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公開番号2023144790
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-10-11
出願番号2022051931
出願日2022-03-28
発明の名称穀物乾燥調製機施設
出願人井関農機株式会社
代理人
主分類G06Q 50/02 20120101AFI20231003BHJP(計算;計数)
要約【課題】荷受け穀物を自動で判別することが可能となり、乾燥~玄米タンクに至るまでの各機械のデータを自動で関連付けることが可能な穀物乾燥調製機施設のデータ利用や評価方法を提供する。
【解決手段】方法は、張込時の映像より、穀物を収容するコンテナと車両番号、張込時の時刻から穀物の識別番号を自動作成し、時系列で各機材のデータを取り出し、穀物の識別番号に自動登録し、あらかじめ登録された作業工程データと比較することで、穀物の価値を早期に算出することが可能となる。また取得したデータをサーバーに蓄積し、外部データを加え、データ共有することで精度の高い乾燥調製システムを構築する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
乾燥機への荷受部に設置する撮像手段により、荷受穀物を収容するコンテナに設けるコンテナ番号を読み取り、前記コンテナ番号と、前記コンテナを荷受した時刻とを組み合わせて荷受番号を作成し、
前記荷受番号に、乾燥機による乾燥運転のデータや、乾燥機で乾燥した後の調製機の調製運転データを時系列的に追加で登録して管理用データ群とし、
該管理用データ群により、前記コンテナ毎の穀物のデータを管理することを特徴とする乾燥調製システム。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記乾燥運転データや、前記調製運転データについて、予め標準とする作業工程データ(36A)をデータベースに格納し、
前記管理用データ群と作業工程データ(36A)を比較照合し、荷受した穀物の価値を算定することを特徴とする請求項1記載の乾燥調製システム。
【請求項3】
前記乾燥運転データや調製運転データを共通の情報処理用データに変換して、前記荷受番号に時系列で登録して管理用データ群を生成することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の乾燥調製システム。
【請求項4】
前記乾燥運転データとして乾燥機のコントローラから出力されるデータログと、調製運転データとして調製機のコントローラから出力されるデータログとを、データログ用読み込みソフトで読み込み、
前記データログの形式のままの乾燥運転データと調製運転データとを前記荷受番号に追加で登録して管理用データ群を生成することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の乾燥調製システム。
【請求項5】
管理用データ群の登録の認証システムをインターネット上の外部サーバーであるクラウドサーバー(121)と乾燥調製施設の統括端末(36)の両方に置き、
ユーザー端末の認証(103)、(104)、(105)や乾燥調製施設の定期データの送信(108)、(109)は統括端末(36)で行い、
荷受け番号に新規に取得した時系列ごとの共有データを、外部サーバーに登録する場合は、外部サーバーの認証システム(122)が作動し、認証された場合において、統括端末(36)からリクエストデータ送信(107)をユーザー端末に送り、
同時に(150)、(144)で外部サーバーにアクセスし共有データのリクエスト送信として他の端末にも送信し(145)、(146)情報共有することを特徴とする請求項1、2、3、4記載の乾燥調製システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、穀物乾燥調製機施設のデータ利用や評価方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
穀物乾燥調製施設において、乾燥機、籾摺選別機、色彩選別機、食味計(登録商標)、玄米タンクへの排出の作業行程より自動でデータを取得しても、これに関する荷受け穀物との関係が手動入力であるため、データ管理が十分できない場合がある。この問題の背景には、自動で荷受け穀物を判別することができないことや、乾燥調製機においては各種メーカでデータ形式が異なることや、同じメーカでも新旧の機械でデータの互換性が薄くなっていることが要因として上げられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-87274
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記の従来技術では、荷受するときの生産者氏名、IDコード、荷受番号、サンプル籾の重量が一致するか否かを照合するという記載事項はあるが、そのデータの入力方法等については記載されていない。本発明においては、荷受けの穀物を識別するためのコンテナ番号、及び搬送する車両番号の登録データと、荷受けの時の映像データより、これらの識別を自動判定し、荷受けした時刻を同時に登録することで荷受けを自動判別する。
【0005】
また各乾燥調製機のデータは共通性が無い場合が多いが、各コントローラから発するデータログを読み取り、時系列的に登録することで、異常が発生した時等にこれらのデータログを読み出しすることができることで、対応の補助を可能とする。また共通データとして変換対応ができるデータにおいては、あらかじめ登録された作業行程データと比較することで、基準値に対しての評価を行うことを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1の発明は、次の技術手段により解決される。
【0007】
乾燥機への荷受部に設置する撮像手段により、荷受穀物を収容するコンテナに設けるコンテナ番号を読み取り、前記コンテナ番号と、前記コンテナを荷受した時刻とを組み合わせて荷受番号を作成し、荷受番号に、乾燥機による乾燥運転のデータや、乾燥機で乾燥した後の調製機の調製運転データを時系列的に追加で登録して管理用データ群とし、該管理用データ群により、前記コンテナ毎の穀物のデータを管理する。
【0008】
請求項2の発明は、次の技術手段により解決される。
【0009】
乾燥運転データや調製運転データについて、予め標準とする作業工程データ36Aをデータベースに格納し、管理用データ群と作業工程データ36Aを比較照合し、荷受した穀物の価値を算定する。
【0010】
請求項3の発明は、次の技術手段により解決される。
(【0011】以降は省略されています)

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