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公開番号2023135664
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-09-28
出願番号2023054334
出願日2023-03-12
発明の名称介助用車椅子
出願人個人
代理人
主分類A61G 7/10 20060101AFI20230921BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】被介護者を移乗させる際、介助用車椅子の高さを昇降させ、介助用車椅子と、移乗対象物との高さの関係を、高い所から低い所へ移乗させる。また、外側に向かって倒したサイドガードを移乗対象物に橋渡しさせ、介助用車椅子と移乗対象物との間を滑らせるように移乗させる。さらに身体の方向を変え、移乗対象物に座るように移乗させることにより、介護者の身体的負担を軽減できる介助用車椅子を提供する。
【解決手段】本発明の介助用車椅子は、車椅子本体の高さを昇降させるための、ジャッキ式昇降装置を備えている。また、丁番式金具を介して取り付けられた両外側に倒すことができるサイドガードは、スライド式伸縮にて、長さを変更できる構造であり、連結コロコンローラー、連結ボールローラーを有する搬送装置を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
介助用車椅子の昇降装置において、フレームと、車輪固定部との間に備えられた、ジャッキ式昇降ユニットを介して接続された固定脚を有し、ジャッキ式昇降ユニットを伸ばすことで、固定脚を着地させ、車輪を地面から浮かせることにより停車させる。さらにジャッキ式昇降ユニットを伸ばすことで、介助用車椅子の高さを上昇させることができること、また、ジャッキを解除させることで介助用車椅子の高さを下降させ、車輪を着地させ走行状態にすることができること
を特徴とする介助用車椅子。
続きを表示(約 160 文字)【請求項2】
介助用車椅子のフレームに、丁番式金具を介して取り付けられた両外側に倒すことのできるサイドガードを備えた介助用車椅子において、サイドガードがスライド式伸縮の構造であり、かつ、サイドガードが、コロコンローラー、ボールローラーを有する搬送装置を備えていること
を特徴とする介助用車椅子。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、介護者の負担を軽減することができる介助用車椅子に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
高齢化が進み脚力の衰え、自力で歩行が困難になった高齢者、身体の不自由な被介護者が日常生活において車椅子を利用する場合、車椅子とベッドとの移乗、車椅子と車の座席シートへの移乗をする際に、介護者に負担かかかってくるということが課題となっている。
【0003】
特許文献1では、移乗、移動用のリフト取り替えクッションが考案されており、車椅子の座シートに取り替えクッションを置き、ここに被介護者を座らせ、移乗時に仕掛け孔にリフトの爪先を差し込み、被介護者を座らせたままリフトを後退させ移乗するという、介護者に負担のかからない有効的な手段が提案されている。
【先行技術文献】
【】
特開2020-130991
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら上述した従来の技術においては、リフトを利用するため、介護者の負担はかからないが、リフトを使用するため、使用場所が限られてしまい、必要最低限の生活を送る支援はできるが、車椅子を用いての外出、車での外出に連れて行きにくいという問題がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明では第一の発明として、ジャッキ式昇降ユニットの伸縮にて、介助用車椅子全体を固定脚で支え、さらに介助用車椅子の高さを自在に変更できるため、移乗時、介助用車椅子と移乗対象物との高さの関係をいつも高い所から、低い所にできるという手段を採用する。
【0007】
また、第二の発明として、連結コロコンローラー、連結ボールローラーを有する搬送装置を備えたサイドガードは、両外側に向かって倒すことができ、移乗対象物に橋渡しするように乗せることにより、座ったままの被介護者の身体をサイドガードの上を滑らせるように移乗させ、体の向きを変え、移乗対象に座らせるという手段を採用する。
【発明の効果】
【0008】
上記発明によれば、被介護者を移乗させる際、いつも高いところから、低いところに移乗させることができる。外側に向かって倒すことができるサイドガードは、ローラー式搬送装置を備え、移乗対象物に橋渡しさせるように乗せることで、被介護者の身体を滑らせながら移乗、さらに方向を変え、移乗対象物に座らせることにより、介護者の身体的負担を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
車椅子を移乗対象物より高くし、右サイドガードを移乗対象物に橋渡し、被介護者を移乗させ、身体を方向転換させた時の斜視図である。
右サイドガードを移乗対象物に橋渡しをした時の平面図である。
昇降ユニットを伸ばし、介助用車椅子の高さを高くした時の左側図面である。
走行状態の介助用車椅子の右側図面である。
伸ばした右サイドガード部分の平面図である
昇降ユニットを伸ばし、車椅子の高さを高くした時の背面図である。
介助用車椅子を折り畳んだ時の背面図である
倒した右サイドガード部分の右側図面である。
右サイドガードを倒し、長さを伸ばした時の正面図である。
右サイドガードを倒した時の、移乗中の平面図である。
移乗中、被介護者の体の向きを変えた時の平面図である。
右サイドガードを縮めた状態の平面図である
車椅子の高さを上昇させ、右サイドガードを倒した時の右側図面である。
車椅子を移乗対象物より低い状態で、右サイドガードを移乗対象物に橋渡しをした時の正面図である。
右サイドガードを倒した時の底面図である。
サイドガードを固定し、肘を置ける状態にした時の斜視図である。
サイドガードの固定を解除した時の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、本発明に係る介助用車椅子の実施形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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