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公開番号2023134378
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-09-27
出願番号2023028263
出願日2023-02-27
発明の名称油性化粧料
出願人株式会社トキワ
代理人
主分類A61K 8/37 20060101AFI20230920BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】 分岐状、または、鎖状の揮発性シリコーン油を含みつつ、保存安定性がよく、沈降しても再び分散しやすく、速乾性に優れ、べたつきのない使用感を得ることができる油性化粧料を提供すること。
【解決手段】 本発明の油性化粧料は、(A)分岐状、または、鎖状の揮発性シリコーン油、(B)リンゴ酸ジイソステアリル、及び(C)顔料、を含み、(B)成分の含有量が、油性化粧料を基準として、1~40質量%である。
【選択図】 なし
特許請求の範囲【請求項1】
(A)分岐状、または、鎖状の揮発性シリコーン油、(B)リンゴ酸ジイソステアリル、(C)粉体、を含む油性化粧料であって、
前記(B)成分の含有量が、油性化粧料の全量を基準として、1~40質量%である、油性化粧料。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記(A)成分として、メチルトリメチコンを含む、請求項1に記載の油性化粧料。
【請求項3】
(D)HLB8未満の非イオン性界面活性剤をさらに含む、請求項1または2に記載の油性化粧料。
【請求項4】
前記(C)成分として、(C1)紫外線散乱剤を含み、
前記(D)成分として、(D1)分岐状ポリエーテル変性シリコーンを含む、請求項1または2に記載の油性化粧料。
【請求項5】
(A)分岐状、または、鎖状の揮発性シリコーン油、(B)リンゴ酸ジイソステアリル、(C)粉体、及び(E)水、を含む、油性化粧料であって、
前記(B)成分の含有量が、油性化粧料中の油相成分の全量を基準として、1~40質量%である、油性化粧料。
【請求項6】
前記(A)成分として、メチルトリメチコンを含む、請求項5に記載の油性化粧料。
【請求項7】
(D)HLB8未満の非イオン性界面活性剤をさらに含む、請求項5または6に記載の油性化粧料。
【請求項8】
前記(C)成分として、(C1)紫外線散乱剤を含み、
前記(D)成分として、(D1)分岐状ポリエーテル変性シリコーンを含む、請求項5または6に記載の油性化粧料。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、油性化粧料に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
液状のチーク、ファンデーション、ハイライター等の油性化粧料は、密着感がある一方で、油性成分中の不揮発性油によるべたつき感がある。そこで揮発性シリコーン油を油性化粧料に配合すると、軽い感触が得られることから、揮発性シリコーン油は多くの化粧料に用いられている。
【0003】
揮発性シリコーン油は、デカメチルシクロペンタシロキサン等の環状構造や、メチルトリメチコン等の分岐状構造、ジメチルポリシロキサン等の鎖状構造がある。中でも環状構造のジメチルシロキサンはなめらかで軽やかな感触を実現する揮発性の油で、従来から多用されている(特許文献1、2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-201701号公報
特開2004-300095号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、環状構造の揮発性シリコーン油は環境下で分解されず環境への影響が懸念されている。そこで分岐構造や鎖状構造の揮発性シリコーン油への期待が高まっているが、これらは環状構造より分子量が小さいため、比重が小さく、揮発速度が早いことから、顔料や紫外線散乱剤等の粉体を含む化粧料において、分離しやすい、あるいは分離沈降した粉体の再分散が困難であるといった課題があった。低粘度の化粧料ではその傾向がより顕著である。
【0006】
そこで本発明は、分岐状、または、鎖状の揮発性シリコーン油を配合した油性化粧料において、保存安定性がよく、沈降しても再び分散しやすく、速乾性に優れ、べたつきのない使用感を得ることができる油性化粧料の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明は、(A)分岐状、または、鎖状の揮発性シリコーン油、(B)リンゴ酸ジイソステアリル、(C)粉体、を含む油性化粧料であって、(B)成分の含有量が、油性化粧料の全量を基準として、1~40質量%である、油性化粧料を提供する。
【0008】
また、本発明は、(A)分岐状、または、鎖状の揮発性シリコーン油、(B)リンゴ酸ジイソステアリル、(C)粉体、及び(E)水、を含む、油性化粧料であって、前記(B)成分の含有量が、油性化粧料中の油相成分の全量を基準として、1~40質量%である、油性化粧料を提供する。
【0009】
本発明の油性化粧料は、上記構成を有することにより、保存安定性がよく、沈降や分離しても再分散しやすく、速乾性に優れ、べたつきのない使用感を得ることができる。
【0010】
本発明の油性化粧料は、前記(A)がメチルトリメチコンであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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