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公開番号2023156816
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-10-25
出願番号2022066400
出願日2022-04-13
発明の名称撮像レンズ
出願人カンタツ株式会社
代理人
主分類G02B 13/00 20060101AFI20231018BHJP(光学)
要約【課題】広角でありながらも諸収差を良好に補正することのできる小型の撮像レンズを提供する。
【解決手段】物体側から像側に向かって順に、負の屈折力の第1レンズL1と、第2レンズL2と、正の屈折力の第3レンズL3と、正の屈折力の第4レンズL4と、第5レンズL5と、正の屈折力の第6レンズL6と、負の屈折力の第7レンズL7とを配置する。第1レンズL1は近軸において像側が凹面であり、第2レンズL2は近軸において物体側が凹面である。第5レンズL5は近軸において像側が凸面である。当該構成において撮像レンズは、レンズ系全体の焦点距離をf、第2レンズL2の焦点距離をf2、第5レンズL5の焦点距離をf5、第6レンズL6の焦点距離をf6としたとき、以下の各条件式を満足する。
8.00<|f2|/f<40.00、
0.80<|f6/f5|<4.00。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
物体側から像側に向かって順に、
負の屈折力を有する第1レンズと、
第2レンズと、
正の屈折力を有する第3レンズと、
正の屈折力を有する第4レンズと、
第5レンズと、
正の屈折力を有する第6レンズと、
負の屈折力を有する第7レンズとから構成され、
前記第1レンズは近軸において像側が凹面であり、
前記第2レンズは近軸において物体側が凹面であり、
前記第5レンズは近軸において像側が凸面であり、
以下の条件式を満足することを特徴とする撮像レンズ。
8.00<|f2|/f<40.00
0.80<|f6/f5|<4.00
但し、
f:レンズ系全体の焦点距離、
f2:前記第2レンズの焦点距離、
f5:前記第5レンズの焦点距離、
f6:前記第6レンズの焦点距離、
とする。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
-2.50<f12/f<-1.00
但し、
f12:前記第1レンズおよび前記第2レンズの合成焦点距離、
とする。
【請求項3】
以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
1.00<f3/f<3.00
但し、
f3:前記第3レンズの焦点距離、
とする。
【請求項4】
以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
-5.00<f7/f<-1.00
但し、
f7:前記第7レンズの焦点距離、
とする。
【請求項5】
以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
1.20<R1r/D12<3.50
但し、
R1r:前記第1レンズの像側の面の近軸曲率半径、
D12:前記第1レンズの像側の面から前記第2レンズの物体側の面までの光軸上の距離、
とする。
【請求項6】
以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
1.00<D45/D56<5.00
但し、
D45:前記第4レンズの像側の面から前記第5レンズの物体側の面までの光軸上の距離、
D56:前記第5レンズの像側の面から前記第6レンズの物体側の面までの光軸上の距離、
とする。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、CCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子上に被写体像を形成する撮像レンズに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
撮像レンズにおいて、解像度の高い鮮明な画像を得るためには、諸収差を良好に補正する必要がある。7枚のレンズから成るレンズ構成は、撮像レンズを構成するレンズの枚数が多いことから設計上の自由度が高く、諸収差を良好に補正できる。特許文献1は、比較的広い画角を有する7枚構成の撮像レンズを開示する。
【0003】
特許文献1に記載の撮像レンズは負の第1レンズと、負の第2レンズと、第3レンズと、正の第4レンズと、第5レンズと、第6レンズと、第7レンズとを有する。当該構成の撮像レンズでは、第3レンズの光軸上の厚さと光学全長との比および第6レンズの焦点距離と第7レンズの焦点距離との比をそれぞれ一定の範囲内に抑制することにより、撮像レンズの広角化とともに諸収差の良好な補正を図っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2018-523150号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1に記載の撮像レンズによれば、比較的良好に諸収差を補正できるものの、撮像レンズの広角化および小型化を図ることは困難である。
【0006】
本発明の目的は、諸収差が良好に補正された、広角で小型の撮像レンズを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の撮像レンズは、物体側から像側に向かって順に、負の屈折力を有する第1レンズと、第2レンズと、正の屈折力を有する第3レンズと、正の屈折力を有する第4レンズと、第5レンズと、正の屈折力を有する第6レンズと、負の屈折力を有する第7レンズとを配置して構成する。第1レンズは近軸において像側が凹面であり、第2レンズは近軸において物体側が凹面であり、第5レンズは近軸において像側が凸面である。
【0008】
第1レンズの像側の面を凹面にするとともに、第2レンズの物体側の面を凹面にすることにより、撮像レンズの広角化および小型化の両立を図りつつ像面湾曲、非点収差およびコマ収差を良好に補正できる。また、第5レンズの像側の面を凸面にすることにより、コマ収差を良好に補正できる。なお、本明細書において「小型」とは、光学全長、すなわち第1レンズの物体側の面から像面までの光軸上の距離とレンズ系全体の焦点距離との比(=光学全長/レンズ系全体の焦点距離)が小さいことをいう。
【0009】
上記構成の撮像レンズにおいて、第2レンズは近軸において物体側が凹面のメニスカスレンズであることが望ましい。非点収差および色収差を良好に補正できる。
【0010】
上記構成の撮像レンズにおいて、第5レンズは負の屈折力を有することが望ましい。第5レンズから第7レンズまでの屈折力の配列が「負正負」となるため、広範囲の波長について色収差を良好に補正できる。
(【0011】以降は省略されています)

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