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公開番号
2023131506
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-09-22
出願番号
2022036313
出願日
2022-03-09
発明の名称
釣竿用錘及び釣竿
出願人
株式会社シマノ
代理人
個人
,
個人
主分類
A01K
87/00 20060101AFI20230914BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】釣竿の調子ないし重心位置を簡単且つ迅速に変更することができる釣竿用錘を提供すること。
【解決手段】この錘19は、穂先節11又は第2番節12に装着される。錘19は、線径が0.4mm程度のステンレス鋼からなる。この線材がコイルバネ状に巻回される。線材の断面形状は円である。錘19の内径は、穂先節11の外径に対応しており、錘19は、弾性変形により生じる緊迫力により穂先節11等に固定される。前記線材の有効巻数は120程度であり、錘19の質量は1g程度である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
釣竿本体の外周面に巻回される線材を備え、
前記線材は、弾性を有し、少なくとも一部が前記釣竿本体の軸方向に重畳する、釣竿用錘。
続きを表示(約 310 文字)
【請求項2】
前記線材は、前記軸方向に沿って複数箇所で重畳する、請求項1に記載の釣竿用錘。
【請求項3】
前記線材の巻間隔は、前記線材の線材外寸よりも大きい、請求項1又は2に記載の釣竿用錘。
【請求項4】
前記釣竿本体の外径の変化に応じて前記軸方向に沿って錘内寸が漸次変化する、請求項1から3のいずれか1項に記載の釣竿用錘。
【請求項5】
前記線材は、線材外寸が0.2mm以上1.0mm以下である金属材料から構成される、請求項1から4のいずれか1項に記載の釣竿用錘。
【請求項6】
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の釣竿用錘を備えた釣竿。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、釣竿に装着され、釣竿の調子ないし重心を調整するバランサ(釣竿用錘)、並びにこれを備えた釣竿に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
釣竿の仕様を決定する要素として「調子」と称されるものがある。調子とは、第一義的には、ブランクに引張力や曲げモーメントが作用した場合の釣竿全体の撓み曲線を意味し、その変曲点が現れる位置によって調子が分類される。たとえば「先調子」の釣竿は、前記変曲点が釣竿の先側に現れ、竿全体に張りがあって一般的に扱い易く、釣人は、仕掛けやルアーのキャスト、ライン操作が容易に行える。他方、「胴調子」の釣竿は、曲げモーメントを受けた場合に釣竿全体が大きく曲がり、ヒットしたターゲットの引張力をソフトに受け止めることができる。このような「調子」が設計されることにより、ターゲットに応じて、あるいは使用する仕掛けの仕様等に応じて様々な釣趣が実現される。
【0003】
この「調子」は、一旦設計されると、その釣竿に固有のものとなる。ところが、たとえばへら釣りにおいては、細くて軽い仕掛けが使用されるため、ターゲットの取り込みを考慮した場合には釣竿に胴調子が求められる一方で、比較的重量のある練りエサが使用されるため、仕掛けの投入時には、穂先に一定の剛性が求められる。このような要請に応えるために、釣竿に装着するバランス調整部材(錘)が提案されている(たとえば特許文献1、特許文献2参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第2901858号公報
特開2000-245306号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示されたバランス調整部材24、28は、釣竿の所定位置に固定されることにより、釣竿の重心と調子を変更する。ところが、このバランス調整部材は、釣竿に対する位置を変更することができないため、釣人は、釣竿の重心を所望する位置に調整することができない。この不都合を解消するため、同文献には、取付位置を調整することができるバランス調整部材も開示されている。しかし、この調整機構は、リング状のバランス調整部材をネジにより竿に締結するものであるから、その作業は容易ではない。しかも、確実に締結するためには竿の外径が一定以上でなければならず、たとえばへら竿等に適用することはできない。
【0006】
特許文献2に開示された錘58は、いわゆる分銅形状である。そのため、竿の外径の大小にかかわらず着脱が容易で、位置調整も簡単である。しかし、竿の撓み方によっては、釣竿から錘58が外れてしまうおそれがある。
【0007】
本発明はかかる背景のもとになされたものであって、その目的は、釣竿への着脱及び位置変更が容易で、釣竿の調子ないし重心位置を簡単且つ迅速に調整することができる釣竿用錘及びこれを備えた釣竿を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
(1) 本発明に係る釣竿用錘は、釣竿本体の外周面に巻回される線材を備える。この線材は、弾性を有し、少なくとも一部が前記釣竿本体の軸方向に重畳する。
【0009】
この構成によれば、釣竿用錘は、弾性を有する線材を備える。そのため、釣竿用錘は、釣竿本体の外周面に巻き回わされた状態で所定の緊迫力にて取り付けられ、しかも、釣竿本体の軸方向に沿って移動可能である。
【0010】
(2) 前記線材は、前記軸方向に沿って複数箇所で重畳しているのが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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