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公開番号
2023132131
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-09-22
出願番号
2022037289
出願日
2022-03-10
発明の名称
使用済み核燃料集合体を熱源とする穀物栽培畑
出願人
個人
代理人
主分類
A01G
7/00 20060101AFI20230914BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】自然・非自然災害には十分な備えが必要である。
食料を輸入しようとしても、世界的な寒冷化なら不可能である。国産畜産も飼料が輸入できなければどうしようもない。せめて、澱粉の量を確保しなければならない。
【解決手段】水密盥10の底部または外部に熱源として使用済み核燃料集合体100を利用した穀物栽培畑を造営する。
水密盥10は、金属またはセラミックまたは煉瓦製の盥の内面を粘土11で塗布してなる。
上記水密盥10に培養土12を敷き詰め、当該培養土12の上部を断熱幕20で覆う。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
水密盥(10)の底部に熱源として使用済み核燃料集合体(100)を内封した熱源容器(200)を敷設した穀物栽培畑であり、
水密盥(10)は、金属またはセラミックまたは煉瓦製の盥の内面を粘土(11)で塗布してなり、
上記水密盥(10)に培養土(12)を敷き詰め、当該培養土(12)の上部を断熱幕(20)で覆い、
上記断熱幕(20)に多数本の透明円筒管(40)を貫通させ、当該管の上端は漏斗状散水受け(41)であり、
上記透明円筒管(40)に穀物苗(1)を内蔵させ、
穀物苗(1)の周辺土中に過酸化水素水内包透水性容器(42)を埋設し、
上記水密盥(10)の底部に熱源容器(200)を設置し、
熱源容器(200)は使用済み核燃料集合体(100)を内蔵した密封容器であることを特徴とする穀物栽培畑。
続きを表示(約 280 文字)
【請求項2】
請求項1の水密盥(10)の外部に熱源として使用済み核燃料集合体(100)を内蔵した熱源容器(200)を敷設した穀物栽培畑であり、
外部熱源タンク(300)を水密盥(10)の外部に敷設し、
水密盥(10)の底部に内部温水管(400)を引き回し、
外部熱源タンク(300)は水を内蔵したタンクであって、当該外部熱源タンク(300)の底部に請求項1の熱源容器(200)を設置し、
内部温水管(400)と外部熱源タンク(300)を接続管(500)で接続し、水密盥(10)に温水を循環させたことを特徴とする穀物栽培畑。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、使用済み核燃料を熱源とした農業に係る。
続きを表示(約 5,800 文字)
【背景技術】
【0002】
地球温暖化を心配している風潮がある。コメの作柄において高温の水不足は豊作になることが多い。一方、冷害の時代は凶作と不景気と内乱になりやすい。
季節風の方向が変わったり減少したりすれば不作、それも長期不作になるかもしれない。かつて、アフリカの砂漠地帯は湿潤な農業に適した気候だったらしい。
穀物の栽培収穫には、水と温度が重要である。稲や小麦の受粉は自家受粉だから風任せである。自家受粉は風がなければヘリコプタで補える。日照不足はLED光で補える。
稲は、6月頃の開花時期には高温多湿が良い。開花前2週間の気温は17℃以上が望ましい。8月頃の出穂時期には夜間の気温が低いほうが澱粉の消費が抑制され澱粉の収量が高くなる。
日照時間の不足は“珪酸、燐酸、窒素、カリウム、酸素”の施肥である程度補える。
使用済み核燃料集合体は、核分裂性物質が燃焼消耗して発熱が小さくなった核燃料を内包している。発熱はゼロではない。寒冷時の農業では広い面積に発熱量の小さい熱源を必要とする。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
太平洋戦争では、名古屋方面や鳥取方面で発生した地震による航空機などの軍需品生産工場の被害が、戦争継続を困難なものにした。広島長崎原爆の1万倍以上のエネルギーを放った地震の影響は甚大である。広島は1年もたたずに闇市が立ったが岩手・宮城は数年経っても賑わいがない。職業軍人の戦闘継続意欲が萎えた。地震さえなかったら山中にこもりゲリラ戦ができた。負ければ権威失墜と刑罰が待っている職業軍人は一般国民への関心がない。国民は、たたずむ者、ゲリラに加わる者、侵略者の手先となって国民を殺戮する者となる。敗戦直後の革新政党は日本分断を進めようとしたらしい。
蛇足であるが、宣戦布告なき戦争状態にあるウクライナ(真珠湾攻撃後に長期間宣戦布告しなかったら米国から布告したか?)が核攻撃を受けたにしても日本の地震程の被害にはならないだろう。不気味なのはイランが60%濃縮ウランをもったらしいことである。質量を大きくすれば臨界質量を達成できる。臨界質量が大きいことは爆発力が大きくなる。イスラエルが放置するとは思えない。日本は、核に関する計算や実験を小規模でも行っておいたほうがよい。侵略があった時、1億人が逃げていける外国はない。一所懸命で自死せずに一人1殺、行けば極楽退けば地獄を唱える宗教家・芸術家がでてくるかもしれない。
自然・非自然災害に対しては十分な備えが必要である。
食料を輸入しようとしても、世界的な寒冷化なら不可能である。国産畜産も飼料が輸入できなければどうしようもない。せめて、澱粉の量を確保しなければならない。
水不足も覚悟しなければならない。
熱源確保については、コストを問わないながらも、低コストであるのが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0004】
手段1は水密盥(10)の底部に熱源として使用済み核燃料集合体(100)を内封した熱源容器(200)を敷設した穀物栽培畑である。
水密盥(10)は、金属またはセラミックまたは煉瓦製の盥の内面を粘土(11)で塗布してなる。
上記水密盥(10)に培養土(12)を敷き詰め、当該培養土(12)の上部を断熱幕(20)で覆う。
上記断熱幕(20)に多数本の透明円筒管(40)を貫通させ、当該管の上端は漏斗状散水受け(41)である。
上記透明円筒管(40)に穀物苗(1)を内蔵させる。
穀物苗(1)の周辺土中に過酸化水素水内包透水性容器(42)を埋設する。
上記水密盥(10)の底部に熱源容器(200)を設置する。
熱源容器(200)は使用済み核燃料集合体(100)を内蔵した密封容器である。コンクリート性であれば放射線を遮蔽する。
本畑が水不足になった時は、ドローンで漏斗状散水受け(41)部に散水する。無駄なく水を苗や葉や根に供給できる。
過酸化水素水内包透水性容器(42)は素焼きの瓶であれば、過酸化水素水は少しずつ土壌に拡散していく。
【0005】
手段2は、手段1の水密盥(10)の外部に熱源として使用済み核燃料集合体(100)を内封した熱源容器(200)を敷設した穀物栽培畑である。
外部熱源タンク(300)を水密盥(10)の外部に敷設する。
水密盥(10)の底部に内部温水管(400)を引き回す。
外部熱源タンク(300)は水を内蔵したタンクであって、当該外部熱源タンク(300)の底部に手段1の熱源容器(200)を設置する。
内部温水管(400)と外部熱源タンク(300)を接続管(500)で接続し、水密盥(10)に温水を循環させる。
【発明の効果】
【0006】
地球が温暖化から寒冷化に変わることもある。日本の国力が落ちて通貨安になったり、世界的自然災害に遭遇したり、世界紛争があったりして穀物が輸入し難くなったとしても、自国の高い労賃でも穀物を収穫できる自国産食料確保が可能になる。
稲の生育には、酸素補給のために酸素を含んだ新鮮な水を供給することが重要であるが、肝心の水不足になったらどうするかが問題である。
澱粉の量であれば水不足でも収穫できる可能性が高い陸稲にすれば澱粉を確保しやすくなる。
熱源確保については、コストを問わないながらも、低コストであるのが望ましい。その点、使用済み核燃料集合体(100)を熱源とすれば、日本には十分な量がある。使用済み核燃料集合体は低発熱量ではあるが長期間発熱する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
地球が温暖化から寒冷化に変わった時に自国産食料確保が可能になる。
【 実施例】
【0008】
実施例1は、水密盥(10)の底部に熱源として使用済み核燃料集合体(100)を内封した熱源容器(200)を敷設した穀物栽培畑である。図1はその概観図である。
水密盥(10)は、金属またはセラミックまたは煉瓦製の盥の内面を粘土(11)で塗布し、貴重な水の漏れを妨げる。
上記水密盥(10)に培養土(12)を敷き詰め、当該培養土(12)の上部を断熱幕(20)で覆い冷たい外気を遮蔽する。
上記断熱幕(20)に多数本の透明円筒管(40)を貫通させ、当該管の上端を漏斗状散水受け(41)として降雨または散水を受け取る。
上記透明円筒管(40)に穀物苗(1)を内蔵させて埋設すれば1手間省ける。透明管であるから苗の成長に必要な太陽光を受けられる。苗から成長した葉は管に沿って垂直に伸びるから、隣接する葉は十分太陽光をうけることができる。
穀物苗(1)の周辺土中に過酸化水素水内包透水性容器(42)を埋設させて、穀物の根や茎に殺菌力のある酸素を補給する。
上記水密盥(10)の底部に使用済み核燃料集合体(100)を内蔵した熱源容器(200)を埋設する。長期間当該畑を程よく暖める。低温になる夜間の温度の補助程度でよい。昼間は、弱い太陽光と使用済み核燃料集合体(100)の熱により当該畑は高温になる。
【 実施例】
【0009】
実施例2は、手段1の水密盥(10)の外部に熱源として使用済み核燃料集合体(100)を内蔵した熱源容器(200)を敷設した穀物栽培畑である。図2はその概観図である。
外部熱源タンク(300)を水密盥(10)の外部に敷設した。
水密盥(10)の底部に内部温水管(400)を引き回した。
外部熱源タンク(300)は水を内蔵したタンクであって、当該外部熱源タンク(300)の底部に手段1の熱源容器(200)を敷設した。
内部温水管(400)と外部熱源タンク(300)を接続管(500)で接続し、水密盥(10)に温水をポンプで循環させた。
外部気温が十分高いときは、ポンプを停止する。高過ぎるときは、接続管(500)の入側と出側を接続し、接続管(500)に放熱器を敷設して冷水を循環させる。
【産業上の利用可能性】
【0010】
新型コロナウイルスが話題になっている。パンデミックを心配した多くの情報が流れていたにも関わらず、医療関係者は手を打ってこなかった。日本では、医者の保護に努めていた武見太郎さんの影響が大きい。接骨・リハビリの士は多い。注射専門士や介護士を増やし、診断は遠隔診断にしないと、団塊世代の死亡が増加する将来に備えられない。将来に備える体制を国会は取らなさすぎる。
気候変動が心配され、食料危機も心配されている。農業関係者が手を打っているようには見受けられない。
将来の災害は予測できない。起きてから即応するしかない。それには、色々なケース想定した色々な小規模開発を手掛けておくのが1つの対応だろう。本発明はその1例になる。北海道が温暖(寒冷)になると同時に九州が寒冷(温暖)になることもありうるだろう。
今まで官邸の下で働いていた通商産業はこの頃暇そうに見受けられる。農業の旗振り役に適している。産業競争力を高めるために無駄を省いてきた。当然、人手が不要になる。無駄が減れば無駄の指標であるGDPが下がる。GDPが下がれば通貨安になり、食料や建前介護用の原材料(シーツやベッド)などの輸入が難しくなる。
余った人手を美しい作業着を着て有意義な労働をする食料確保研究従事者に仕立て上げる役目を、通商産業官僚が担うことになる。
ナポレオン軍の制服は綺麗だった。有名デザイナーによるコーディネイト作業服は必須だろう。
テレビコマーシャルに出てくる人の服装は東京のオフィスでの服装が多い。有名デザイナーによるコーディネイト作業服で働く現場研究者・作業者の画面が有効だろう。綺麗にお化粧した美人の作業姿が有効だろう。
太陽光発電所や陸上風力発電所に農水産省と通商産業省が関与すると活性化する。
多くの人々が何代にもわたって関わってきた食料の様なものは、そのような専業農家の意識が高いから、所轄官庁は将来に係る手を打ちにくい。そうなら、所轄外にあった官庁が研究・開発できるように、政府・国会が通商産業省や国土交通省や防衛省(軍人の食料を自給確保)に新しい農業を手掛けさせるしかない。財源はある。ゼロ以下利息の国債を発行して既発高利息国債を買い集めて償還してしまえば、利息負担はなくなり将来に亘ってゼロ以下利息国債の発行で賄える。ただし、円が下がるから輸入は難しくなる。建前介護に使う消費財は輸入が大半だから消費財の無駄はできなくなる。輸入飼料が高騰すれば国産牛肉価格も上がる。食品ロスはできなくなる。無駄がなくなればGDPは下がる。弱者に優しくは実行不可能になるから、政権は言葉だけでも弱者寄り添いを公言する必要がある。過去の事故救済事業(土建屋のみ儲かる)は撤退せよとの世論が高まる。建前介護しようにもシーツ用や暖房用石炭を輸入するための外貨がなくなっている。アメリカは基軸通貨ドルを刷れば済むが、資源のない日本は基本的に輸入超過国である。輸出しようにも世界が停滞していれば不可能である。いつまでも蔓延防止バラマキはできない。弱者に対しては寄り添うことしかできない。寄り添いが上手な革新政党に頼るしかない。色々な野党から大臣を抜擢するしかない。
通商産業省や国土交通省の当該官僚が責任を取らなくて済むように、政府は配慮しなければならない。とかく官僚は前例主義に陥りがちである。先端人員はなるべく減らして外注の方向に持っていかざるを得ない。
人工・自然災害や気候は突然やってくるから、本発明の様な研究開発は早急に開始すべきである。専業農家は20年も経てば消滅に近づくから、そうなってから新しい農業を農水省に引き継げばよい。緊急事態が生じたら官邸主導で、少数の官僚と外部業者により作業に当たらねばならない。
原子力が関わると少数中小新聞社や少数の人が訳もなく反対し、彼らの扇動にそれに多くの人々がなびくと決めつけてくるから(多くの人々は、本当は無関心)、国外で開発するほうが早く達成できる。原子力をはじめ、大事な新規な事業の起業や資本は、アメリカの様に社益一辺倒で国外で実施していけば、やがては日本の役にも立つ。
原子力は今の原子力規制が変わるまでは稼働しない。池袋死人事故で、誤運転を車の欠陥と言いつのった工技院の偉いさんのいた工技院(生糸検査を平成まで監督していた)と政治経験の浅い政党とのよって作られた原子力規制委員会を改める必要がある。航空機規制は航空機運航をできるだけ妨げないようにしている。1時的制限が主体である。
原子力に関しては、東電が圧倒的に指導力を持っている。とてつもない借金を抱えている所は無言であることにより、大借金は負担ではなく政治的力を持つことになる(カエサルは頂点に立つまで大借金をし、頂点に立ったらいつの間にか消滅させたようだ)。
リーマンショックで1番儲けたのは、当該者のトップだろう。直前に売り抜けて、海外追放となったトップは、タップリ儲けていた。また、石油流出をした海外企業は大きな損害を回避している。
原子力事業をはじめ大企業は、海外企業を参考にする必要がある。
ウクライナ侵略のロシアの弱点は食料問題だろう。ルーブル安で食料輸入じたいになったら暴動が起きかねない。米国はロシアを利用して世界に君臨しているから、食料買占め・食糧輸出禁止はしていない。食料問題は、自然災害だけでなくアメリカ災害にも注意が必要である。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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