの作成方法(インターネットURL:http://blog.500mails.com/online-ticket-system-comparison/ 検索日:2022年3月14日)
電子チケットとは? 種類とメリット・デメリット インターネットURL:https://www.ic-net.co.jp/media/ticket_sales/a12 検索日:2022年3月14日
【0003】
これら既存の電子チケットサービスを利用することにより、イベント主催者は比較的少ない手間で各種イベントを企画及び告知し、参加チケットを低コストで一般ユーザに発行可能となる。
また、イベント当日には参加チケットの有無や正当性を確認した上でユーザを会場に入場させる作業が必要となるが、これもユーザのスマホ画面上に表示されたバーコードや2次元コードをスキャナで読み込むだけで済み、従来のようにチケットをスタッフが手で千切って半券をユーザ渡す手間が不要となる。のみならず、入場/未入場のステータス管理がユーザ単位で可能となる利点も生じる。
利用者側にも、紙チケットの郵送を待つまでもなく、スマホ等の端末を介して即座にチケットを取得でき、紛失の危険性もないというメリットが生じる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このように、電子チケットサービスを利用することにより、イベントの主催者及び利用者の双方に多くの利点が生じることに間違いはないが、既存システムのようにスマホの画面上に表示されたバーコード等を読み込んで入場チェックを行う従来の方式では、チケットの転売や偽造等の不正を見破ることが難しいという問題が残されていた。
この発明は、このような現状に鑑みて案出されたものであり、電子チケットを所持する者の正当性を簡易かつ確実にチェック可能とするシステムの実現を目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の目的を達成するため、請求項1に記載した電子チケットシステムは、ネットワークを介して複数のユーザの所持する各ユーザ端末と接続されるサーバとを備えた電子チケットシステムであって、上記サーバは、ユーザIDに関連付けて各ユーザの顔写真の画像データを登録しておく記憶手段と、複数のイベントに関する情報を、イベントIDに関連付けて登録しておくイベント記憶手段と、ユーザが取得した電子チケットに係るイベントIDをユーザIDに関連付けて登録しておくチケット記憶手段と、ユーザ端末に対して、ユーザが取得した電子チケットを送信する手段を備え、ユーザ端末のディスプレイに表示された電子チケットには、ユーザの顔写真と、イベント名と、当該電子チケットが利用可能状態にあることを示す利用可能表示が含まれており、ユーザが上記ユーザ端末を介して上記サーバに接続し、イベント会場に設置されたコード(二次元コードやバーコード)をユーザ端末のカメラで読み込むと、上記サーバはコードに含まれたイベントIDに基づいてイベントを特定すると共に、当該ユーザがそのイベントのチケット取得者としてチケット記憶手段に登録されているか否かを確認し、チケットの取得者である場合には、入場確認ボタンを備えたチェックイン画面をユーザ端末に送信し、上記電子チケットの顔写真とユーザの顔を比べて同一人物であることを確認したイベント会場のスタッフによって、上記入場確認ボタンがタッチされると、当該電子チケットが利用済であることを示す利用済表示が電子チケット上に表示されることを特徴としている。
【0006】
請求項2に記載した電子チケットシステムは、請求項1のシステムであって、上記イベント記憶手段には、回数券型電子チケットの利用可能回数が記録されており、ユーザが上記ユーザ端末を介して上記サーバに接続し、イベント会場に設置されたコードをユーザ端末のカメラで読み込むと、上記サーバはコードに含まれたイベントIDに基づいてイベントを特定すると共に、当該ユーザがそのイベントのチケット取得者としてチケット記憶手段に登録されている否か、及び利用可能回数に残りがあるか否かを確認し、当該ユーザがチケットの取得者であり、かつ利用可能回数に残りがある場合には、入場確認ボタンを備えたチェックイン画面をユーザ端末に送信し、イベント会場のスタッフによって上記入場確認ボタンがタッチされると、上記サーバは利用の事実を示す情報(利用日時や利用回数等)をチケット記憶手段に追加し、当該ユーザがチケットの取得者であり、かつ利用可能回数に残りがない場合には、当該電子チケットが利用済であることを示す利用済表示が上記電子チケットに表示されることを特徴としている。
【0007】
請求項3に記載した電子チケットシステムは、ネットワークを介して複数のユーザの所持する各ユーザ端末と接続されるサーバを備えた電子チケットシステムであって、上記サーバは、ユーザIDに関連付けて各ユーザの顔写真の画像データを登録しておく記憶手段と、複数のイベントに関する情報を、イベントIDに関連付けて登録しておくイベント記憶手段と、ユーザが取得した電子チケットに係るイベントIDをユーザIDに関連付けて登録しておくチケット記憶手段と、ユーザ端末に対して電子参加証を送信する手段を備え、ユーザ端末のディスプレイに表示された電子参加証には、ユーザの顔写真と、ユーザが取得した未利用の電子チケットのリストが含まれており、ユーザがイベント会場において上記リストの中から当該イベントに対応した電子チケットの利用を選択すると、上記サーバは入場確認ボタンを備えたチェックイン画面をユーザ端末に送信し、上記電子参加証の顔写真とユーザの顔を比べて同一人物であることを確認したイベント会場のスタッフによって上記入場確認ボタンがタッチされると、当該電子チケットが利用済であることを示す利用済表示が電子参加証上に表示されることを特徴としている。
【0008】
請求項4に記載した電子チケットシステムは、請求項3のシステムであって、上記イベント記憶手段には、回数券型電子チケットの利用可能回数が記録されており、上記リスト中の未利用の電子チケットには、利用可能回数に残りのある回数券型電子チケットが含まれており、ユーザが上記リストの中から回数券型電子チケットの利用を選択すると、上記サーバは入場確認ボタンを備えたチェックイン画面をユーザ端末に送信し、上記電子参加証の顔写真とユーザの顔を比べて同一人物であることを確認したイベント会場のスタッフによって上記入場確認ボタンがタッチされると、上記サーバは利用の事実を示す情報をチケット記憶手段に追加し、利用可能回数に残りがなくなった場合には、当該回数券型電子チケットが利用済であることを示す利用済表示が上記電子参加証に表示されることを特徴としている。
【0009】
請求項5に記載した電子チケットシステムは、請求項1または3のシステムであって、上記イベント記憶手段には、イベントに係る複数の座席番号が登録されており、上記サーバは、上記ユーザ端末からチケット取得のリクエストが送信された場合に、上記チケット記憶手段を参照し、発行済のフラグが設定されていない座席番号を抽出し、そのリストを当該ユーザ端末に送信し、ユーザ端末から上記リスト中の特定の座席番号について取得のリクエストが送信され、有料の場合には必要な代金の決済処理が完了した際に、上記チケット記憶手段内の当該座席番号に対し、発行済のフラグを設定することを特徴としている。
【0010】
請求項6に記載した電子チケットシステムは、請求項1または3のシステムであって、 上記イベント記憶手段には、イベントのチケット総数及び応募期間が登録されており、上記サーバは、上記ユーザ端末から応募期間内にチケット取得のリクエストが送信された場合に、上記チケット記憶手段に当該ユーザを応募者として仮登録し、所定のタイミングで上記チケット記憶手段に格納された応募者の中からチケット総数分の当選者をランダムに抽出し、各当選者のユーザ端末に当選の通知を送信することを特徴としている。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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