TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2023133173
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-09-22
出願番号2023029176
出願日2023-02-28
発明の名称操作補助具
出願人有限会社プレテックミヤ
代理人個人
主分類G06F 3/038 20130101AFI20230914BHJP(計算;計数)
要約【課題】手の大きさや形状、およびスティックコントローラの持ち方が異なる様々な使用者が、違和感なく確実に操作用スティックを傾動操作可能とする。
【解決手段】操作用スティック11に対する傾動操作の操作方向および操作量に応じた操作信号を出力可能に構成されたスティックコントローラ10における操作用スティック11に装着されて傾動操作を補助する操作補助具1であって、操作用スティック11の先端部11aに嵌着可能に構成された取付部2と、取付部2に対する揺動が可能にボールジョイント機構BJを介して取付部2に取り付けられたパッド部3とを備え、ボールジョイント機構BJは、取付部2およびパッド部3のいずれか一方に立設されたシャフト部23aの先端にボール部23bが設けられたボールスタッド23と、ボール部23bの嵌入が可能に取付部2およびパッド部3の他方にボール受け部32aが設けられたソケット32とを備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
操作用スティックに対する傾動操作の操作方向および操作量に応じた操作信号を出力可能に構成されたスティックコントローラにおける当該操作用スティックに装着されて当該傾動操作を補助する操作補助具であって、
前記操作用スティックの先端部に嵌着可能に構成された取付部と、
前記取付部に対する揺動が可能にボールジョイント機構を介して当該取付部に取り付けられたパッド部とを備え、
前記ボールジョイント機構は、前記取付部および前記パッド部のいずれか一方に立設されたシャフト部の先端にボール部が設けられたボールスタッドと、前記ボール部の嵌入が可能に前記取付部および前記パッド部の他方にボール受け部が設けられたソケットとを備えて構成されている操作補助具。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記ボールジョイント機構は、前記ボールスタッドが前記取付部に設けられると共に前記ソケットが前記パッド部に設けられている請求項1記載の操作補助具。
【請求項3】
前記パッド部において操作者の指に接する操作部には、前記ボールスタッドに前記ソケットが嵌着された状態において当該ボールスタッドのボール部を露出させるボール部露出孔が開口されている請求項2記載の操作補助具。
【請求項4】
前記シャフト部に対して取外し可能に装着された鍔状部材を備え、
前記鍔状部材は、前記シャフト部に装着された状態において前記取付部に対して前記パッド部が傾動させられたときに当該パッド部における前記取付部側の端部が当該鍔状部材に対して点的に接する厚みに形成されて当該取付部に対する当該パッド部の傾動量を制限可能に構成されている請求項2または3記載の操作補助具。
【請求項5】
前記ボールジョイント機構は、前記ボール部と前記ボール受け部との間に配設されて当該ボール受け部の底部から当該ボール部を離間させる付勢部材を備えている請求項1から3のいずれかに記載の操作補助具。
【請求項6】
前記取付部および前記パッド部の少なくとも一方に配設されて、非操作状態において当該取付部に対して当該パッド部を予め規定された非操作時位置に磁力によって案内するマグネットを備えている請求項1から3のいずれかに記載の操作補助具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、操作用スティックに対する傾動操作の操作方向および操作量に応じた操作信号を出力するスティックコントローラにおける操作用スティックの先端に装着されて傾動操作を補助可能に構成された操作補助具に関するものである。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、下記の特許文献には、ゲーム機などのコントローラに配設されている操作桿に装着可能な操作桿カバーが開示されている。この操作桿カバーは、操作桿の頭部(先端部)に装着可能に構成された装着部が柱状部(軸部)の下端部に形成されると共に、使用者の掌に吸着可能に構成された吸盤部が柱状部の上端部に形成されている。この場合、装着部は、柔軟性を有する合成樹脂や合成ゴム等の弾性材料で形成されており、環状(リング状)の舌片における一部を拡げるようにして操作桿の上部から装着する(操作桿に被せる)ことで操作桿カバーを操作桿に装着した状態とすることができるように構成されている。また、吸盤部は、柔軟性を有する合成樹脂や合成ゴム等の弾性材料によって盃状(または、擂鉢状、円錐状、碗状など)に形成されており、使用者の掌に吸着する吸盤として機能するように構成されている。
【0003】
この操作桿カバーを使用して操作桿を操作する際には、操作桿の頭部に装着部を被せることで操作桿カバーを操作桿に装着する。次いで、コントローラを卓上等に載置した状態で、掌における中央のくぼみ部分を吸盤部に強く押し付ける。この際には、吸盤部内の空気が排出されて吸盤部の内面と掌とが密着した状態となる。この状態において、掌をコントローラにおけるハウジングの表面(上面)に沿って任意の向きに移動させる。この際には、掌の移動に連動して操作桿が操作桿カバーを介して任意の向きに傾けられる結果、コントローラに対して任意の方向が入力(任意の方向が指示)される。このように、この操作桿カバーでは、装着部が操作桿の頭部と一体化させられ、かつ吸盤部が掌に吸着させられた状態で掌の移動によって操作桿を傾動させることができるため、コントローラに対する誤入力(操作桿の傾動操作による意図しない方向の指示や、他の操作スイッチの意図しない操作など)を回避することが可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-306448号公報(第3-4頁、第1-7図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが、上記特許文献に開示の操作桿カバーには、以下のような解決すべき問題点が存在する。具体的には、上記の操作桿カバーでは、装着部、柱状部および吸盤部が合成樹脂や合成ゴムなどで一体形成されている。このため、上記特許文献に開示の操作桿カバーを介して操作桿を傾動操作するときには、基本的には、操作桿カバーの高さに相当する長さだけ軸線方向に延長した操作桿を操作するのと同様の軌跡でこれを操作することとなる。
【0006】
この場合、上記特許文献に開示されている操作桿のような操作用スティックは、スティックコントローラの内部に規定されている基点を中心として傾動させられることで任意の方向を指示することができるように構成されている。このため、この種の操作用スティックでは、非操作状態(直立状態)と、操作状態(傾動状態)とで頭部の上面(操作時に使用者の指が接する面)の傾斜角度が相違する状態となる。したがって、このような操作用スティック(操作桿)に操作桿カバーを装着した状態で傾動操作するときには、操作桿の頭部における上面の傾きと同様の傾斜角度で操作桿カバーの吸盤部における上面を傾ける必要がある。
【0007】
なお、上記特許文献に開示の操作桿カバーでは、親指で操作することを想定して配設されている操作用スティック(操作桿)を、掌に吸盤部を吸着させた状態の操作桿カバーを介して操作するといった特殊な操作形態での使用を意図して構成されているが、親指で操作されることを想定された操作用スティックを親指で操作するときの操作感の向上を目的として操作用スティック(頭部)に装着されるカバーも存在する。このようなカバーにおいても、使用者の親指に接するパッド部の形状が上記の操作桿カバーにおける吸盤部とは相違するものの、使用時には、操作用スティックの頭部における上面の傾きと同様の傾斜角度でパッド部における上面を傾ける必要がある。
【0008】
一方、家庭用ゲーム機の普及や、いわゆる「eスポーツ」の競技人口の増加に伴い、手大きさや形状が異なる様々な使用者によってスティックコントローラが使用されている。これに応じて、操作用スティックの長さや頭部の大きさが異なる各種のスティックコントローラが提供されており、手の大きさや形状が異なる様々な使用者が、それぞれの指の可動範囲内で操作用スティックを傾動操作することが可能となっている。しかしながら、使用者の手の大きさや形状の種類は無数に存在し、スティックコントローラの持ち方も使用者毎に相違するため、例え、任意の大きさのスティックコントローラを用意したり上記のようなカバーを装着したりしたとしても、個々の好みに応じた操作感が得られる状態とするのは非常に困難である。
【0009】
具体的には、この種のスティックコントローラでは、操作用スティックをいずれの向きに傾動させたとしても、使用者の指が接している操作部(パッド部)は、操作用スティックの傾動量に応じた角度で同様に傾斜した状態となる。具体的には、操作用スティックを左向きに5度傾動させたときには、操作部(パッド部)が左向きに5度傾斜した状態となり、操作用スティックを右向きに5度傾動させたときには、操作部(パッド部)が右向きに5度傾斜した状態となる。これに対して、使用者の指は、手の大きさや、スティックコントローラの持ち方により、操作用スティックを左向きに傾動させるときと、右向きに傾動させるときとで指(操作部に接する指の腹)の傾斜が相違する状態となることが多い。このため、操作部の傾斜角度と使用者の指(指の腹)の傾斜角度とが一致ない状態となることがあり、操作用スティックの頭部、または、頭部に装着されたカバーに対する指の滑りが生じ易くなっている現状がある。
【0010】
したがって、激しい操作を行っているときなどに、操作用スティックやカバーから指が外れてしまい、操作用スティックに対する傾動操作が中断されてしまうことがあるという問題点が存在する。また、操作用スティックやカバーから指が外れなかった場合においても、操作用スティックを傾動させる向きによって操作感が異なる状態となっていることで、繊細な操作を行うときに違和感を覚えることもある。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
テレ
8日前
個人
プログラム
20日前
個人
世界地図図法
22日前
個人
RFタグ読取装置
1か月前
個人
オンライン認証技術
6日前
個人
電子的施錠解錠装置
14日前
個人
画像処理装置
1か月前
個人
電子タグ
15日前
個人
配達管理システム
1日前
個人
自己創案を権利化する方法
20日前
個人
入退館管理システム
21日前
個人
旅程関連書籍選出システム
1か月前
個人
全文検索プロセッサ
22日前
花王株式会社
口唇評価方法
1か月前
株式会社アトラエ
データ構造
1か月前
個人
社会医療法人のコンサルタント
1日前
個人
罰金刑による犯罪のコントロール
22日前
花王株式会社
鼻唇側影分析方法
1か月前
個人
パーソナルライブラリーシステム
1か月前
NISSHA株式会社
押圧検出パネル
28日前
井関農機株式会社
穀物乾燥調製機施設
1か月前
株式会社栗本鐵工所
入出力装置
1か月前
株式会社栗本鐵工所
入出力装置
1か月前
井関農機株式会社
穀物乾燥調製機施設
1か月前
株式会社栗本鐵工所
入出力装置
1か月前
株式会社将星
商標支援システム
14日前
マクセル株式会社
書類用スタンド
1か月前
コクヨ株式会社
取引支援システム
22日前
株式会社甲南堂
広告製作システム
1か月前
株式会社Fums
資金調達システム
1か月前
凸版印刷株式会社
移動式ゲート
1か月前
株式会社将星
商標支援システム
今日
株式会社将星
商標支援システム
今日
株式会社将星
商標支援システム
今日
アイシン高丘株式会社
鋳造品検査装置
1か月前
キヤノン株式会社
情報処理装置
28日前
Flag Counter
続きを見る