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公開番号
2023132090
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-09-22
出願番号
2022037211
出願日
2022-03-10
発明の名称
スマの排卵卵の製造方法
出願人
国立大学法人愛媛大学
代理人
個人
,
個人
主分類
A01K
61/10 20170101AFI20230914BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】本発明の課題は、スマの排卵卵を効率的に回収できる技術を提供することである。
【解決手段】本発明は、スマの産卵時刻を特定する産卵時刻特定工程と、前記産卵時刻に基づき、最終成熟期後期の段階にあると判断されたスマを、閉鎖空間に入れるスマ移送工程と、前記スマ移送工程後、前記スマの産卵行動が認められず、かつ、前記産卵時刻よりも後の時点で前記スマを屠殺し、排卵卵を得る排卵卵回収工程と、を含み、前記閉鎖空間における水平方向の径が、前記スマの最低回転直径の2倍以上4倍以下である、スマの排卵卵の製造方法を提供する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
スマの産卵時刻を特定する産卵時刻特定工程と、
前記産卵時刻に基づき、最終成熟期後期の段階にあると判断されたスマを、閉鎖空間に入れるスマ移送工程と、
前記スマ移送工程後、前記スマの産卵行動が認められず、かつ、前記産卵時刻よりも後の時点で前記スマを屠殺し、排卵卵を得る排卵卵回収工程と、
を含み、
前記閉鎖空間における水平方向の径が、前記スマの最低回転直径の2倍以上4倍以下である、
スマの排卵卵の製造方法。
続きを表示(約 280 文字)
【請求項2】
前記スマの最低回転直径が、前記スマの体長の2.5倍以上3倍以下である、請求項1に記載の製造方法。
【請求項3】
前記スマ移送工程において、前記スマの移送を、前記産卵時刻よりも1時間以上3時間以下早い時点で行う、請求項1又は2に記載の製造方法。
【請求項4】
前記排卵卵回収工程において、前記スマの屠殺を、前記産卵時刻から1時間以内の時点で行う、請求項1から3のいずれかに記載の製造方法。
【請求項5】
前記スマの月齢が、12ヶ月以上60ヶ月以下である、請求項1から4のいずれかに記載の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、スマの排卵卵の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、優良な形質を有する魚類の育種や安定した供給のために、人工授精が行われている。
【0003】
魚類の人工授精に関連して各種技術が提案されており、例えば、特許文献1には、魚類幹細胞の培養技術について記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-126055号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、人工授精の際に用いる未受精卵(排卵卵)は、魚類の産卵のコントロールが難しいことから、必要とする時に充分量の確保が難しいという問題がある。
特に、本発明者らは、魚類のうちスマに着目し、スマの排卵卵を効率的に得られる技術を研究した。
【0006】
本発明は以上の実情に鑑みてなされたものであり、スマの排卵卵を効率的に回収できる技術の提供を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、最終成熟期後期の段階にあるスマを、所定の閉鎖空間内に一時的に収容することで産卵行動が停止するという現象を利用すると、排卵卵を効率的に回収できることを見出し、本発明を完成させた。具体的に、本発明は以下を提供する。
【0008】
(1) スマの産卵時刻を特定する産卵時刻特定工程と、
前記産卵時刻に基づき、最終成熟期後期の段階にあると判断されたスマを、閉鎖空間に入れるスマ移送工程と、
前記スマ移送工程後、前記スマの産卵行動が認められず、かつ、前記産卵時刻よりも後の時点で前記スマを屠殺し、排卵卵を得る排卵卵回収工程と、
を含み、
前記閉鎖空間における水平方向の径が、前記スマの最低回転直径の2倍以上4倍以下である、
スマの排卵卵の製造方法。
【0009】
(2) 前記スマの最低回転直径が、前記スマの体長の2.5倍以上3倍以下である、(1)に記載の製造方法。
【0010】
(3) 前記スマ移送工程において、前記スマの移送を、前記産卵時刻よりも1時間以上3時間以下早い時点で行う、(1)又は(2)に記載の製造方法。
(【0011】以降は省略されています)
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