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公開番号
2023133544
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-09-22
出願番号
2023126891
出願日
2023-08-03
発明の名称
釣り用浮き
出願人
個人
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A01K
93/00 20060101AFI20230914BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】浮き本体の上端に弾性部材を介して魚信部材を接続するにあたり、歪みやぐらつきのない安定した状態で接続できるようにする。
【解決手段】浮き本体31の上端に筒状の弾性部材40の下端部を取り付け、該弾性部材40の上端部に魚信部材43の下端部を着脱自在に嵌入接続する構成にするとともに、浮き本体31の上端部に、弾性部材40の内周面とのあいだに隙間Sを存する状態で、弾性部材40の上端よりも上方に突出する針金状部材(追加錘37)を設ける。そして、魚信部材43を弾性部材40に接続する場合には、魚信部材43の下端部に針金状部材37を嵌入させながら、弾性部材40と針金状部材37とのあいだの隙間Sに魚信部材43を嵌入させる。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
下端側に糸通部が設けられた棒状の浮き本体と、該浮き本体の上端に、下端部が着脱自在に接続される空洞長尺の魚信部材とが備えられた釣り用浮きにおいて、
該釣り用浮きを、
前記浮き本体の上端に、筒状の弾性部材の下端部が取り付けられ、
該弾性部材の上端部に、魚信部材の下端部が着脱自在に嵌入接続された構成とするにあたり、
浮き本体の上端部には、弾性部材の内周面とのあいだに隙間を存する状態で、上端部が弾性部材の上端よりも上方に突出する針金状部材が設けられ、
魚信部材は、該魚信部材の下端部に針金状部材が嵌入する状態で弾性部材と針金状部材とのあいだの隙間に嵌入することで前記着脱自在な嵌入接続がなされることを特徴とする釣り用浮き。
続きを表示(約 350 文字)
【請求項2】
浮き本体には、上端が浮き本体の上端よりも上方に突出する状態でパイプ部材の下端部が埋設され、
弾性部材は、下端部がパイプ部材の浮き本体から突出する上端部に外嵌組み込みされることで浮き本体に取り付けられ、
針金状部材は、下端部がパイプ部材に嵌入組み込みされたものであることを特徴とする請求項1記載の釣り用浮き。
【請求項3】
浮き本体には、下端部に内蔵される固定錘と、パイプ部材に挿入組み込みされる追加錘とが設けられ、
前記追加錘が針金状部材であることを特徴とする請求項2記載の釣り用浮き。
【請求項4】
弾性部材は、上端側の外径が細径になった截頭円錐筒形状をしていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項記載の釣り用浮き。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、上端に弾性部材を介して魚信部材を接続するとともに下端側に錘を内蔵した棒状の釣り用浮きに関するものである。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、釣りに使用する浮きとして、特許文献1に示す如く水面で自立する棒浮きが主流となってきている。この棒浮きは、釣り場や釣り方を選ばず水面上における視認性が高いことから、幅広く使用されている。このような浮きの中でも特に、特許文献1に示す如く浮き本体上端に魚信部材を備えるとともに、下端側に錘を内蔵した細長い下膨れ形状の釣り用浮きが従来より使用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭55-169184号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そして上記の如き従来の浮きには、浮き本体に浮力が表示されている。しかしながら、当該浮き本体が木製など天然素材の場合は同じ大きさの製品であっても浮き本体に使用する木等の原料の部位によってその重量が異なるため、人工素材のように重さや密度など、全てを厳密に同じにすることは困難であった。そのため、このような天然素材の浮き本体に浮力が表示されていた場合でも、実際の浮力とは異なるため釣りの際に表記されている浮力と実際は異なっているという支障をきたす場合があった。そのような場合には、従来の釣り用浮きには錘が浮き本体の内部に固定埋設されているため、後から当該錘の重さの調節を行うことは困難であった。
【0005】
また、従来の浮き本体に魚信部材を、弾性部材を介して離脱困難に固定配置した場合には、この浮き本体と魚信部材とを接続する弾性部材が保存方法によっては折れ曲がりや癖が生じ、再度浮き本体と魚信部材とを真っ直ぐに使用することが困難となる場合があった。また、魚信部材が長尺な場合には、当該魚信部材が折れ曲がったり破損したりする事態が生じやすくなっていた。そのため、上記事態が生じた場合には、新たな釣り用浮きを準備しなければならず効率が悪いとともにコストが高くつくものとなっていた。
【0006】
そこで、本発明は上述の如き課題を解決しようとするものであって、浮き本体に備えられた錘の重さを調節可能とするとともに、魚信部材が折れ曲がった場合でも浮き全体を交換する必要がない釣り用浮きを得ようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は上述の如き課題を解決することを目的とするものであって、請求項1の発明は、下端側に糸通部が設けられた棒状の浮き本体と、該浮き本体の上端に、下端部が着脱自在に接続される空洞長尺の魚信部材とが備えられた釣り用浮きにおいて、該釣り用浮きを、前記浮き本体の上端に、筒状の弾性部材の下端部が取り付けられ、該弾性部材の上端部に、魚信部材の下端部が着脱自在に嵌入接続された構成とするにあたり、浮き本体の上端部には、弾性部材の内周面とのあいだに隙間を存する状態で、上端部が弾性部材の上端よりも上方に突出する針金状部材が設けられ、魚信部材は、該魚信部材の下端部に針金状部材が嵌入する状態で弾性部材と針金状部材とのあいだの隙間に嵌入することで前記着脱自在な嵌入接続がなされることを特徴とする釣り用浮きである。
請求項2の発明は、浮き本体には、上端が浮き本体の上端よりも上方に突出する状態でパイプ部材の下端部が埋設され、弾性部材は、下端部がパイプ部材の浮き本体から突出する上端部に外嵌組み込みされることで浮き本体に取り付けられ、針金状部材は、下端部がパイプ部材に嵌入組み込みされたものであることを特徴とする請求項1記載の釣り用浮きである。
請求項3の発明は、浮き本体には、下端部に内蔵される固定錘と、パイプ部材に挿入組み込みされる追加錘とが設けられ、前記追加錘が針金状部材であることを特徴とする請求項2記載の釣り用浮きである。
請求項4の発明は、弾性部材は、上端側の外径が細径になった截頭円錐筒形状をしていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項記載の釣り用浮きである。
【0008】
【発明の効果】
【0009】
上記の如く構成することにより、例えば管状の魚信部材を使用した場合において、パイプ部材から突出した針金状の追加錘によって当該魚信部材の空洞部に挿通しやすいように誘導できるだけでなく、上記弾性部材に装着した後も、当該弾性部材による歪みやガタつきをなくし、しっかりと浮き本体に装着することが可能となる。その上、魚信部材のぐらつきを解消することができる。そのため、細長い魚信部材であっても浮き本体に装着した際に不安定になることがなく、真っ直ぐに接続することができる。
【0010】
また、浮き本体の上端側にパイプ部材を埋設され、このパイプ部材の先端側を上記浮き本体の上端よりも外方に突出配置し、上記パイプ部材の内部に調整用の追加錘を挿入配置可能としたものであるから、浮き本体に内蔵された錘のみでは当該浮き本体に表示された浮力を実現することが困難な場合であっても、後から調整用の追加錘を上記浮き本体のパイプ部材に挿入することにより、上記浮き本体に表示された浮力に忠実な浮力を実現することができる。
また上記の如く上記浮き本体の上端側に設けたパイプ部材に調整用の追加錘を挿入配置することにより、浮き本体の下端側のみならず当該浮き本体の上方にも錘が位置するものとなる。そのため、浮き本体の下端側のみに錘を内蔵した従来品と比較して、浮き本体の重心が分散することにより、波による揺れを抑制することができるとともに、浮き本体を安定して水面に配置することができる。よって、本発明の釣り用浮きを使用することにより、釣り人には魚信が見えやすくなり、釣果の向上が期待できる。
(【0011】以降は省略されています)
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