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公開番号2023131800
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-09-22
出願番号2022036759
出願日2022-03-10
発明の名称表示装置
出願人日本精機株式会社
代理人
主分類B60K 37/02 20060101AFI20230914BHJP(車両一般)
要約【課題】 表示器の表示面への塵埃の付着を低減できる表示装置を提供する。
【解決手段】 表示面41を有する表示部40と、前記表示部40の背後に配置される平板状の回路基板50と、前記回路基板50の前記表示部40側である前面51を覆う第1のケース部材20と、前記回路基板50の背面52を覆う第2のケース部材60と、を備え、前記第2のケース部材60は外部と挿通する孔部61aを有し、前記第1のケース部材20は前記表示部40の外側且つ前記前面51に対向する位置にリブ状に突出形成される第1の突出部23を有し、前記第2のケース部材60は前記背面52に対向する対向面部63aを有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
表示面を有する表示部と、
前記表示部の背後に配置される平板状の回路基板と、
前記回路基板の前記表示部側である前面を覆う第1のケース部材と、
前記回路基板の背面を覆う第2のケース部材と、を備え、
前記第2のケース部材は外部と挿通する孔部を有し、
前記第1のケース部材は前記表示部の外側且つ前記前面に対向する位置にリブ状に突出形成される第1の突出部を有し、
前記第2のケース部材は前記背面に対向する対向面部を有することを特徴とする表示装置。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
前記第1の突出部は前記前面との間に隙間を有することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記対向面部は前記第1の突出部と対向する位置に形成されることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記第1のケース部材は前記第1の突出部よりも外側の位置にリブ状に突出形成される第2の突出部を有することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項5】
前記第2の突出部は先端が前記前面を超える位置に形成されることを特徴とする請求項4に記載の表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車等の車両に搭載される表示装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来の表示装置は、例えば、特許文献1に開示されるものがある。この表示装置は、表示器と、表示器の前方に配置される見返しと、見返しの前方に配置されるレンズ(透視部材)と、表示器を保持する中ケースと、中ケースの背後に配置され中ケースを載置する回路基板と、これらを背後から覆う下ケースと、から構成され、表示器の表示面に様々な情報を画像として表示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-196094号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来、下ケースから侵入したゴミ等の塵埃は、回路基板の外周を回り込み回路基板の前方の表示器側に移動するが、中ケースに遮られることで表示器の表示面には付着することがなかった。しかしながら、近年、表示器の表示面の肥大化に伴い、表示器を中ケースに保持せず回路基板に直接載置するようになったため、塵埃が表示面に付着し表示の商品性が劣るといった問題点があった。
【0005】
本開示はこのような事情を考慮してなされたもので、表示器の表示面への塵埃の付着を低減できる表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の表示装置は、上述した課題を解決するために、表示面41を有する表示部40と、前記表示部40の背後に配置される平板状の回路基板50と、前記回路基板50の前記表示部40側である前面51を覆う第1のケース部材20と、前記回路基板50の背面52を覆う第2のケース部材60と、を備え、前記第2のケース部材60は外部と挿通する孔部61aを有し、前記第1のケース部材20は前記表示部40の外側且つ前記前面51に対向する位置にリブ状に突出形成される第1の突出部23を有し、前記第2のケース部材60は前記背面52に対向する対向面部63aを有することを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本開示の表示装置の第1の実施形態である表示装置を前面側から見た図。
図1のA-A線に沿う断面図。
図1のB-B線に沿う断面図。
本開示の表示装置の第2の実施形態である表示装置を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本開示の表示装置の実施形態を添付図面に基づいて説明する。本開示に係る表示装置は、例えば自動車や二輪車等の車両や、船舶、農業機械、建設機械に搭載される。本実施形態においては、一例として、取り付け先としての車両のインストルメントパネル内に搭載される表示装置を用いて本開示の表示装置を説明する。
【0009】
以下の説明において、「前(前面)」、「後(背面)」、「上」、「下」、「右」、及び「左」は、図1乃至4における定義「Fr.」、「Re.」、「To.」、「Bo.」、「R」、及び「L」に従う。尚、表示装置100がユーザに視認される側を「前」とする。
【0010】
(第1の実施形態)
表示装置100は、車両のインストルメントパネル内に搭載される。表示装置100は、図1乃至3に示すように、前方に表示面41を有する表示ユニット(表示部)40と、表示ユニット40の後方に配置され表示ユニット40を固定する回路基板50と、回路基板50の前方に配置され表示ユニット40を収容する中ケース30と、回路基板50の後方に配置される下ケース(第2のケース部材)60と、中ケース30の前方を覆う見返し20(第1のケース部材)と、見返し20の前方を覆うレンズ10と、を主に有する。
(【0011】以降は省略されています)

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