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公開番号2023150625
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-10-16
出願番号2022059833
出願日2022-03-31
発明の名称インターホン機器
出願人アイホン株式会社
代理人個人
主分類H04M 1/02 20060101AFI20231005BHJP(電気通信技術)
要約【課題】壁面等への施工後もカメラのパン/チルト操作が可能で、カメラの撮像角度を調整することができるインターホン機器を提供する。
【解決手段】前操作摘まみ34を上下方向へ操作すると、レバー回動軸部33が回動して連結部31が上下方向へ移動し、当該連結部31の移動に伴い角度調整用基台20が左右方向を軸として傾き、ひいてはカメラ10のチルト角度が調整される一方、前操作摘まみ34を左右方向へ操作すると、レバー回動軸部33がスライドして連結部31が左右方向へ移動し、当該連結部31の移動に伴い角度調整用基台20が上下方向を軸として傾き、ひいてはカメラ10のパン角度が調整されるようにした。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
本体ケース内に、前記本体ケースの前方を撮像するカメラと、前記カメラのパン/チルト角度を操作する操作構造とが設けられたインターホン機器であって、
前記操作構造として、前記カメラの後側で前記カメラと一体化される基台と、ジョイント部を介して前記基台の後面に連結されるレバーとが設けられており、
前記レバーは、左右方向へ延びる回動軸部と、前記回動軸部の一端側から前方へ突出する操作摘まみと、前記回動軸部の他端側に設けられた連結部とを有し、
前記ジョイント部は、前記基台と前記連結部との間に介在され、前記レバーの前記基台に対する上下方向を軸とした回動角度のみ変化可能に構成されており、
さらに前記本体ケースの前面には、前記操作摘まみを露出させる操作窓が開設され、前記本体ケース内には、左右方向を軸として前記回動軸部を軸支するとともに、前記回動軸部の左右方向へのスライドを許容する軸支部が設けられており、
前記操作摘まみを上下方向へ操作すると、前記回動軸部が回動して前記連結部が上下方向へ移動し、当該連結部の移動に伴い、前記レバーの前記基台に対する上下方向及び前後方向を軸とした回動角度は変化しないまま前記基台が左右方向を軸として傾き、ひいては前記カメラのチルト角度が調整される一方、
前記操作摘まみを左右方向へ操作すると、前記回動軸部がスライドして前記連結部が左右方向へ移動し、当該連結部の移動に伴い、前記レバーの前記基台に対する上下方向を軸とした回動角度が相対的に変化することにより前記基台が上下方向を軸として傾き、ひいては前記カメラのパン角度が調整されることを特徴とするインターホン機器。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
本体ケース内に、前記本体ケースの前方を撮像するカメラと、前記カメラのパン/チルト角度を操作する操作構造とが設けられたインターホン機器であって、
前記操作構造として、前記カメラの後側で前記カメラと一体化される基台と、ジョイント部を介して前記基台の後面に連結されるレバーとが設けられており、
前記レバーは、上下方向へ延びる回動軸部と、前記回動軸部の一端側から前方へ突出する操作摘まみと、前記回動軸部の他端側に設けられた連結部とを有し、
前記ジョイント部は、前記基台と前記連結部との間に介在され、前記レバーの前記基台に対する左右方向を軸とした回動角度のみ変化可能に構成されており、
さらに前記本体ケースの前面には、前記操作摘まみを露出させる操作窓が開設され、前記本体ケース内には、上下方向を軸として前記回動軸部を軸支するとともに、前記回動軸部の上下方向へのスライドを許容する軸支部が設けられており、
前記操作摘まみを左右方向へ操作すると、前記回動軸部が回動して前記連結部が左右方向へ移動し、当該連結部の移動に伴い、前記レバーの前記基台に対する左右方向及び前後方向を軸とした回動角度は変化しないまま前記基台が上下方向を軸として傾き、ひいては前記カメラのパン角度が調整される一方、
前記操作摘まみを上下方向へ操作すると、前記回動軸部がスライドして前記連結部が上下方向へ移動し、当該連結部の移動に伴い、前記レバーの前記基台に対する左右方向を軸とした回動角度が相対的に変化することにより前記基台が左右方向を軸として傾き、ひいては前記カメラのチルト角度が調整されることを特徴とするインターホン機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、来訪者を撮像するためのカメラを備えたインターホン機器に関するものである。
続きを表示(約 2,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、玄関等に設置されて来訪者が居住者を呼び出すためのインターホン子機等のインターホン機器には、来訪者を撮像するためのカメラを備えたものが普及している。そして、そのようなインターホン機器では、カメラをパン/チルト操作可能としたものがあり、たとえば特許文献1に記載のインターホン機器では、本体ケースの背面にカメラをパン/チルト操作する操作摘まみを配置して、設置環境に合わせてカメラの向きの調整を可能としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-49989号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
カメラのパン/チルト操作を可能とした従来のインターホン機器では、上述したように本体ケースの背面に操作摘まみが設けられているため、当然のことながら壁面等へ施工後にカメラの撮像角度を調整することはできなかった。しかしながら、調整して施工したにも関わらず、施工後にカメラの向きを変えたい要望がある。
【0005】
そこで、本発明は、上記問題に鑑みなされたものであって、壁面等への施工後もカメラのパン/チルト操作が可能で、カメラの撮像角度を調整することができるインターホン機器を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、本体ケース内に、本体ケースの前方を撮像するカメラと、カメラのパン/チルト角度を操作する操作構造とが設けられたインターホン機器であって、操作構造として、カメラの後側でカメラと一体化される基台と、ジョイント部を介して基台の後面に連結されるレバーとが設けられており、レバーは、左右方向へ延びる回動軸部と、回動軸部の一端側から前方へ突出する操作摘まみと、回動軸部の他端側に設けられた連結部とを有し、ジョイント部は、基台と連結部との間に介在され、レバーの基台に対する上下方向を軸とした回動角度のみ変化可能に構成されており、さらに本体ケースの前面には、操作摘まみを露出させる操作窓が開設され、本体ケース内には、左右方向を軸として回動軸部を軸支するとともに、回動軸部の左右方向へのスライドを許容する軸支部が設けられており、操作摘まみを上下方向へ操作すると、回動軸部が回動して連結部が上下方向へ移動し、当該連結部の移動に伴い、レバーの基台に対する上下方向及び前後方向を軸とした回動角度は変化しないまま基台が左右方向を軸として傾き、ひいてはカメラのチルト角度が調整される一方、操作摘まみを左右方向へ操作すると、回動軸部がスライドして連結部が左右方向へ移動し、当該連結部の移動に伴い、レバーの基台に対する上下方向を軸とした回動角度が相対的に変化することにより基台が上下方向を軸として傾き、ひいてはカメラのパン角度が調整されることを特徴とする。
【0007】
また、上記目的を達成するために、本発明のうち請求項2に記載の発明は、本体ケース内に、本体ケースの前方を撮像するカメラと、カメラのパン/チルト角度を操作する操作構造とが設けられたインターホン機器であって、操作構造として、カメラの後側でカメラと一体化される基台と、ジョイント部を介して基台の後面に連結されるレバーとが設けられており、レバーは、上下方向へ延びる回動軸部と、回動軸部の一端側から前方へ突出する操作摘まみと、回動軸部の他端側に設けられた連結部とを有し、ジョイント部は、基台と連結部との間に介在され、レバーの基台に対する左右方向を軸とした回動角度のみ変化可能に構成されており、さらに本体ケースの前面には、操作摘まみを露出させる操作窓が開設され、本体ケース内には、上下方向を軸として回動軸部を軸支するとともに、回動軸部の上下方向へのスライドを許容する軸支部が設けられており、操作摘まみを左右方向へ操作すると、回動軸部が回動して連結部が左右方向へ移動し、当該連結部の移動に伴い、レバーの基台に対する左右方向及び前後方向を軸とした回動角度は変化しないまま基台が上下方向を軸として傾き、ひいてはカメラのパン角度が調整される一方、操作摘まみを上下方向へ操作すると、回動軸部がスライドして連結部が上下方向へ移動し、当該連結部の移動に伴い、レバーの基台に対する左右方向を軸とした回動角度が相対的に変化することにより基台が左右方向を軸として傾き、ひいてはカメラのチルト角度が調整されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、本体ケースの前面に露出する操作摘まみを上下方向(請求項1)若しくは左右方向(請求項2)へ操作すると、カメラのチルト角度が調整され、操作摘まみを左右方向(請求項1)若しくは上下方向(請求項2)へ操作すると、カメラのパン角度が調整されるようになっている。したがって、たとえ壁面等への施工後であっても、本体ケースの前面側からカメラのパン/チルト操作が可能で、カメラの撮像角度を調整可能なインターホン機器とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
インターホン子機を正面から示した説明図である。
化粧カバーが取り外された状態にある本体ケースを正面から示した説明図である。
インターホン子機を背面から示した説明図である。
前ケースの後面側を示した斜視説明図である。
後ケースの前面側を示した斜視説明図である。
組み立て状態にあるカメラ及び操作構造を示した斜視説明図であり、(a)は前側から、(b)は後側から夫々示している。
カメラと操作構造とを分解して前側から示した斜視説明図である。
カメラと操作構造とを分解して後側から示した斜視説明図である。
図1中のA-A線断面におけるカメラ部分を拡大して示した説明図である。
図1中のB-B線断面を示した説明図である。
カメラが正面を向いている場合のカメラ及び操作構造を示した説明図であり、(a)は正面、(b)は背面、(c)は上面を示している。
カメラが上方を向いている場合のカメラ及び操作構造を示した説明図であり、(a)は正面、(b)は背面、(c)は上面を示している。
(a)は図12中のC-C線断面を示した説明図であり、(b)は図12中のD-D線断面を示した説明図である。
カメラが右方を向いている場合のカメラ及び操作構造を示した説明図であり、(a)は正面、(b)は背面、(c)は上面を示している。
(a)は図14中のE-E線断面を示した説明図であり、(b)は図14中のF-F線断面を示した説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施形態となるインターホン子機について、図面にもとづき詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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