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公開番号
2023131871
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-09-22
出願番号
2022036874
出願日
2022-03-10
発明の名称
半導体装置
出願人
株式会社東芝
代理人
弁理士法人iX
主分類
G02B
6/42 20060101AFI20230914BHJP(光学)
要約
【課題】光ファイバを保護することができる半導体装置の提供。
【解決手段】半導体装置は、基板と、前記基板上に配置された保持部材であって、第1方向において並んで位置する開口とモジュール配置部とを有する保持部材と、前記モジュール配置部に配置され、前記基板上に実装された光モジュールと、前記開口を通って前記光モジュールと接続された光ファイバと、を備え、前記保持部材は、前記開口を前記第1方向に交わる方向において挟んで位置する第1角部と第2角部とを有し、前記第1角部及び前記第2角部は面取りされている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
基板と、
前記基板上に配置された保持部材であって、第1方向において並んで位置する開口とモジュール配置部とを有する保持部材と、
前記モジュール配置部に配置され、前記基板上に実装された光モジュールと、
前記開口を通って前記光モジュールと接続された光ファイバと、
を備え、
前記保持部材は、前記開口を前記第1方向に交わる方向において挟んで位置する第1角部と第2角部とを有し、
前記第1角部及び前記第2角部は面取りされている半導体装置。
続きを表示(約 170 文字)
【請求項2】
前記第1角部及び前記第2角部は、曲面を含む請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記第1角部及び前記第2角部は、傾斜面を含む請求項1または2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記保持部材は、複数の前記開口と複数の前記モジュール配置部を含む請求項1~3のいずれか1つに記載の半導体装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、光ファイバの端部にブーツを取り付けて光ファイバを保護することが行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-181045号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の実施形態は、光ファイバを保護することができる半導体装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施形態によれば、半導体装置は、基板と、前記基板上に配置された保持部材であって、第1方向において並んで位置する開口とモジュール配置部とを有する保持部材と、前記モジュール配置部に配置され、前記基板上に実装された光モジュールと、前記開口を通って前記光モジュールと接続された光ファイバと、を備え、前記保持部材は、前記開口を前記第1方向に交わる方向において挟んで位置する第1角部と第2角部とを有し、前記第1角部及び前記第2角部は面取りされている。
【図面の簡単な説明】
【0006】
実施形態の半導体装置の模式斜視図である。
実施形態の半導体装置の模式断面図である。
実施形態の第1保持部の模式平面図である。
実施形態の半導体装置における第1角部の変形例を示す模式断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に、各実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚さと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
また、同一または同様の要素には、同じ符号を付している。
【0008】
図1及び図2に示すように、実施形態の半導体装置1は、基板20と、保持部材10と、光モジュール40と、光ファイバ51とを備える。
【0009】
基板20の実装面20a上に、保持部材10と光モジュール40が配置されている。基板20は絶縁性の材料からなる。基板20の材料として、例えば、樹脂、セラミックを用いることができる。基板20の実装面20aに平行な面内で互いに交わる例えば直交する2方向を第1方向Y及び第2方向Xとする。第1方向Y及び第2方向Xに交わる例えば直交する方向を、上下方向Zとする。上とは、上下方向Zにおいて基板20に対し実装面20aがある側、あるいは基板20を基準に保持部材10がある方向を指す。下とは、上下方向Zにおいて上と反対の方向を指す。構成要素の上面あるいは下面とは、当該構成要素が有する面のうち上側あるいは下側にあるものを指す。構成要素の側面とは、当該構成要素が有する面のうちZ方向を含む面を指す。
【0010】
保持部材10は、第1方向Yにおいて並んで位置する開口10Aと空間10Cとモジュール配置部10Bとを有する。複数の空間10Cが第2方向Xに並んで配置され、複数のモジュール配置部10Bが第2方向Xに並んで配置されている。また、保持部材10は、第1保持部11と第2保持部12とを有する。例えば、モジュール配置部10Bは、第1保持部11において上方が開口された空間として形成される。モジュール配置部10Bの上方が、第1方向Y及び第2方向Xに延びる形状を有する第2保持部12に覆われる。開口10Aは、保持部材10における第1方向Yの端部に位置する。開口10Aは、上下方向Zにおいて、第1保持部11の第1方向Yの端部と第2保持部12の第1方向Yの端部との間に位置する。なお、第1保持部11と第2保持部12は一体に構成されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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