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公開番号2023156205
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-10-24
出願番号2022065950
出願日2022-04-12
発明の名称土質遮水層の品質管理方法
出願人株式会社大林組
代理人個人
主分類E02D 3/00 20060101AFI20231017BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】従来よりも効率的且つ高精度に、土質遮水層における品質を管理することが可能な、土質遮水層の品質管理方法を提供する。
【解決手段】土質遮水層の施工範囲においてRI走査手段100を移動計測させて該土質遮水層の締固めの程度及び/又は透水係数を推定するRI走査推定工程と、前記RI走査推定工程によって得られた前記締固めの程度及び/又は前記透水係数が、RI走査品質基準を満たすか否かを判定するRI走査判定工程と、前記RI走査判定工程において、前記RI走査品質基準を満たさないと判定された場合に、砂置換法又は突砂法によって締固めの程度の推定を行う試験孔型推定工程と、前記試験孔型推定工程によって得られた前記締固めの程度が、試験孔型品質基準を満たすか否かを判定する試験孔型判定工程と、を少なくとも有することを特徴とする。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
土質遮水層の施工範囲においてRI走査手段を移動計測させて該土質遮水層の締固めの程度及び/又は透水係数を推定するRI走査推定工程と、
前記RI走査推定工程によって得られた前記締固めの程度及び/又は前記透水係数が、RI走査品質基準を満たすか否かを判定するRI走査判定工程と、
前記RI走査判定工程において、前記RI走査品質基準を満たさないと判定された場合に、砂置換法又は突砂法によって締固めの程度の推定を行う試験孔型推定工程と、
前記試験孔型推定工程によって得られた前記締固めの程度が、試験孔型品質基準を満たすか否かを判定する試験孔型判定工程と、を少なくとも有し、
前記試験孔型判定工程において、前記試験孔型品質基準を満たさないと判定された場合に、前記土質遮水層の再締固め又は剥ぎ取り再施工を行う
ことを特徴とする土質遮水層の品質管理方法。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記試験孔型品質基準の許容限度は、前記土質遮水層に求められる規定値であるとともに、前記RI走査品質基準の許容限度は前記試験孔型品質基準の許容限度よりも安全側である
請求項1に記載の土質遮水層の品質管理方法。
【請求項3】
土質遮水層の施工範囲においてRI走査手段を移動計測させて該土質遮水層の締固めの程度及び/又は透水係数を推定するRI走査推定工程と、
前記RI走査推定工程によって得られた前記締固めの程度及び/又は前記透水係数が、RI走査品質基準を満たすか否かを判定するRI走査判定工程と、
前記RI走査判定工程において、前記RI走査品質基準を満たさないと判定された場合に、固定式のRI測定手段によって締固めの程度及び/又は透水係数の推定を行う固定RI推定工程と、
前記固定RI推定工程によって得られた前記締固めの程度及び/又は前記透水係数が、固定RI品質基準を満たすか否かを判定する固定RI判定工程と、
前記固定RI判定工程において、前記固定RI品質基準を満たさないと判定された場合に、砂置換法又は突砂法によって締固めの程度の推定を行う試験孔型推定工程と、
前記試験孔型推定工程によって得られた前記締固めの程度が、試験孔型品質基準を満たすか否かを判定する試験孔型判定工程と、を少なくとも有し、
前記試験孔型判定工程において、前記試験孔型品質基準を満たさないと判定された場合に、前記土質遮水層の再締固め又は剥ぎ取り再施工を行う
ことを特徴とする土質遮水層の品質管理方法。
【請求項4】
前記試験孔型品質基準の許容限度は、前記土質遮水層に求められる規定値であるとともに、前記固定RI品質基準の許容限度は前記試験孔型品質基準の許容限度よりも安全側であり、前記RI走査品質基準の許容限度は前記固定RI品質基準の許容限度よりも安全側である
請求項3に記載の土質遮水層の品質管理方法。
【請求項5】
前記RI走査推定工程は、
前記RI走査手段の測定面と前記土質遮水層の表面との離間距離を計測する離間距離計測工程と、
前記離間距離計測工程において計測された前記離間距離に基づいて、前記締固めの程度及び/又は前記透水係数の推定値を補正する補正工程を含む
請求項1乃至4のいずれかに記載の土質遮水層の品質管理方法。
【請求項6】
前記RI走査推定工程は、
前記締固めの程度及び/又は前記透水係数の推定値に基づいて前記土質遮水層の施工範囲におけるヒートマップを作成するヒートマップ作成工程を含む
請求項5に記載の土質遮水層の品質管理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、土質遮水層の締固め度や透水係数など、土質遮水層の品質管理方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、廃棄物処分場などでは、汚染物質の漏洩・拡散を防止するために土質遮水層の設置が求められ、当該土質遮水層の遮水材としてベントナイト混合土が用いられることがある。そして、当該ベントナイト混合土の品質管理項目として、転圧機械による締固め施工後の、締固め度(密度)と透水係数がある。締固め度や透水係数には、品質上満たさなければならない規定値が品質管理基準として各関係機関によってそれぞれ定められている。
【0003】
上記締固め度は、従来型の砂置換法のほか、RI計測器によって計測され、透過型RI計測器を使用する際は、計測対象位置に深さ20cm程度の穴を削孔し、γ線源棒を挿入して測定される。そして測定後は削孔した穴をしっかりと埋め戻す必要がある。上記透水係数については、現地でブロックサンプリングを行い、試験室内で整形した後に、透水試験用のモールドに設置して透水試験を行うことによって求められる。
【0004】
また近年、散乱型RI計測器を用いて計測データを面的に取得することが提案されている(特許文献1参照)。具体的には、ロードローラに散乱型RI計測器を設置し、移動しながら連続的に地盤の密度測定をするものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-067297号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、前述した砂置換法や透過型RI計測器による計測は、非常に広い範囲の施工面に対して、所定の頻度且つ所定の範囲において測定(試験)が実施されるものであり、あくまで代表的な点の管理に過ぎない。したがって、基準面の強度のばらつきや、ベントナイト混合土のばらつきによって、測定(試験)を行っていない箇所が規定値を満たしていない可能性がある。
【0007】
すなわち、土質遮水層に要求される性能は低透水性であり、一部でも基準値を満たさない箇所が存在していれば、施工範囲全体に対して要求される遮水性を担保することはできない。したがって、代表箇所での現場密度測定では、土質遮水層の施工範囲全体における締固め品質管理は不可能ということになる。
【0008】
また、サンプリングによる透水試験にあっては、1ヶ月程度の試験期間が必要であるが、その1ヶ月の間には次工程の遮水シートの敷設が始まることもある。そうなると、透水試験の結果が規定値を満たしていないことが判った段階で、土質遮水層の再施工がより困難となる場合もあり、全体工程にも大きな悪影響を及ぼすこととなる。
【0009】
さらに、特許文献1に開示された移動式の散乱型RI計測器を用いた測定方法にあっては、測定の積分時間が短く、測定値のばらつきが透過型RI計測器よりも大きくなることから、良否判定の基準値を厳し目に設定することが必要となる。その結果、移動式の散乱型RI計測器によって基準値未満と判定された箇所は、実は本来の品質管理基準値を満たしている可能性も高く、本来不要の再施工を行ってしまう可能性がある。
【0010】
そこで本願発明は、上記した種々の問題点等に鑑み、従来よりも効率的且つ高精度に、土質遮水層における品質を管理することが可能な、土質遮水層の品質管理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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