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公開番号
2023133751
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-09-27
出願番号
2022038916
出願日
2022-03-14
発明の名称
農作業機
出願人
井関農機株式会社
代理人
個人
主分類
A01C
15/00 20060101AFI20230920BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】圃場の肥料濃度を検出する肥沃度センサの検出結果に応じて施肥装置の施肥量を自動調節する可変施肥装置を装着した乗用型田植機がある。然しながら、肥沃度センサは左右前輪に設けられており、肥沃度の検出後直ちに施肥装置の施肥量を自動調節しなければならず、調節が間に合わないような事態が発生し、適切な施肥量の自動調節が行い難いものであった。そこで、適切な施肥量の自動調節が行えて良好な施肥作業が行える農作業機を提供する。
【解決手段】次工程の圃場の肥沃度を検出する肥沃度センサ700を設け、GPS制御装置が取得した機体の位置情報から肥沃度センサ700が圃場の肥沃度を検出する位置を算出して、次工程の肥沃度とその位置情報を記憶し、次工程で記憶した肥沃度とその位置情報に基づいて施肥量調節装置400を作動させて施肥装置100の施肥量を自動調節するコントローラを設ける。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
走行車体(2)に作業部(4)と施肥量調節装置(400)にて施肥量が調節される施肥装置(100)を装着し、機体の位置情報を取得するGPS制御装置(120)を設けた農作業機において、次工程の圃場の肥沃度を検出する肥沃度センサ(700)を設け、GPS制御装置(120)が取得した機体の位置情報から肥沃度センサ(700)が圃場の肥沃度を検出する位置を算出して、次工程の肥沃度とその位置情報を記憶し、次工程で記憶した肥沃度とその位置情報に基づいて施肥量調節装置(400)を作動させて施肥装置(100)の施肥量を自動調節するコントローラ(210)を設けたことを特徴とする農作業機。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
圃場に次工程の直進の目安となるガイド線を形成する線引マーカ(16)を作業状態と圃場から上方に退避した状態に切り換え自在に設け、該線引マーカ(16)が作業状態の時に圃場に突入して圃場の肥沃度を検出する肥沃度センサ(700)を設けたことを特徴とする請求項1記載の農作業機。
【請求項3】
肥沃度センサ(700)が線引マーカ(16)に装着された一対の電極体(701)にて構成されることを特徴とする請求項2記載の農作業機。
【請求項4】
走行車体(2)に作業部(4)を昇降自在に装着し、機体の位置情報を取得するGPS制御装置(120)を設けた農作業機において、圃場の一側で作業部(4)を下降させて他側に向けて作業を行って他側で作業部(4)を上昇させて旋回して作業を行う際に、圃場の一側で作業部(4)を下降させた作業開始位置(A)と他側で作業部(4)を上昇させた旋回開始位置(B)をGPS制御装置(120)にて取得して、コントローラ(210)が作業開始位置(A)から旋回開始位置(B)までの距離と方位を算出して基準作業工程距離と基準作業方位として記憶し、次工程で作業部(4)を下降させて他側に向けて作業を行う際に基準作業方位に基づいて自律直進制御し、機体が基準作業工程距離進むとブザーや音声報知等で報知することを特徴とする農作業機。
【請求項5】
コントローラ(210)が作業開始位置(A)から所定距離以内で作業部(4)を上昇させた場合には旋回開始位置(B)を認識せず、また、旋回開始位置(B)から所定距離以上走行した位置で作業部(4)を下降させた場合には作業開始位置(A)を認識しないことを特徴とする請求項4記載の農作業機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、走行車体に施肥装置を装着した農作業機に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、施肥作業を行う農作業機の一例として、圃場の肥料濃度を検出する肥沃度センサの検出結果に応じて施肥装置の施肥量を自動調節する可変施肥装置を装着した乗用型田植機がある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-063671号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
然しながら、従来の肥沃度センサは駆動回転する左右前輪に設けられており、肥沃度の検出後直ちに施肥装置の施肥量を自動調節しなければならず、調節が間に合わないような事態が発生し、適切な施肥量の自動調節が行い難いものであった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、適切な施肥量の自動調節が行えて良好な施肥作業が行える農作業機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の発明は、走行車体2に作業部4と施肥量調節装置400にて施肥量が調節される施肥装置100を装着し、機体の位置情報を取得するGPS制御装置120を設けた農作業機において、次工程の圃場の肥沃度を検出する肥沃度センサ700を設け、GPS制御装置120が取得した機体の位置情報から肥沃度センサ700が圃場の肥沃度を検出する位置を算出して、次工程の肥沃度とその位置情報を記憶し、次工程で記憶した肥沃度とその位置情報に基づいて施肥量調節装置400を作動させて施肥装置100の施肥量を自動調節するコントローラ210を設けた農作業機である。
【0007】
請求項1記載の発明によれば、次工程の圃場の肥沃度を検出する肥沃度センサ700を設け、GPS制御装置120が取得した機体の位置情報から肥沃度センサ700が圃場の肥沃度を検出する位置を算出して、次工程の肥沃度とその位置情報を記憶し、次工程で記憶した肥沃度とその位置情報に基づいて施肥量調節装置400を作動させて施肥装置100の施肥量を自動調節するコントローラ210を設けたので、次工程の圃場の肥沃度を前もって測定でき、測定した肥沃度に応じて次工程で施肥量調節装置400を作動させて施肥量を自動調節し、正確なタイミングで肥沃度に応じた施肥が適切に行える。
【0008】
請求項2記載の発明は、圃場に次工程の直進の目安となるガイド線を形成する線引マーカ16を作業状態と圃場から上方に退避した状態に切り換え自在に設け、該線引マーカ16が作業状態の時に圃場に突入して圃場の肥沃度を検出する肥沃度センサ700を設けた請求項1記載の農作業機である。
【0009】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の作用効果に加えて、圃場に次工程の直進の目安となるガイド線を形成する線引マーカ16を作業状態と圃場から上方に退避した状態に切り換え自在に設け、該線引マーカ16が作業状態の時に圃場に突入して圃場の肥沃度を検出する肥沃度センサ700を設けたので、簡潔な構成で次工程の圃場の肥沃度が測定でき、メンテナンス性も良い。
【0010】
また、線引マーカ16が圃場から上方に退避した状態では、肥沃度センサ700が圃場に突入しないので、常時圃場に突入したものに比して摩耗を防ぐことができる。
(【0011】以降は省略されています)
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