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公開番号2023139346
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-10-04
出願番号2022044826
出願日2022-03-22
発明の名称足場材
出願人アサヒ産業株式会社
代理人個人
主分類G06K 19/077 20060101AFI20230927BHJP(計算;計数)
要約【課題】ICタグを材表面に付与するにあたり、仮設足場の構築や解体時の衝撃からRFICを保護し、より確実に個別情報を管理することができる足場材を提供する。
【解決手段】ICタグを材表面に固定した仮設足場用の足場材であって、ICタグは、足場材の識別情報を記録したシート状のRFICと、このRFICの少なくとも材表面側のシート片面を被覆する樹脂製の保護層とを備え、保護層は、仮設足場の構築・解体に際する耐衝撃性を有するものとした。また保護層は太陽光に対する遮熱性をも有することが好ましい。さらにICタグは、RFICの全体が保護層で被覆され、RFICは材表面から浮き上がって位置させる。なお、保護層を形成する樹脂はポリウレアとする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ICタグを材表面に固定した仮設足場用の足場材であって、前記ICタグは、前記足場材の識別情報を記録したシート状のRFICと、該RFICの少なくとも前記材表面側のシート片面を被覆する樹脂製の保護層とを備え、当該保護層は、前記仮設足場の構築・解体に際する耐衝撃性を有することを特徴とした足場材。
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
保護層は、遮熱性をさらに有する請求項1記載の足場材。
【請求項3】
ICタグは、RFICの全体を保護層で被覆してなる請求項1または2記載の足場材。
【請求項4】
ICタグは、RFICが材表面から離間して位置する請求項1、2または3記載の足場材。
【請求項5】
スペーサーを介してRFICを材表面から離間させた請求項4記載の足場材。
【請求項6】
保護層を形成する樹脂はポリウレアである請求項1から5のうち何れか一項記載の足場材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、建築のための仮設足場に係り、管理が容易な足場材に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
建築に際しては躯体などを構築するための仮設足場が必要であり、近年、安全基準が厳格化されていることも一因として、仮設足場の足場材は年々その構成が複雑化している。また、足場材の種類も多岐に亘っている。
【0003】
ところで、足場材は一般的に繰り返し利用を前提とするもので、複数回の転用が行われる。その場合の管理として個々の足場材には型番、製造年月、製造工場などの識別標識が付与されている。従来、識別標識には金属製のシールが用いられることが多く、シール表面に各種の情報が表示されていた。しかしながら、このような構成であると、情報は目視によって確認しなければならないので、時間を要すると共に誤判定が生じることがあり、正確な材料管理をすることは困難であった。
【0004】
そこで、識別標識としてICタグを採用し、ICに各種の情報を書き込んで、これをICリーダーによって瞬時に読み取るという方法が考えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-162119号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、ICタグを利用するにあたって注意しなければならないRFICへの衝撃や熱について、ICタグは、例えば特許文献1に開示されているように、シート状のRFICを薄い樹脂に浸漬したものであるから、仮設足場を組んだり解体したりする際の衝撃によってRFICが容易に破壊されてしまうという問題がある。また、RFICに異常があっても、外部からの目視ではこれを判別することができず、誤作動が生じるという問題につながる。
【0007】
本発明は上述した課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、ICタグを材表面に付与するにあたり、仮設足場の構築や解体時の衝撃からRFICを保護し、より確実に個別情報を管理することができる足場材を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述した目的を達成するために本発明では、材表面にICタグを固定した仮設足場用の足場材であって、前記ICタグは、前記足場材の識別情報を記録したシート状のRFICと、該RFICの少なくとも前記材表面側のシート片面を被覆する保護層とを備え、当該保護層は、前記仮設足場の構築・解体に際する耐衝撃性を有した材質と厚みの樹脂によって形成するという手段を用いた。なお、RFICは、Radio Frequency Integrated Circuitの略称であり、高周波集積回路あるいは無線周波数集積回路を意味する。
【0009】
本発明は、材表面に固定したICタグ内の識別情報を読み取ることによって、その足場材の型番や製造年月日、製造工場等をデジタルによって管理することができる。そして、このICタグは、本発明では樹脂製の保護層によって被覆しているため、耐摩耗性を有することはもちろん、耐衝撃性をも有するから、仮設足場の構築や解体時の衝撃からRFICが保護され、足場材の転用回数に見合った長期に亘って、識別情報の読み取りが可能となる。なお、保護層がリーダーによる読み取り(非接触通信)を阻害しないことはもちろんである。
【0010】
好ましくは、ICタグはRFICの全体を保護層で被覆する。表面からの外力や熱だけでなく、裏面(材表面)からの外力や熱からもRFICを保護するためである。また、RFICを材表面から離間して位置させることにより、こうした裏面からの外力や熱からRFICを防護することができる。この場合の離間手段としては、やや厚めの両面テープなどによってスペーサーを採用する。スペーサーは一枚であってもよいが、複数の片に分割されている場合は、スペーサー相互間に保護層を形成することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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