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公開番号2023131212
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-09-22
出願番号2022035811
出願日2022-03-09
発明の名称情報処理方法
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人個人
主分類G06Q 10/08 20230101AFI20230914BHJP(計算;計数)
要約【課題】荷物の搬送に関する状況分析を効果的に支援する技術を提供する。
【解決手段】サーバ40のセンサ値受信部66は、車両20に設置された第1センサ(例えば加速度センサ28または温度センサ30)により検知されたセンサ値とその検知時刻とを含む第1データと、車両20で搬送される荷物22に設置された第2センサ(例えば加速度センサ24または温度センサ26)により検知されたセンサ値とその検知時刻とを含む第2データを受信する。サーバ40の解析部68は、第1データと第2データとに基づいて、荷物22に生じた不具合の原因を解析する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両に設置された第1センサにより検知されたセンサ値とその検知時刻とを含む第1データと、前記車両で搬送される荷物に設置された第2センサにより検知されたセンサ値とその検知時刻とを含む第2データとを受信する処理と、
前記第1データと前記第2データとに基づいて、前記荷物に生じた不具合の原因を解析する処理と、
をコンピュータが実行する情報処理方法。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
前記解析する処理は、異常なセンサ値を含む前記第1データが示す検知時刻と、異常なセンサ値を含む前記第2データが示す検知時刻の差異の有無を解析する、
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項3】
前記解析する処理は、前記第1データが示すセンサ値から異常を検出した場合の前記第1データが示す検知時刻と、前記第2データが示すセンサ値から異常を検出した場合の前記第2データが示す検知時刻とに差異がある場合、前記荷物が通過した複数の工程の中から前記差異が生じた工程を特定し、特定した工程に基づいて、前記荷物に生じた不具合の原因を解析する、
請求項2に記載の情報処理方法。
【請求項4】
前記第1センサと前記第2センサのそれぞれは、加速度センサを含み、
前記解析する処理は、前記第1データが示す加速度センサによるセンサ値の異常と、前記第2データが示す加速度センサによるセンサ値の異常とが同じタイミングで発生している場合、前記荷物に生じた衝撃に起因する不具合の原因が前記車両にあると判断し、
前記解析する処理は、前記第1データが示す加速度センサによるセンサ値に異常がなく、前記第2データが示す加速度センサによるセンサ値に異常がある場合、前記荷物に生じた衝撃に起因する不具合の原因が、前記荷物を前記車両に搬入する工程にあると判断する、
請求項2または3に記載の情報処理方法。
【請求項5】
前記第1センサと前記第2センサのそれぞれは、温度センサを含み、
前記解析する処理は、前記第1データが示す温度センサによるセンサ値の異常と、前記第2データが示す温度センサによるセンサ値の異常とが同じタイミングで発生している場合、荷物に生じた温度に起因する不具合の原因が前記車両内の温度調整にあると判断し、
前記解析する処理は、前記第1データが示す温度センサによるセンサ値に異常がなく、前記第2データが示す温度センサによるセンサ値に異常がある場合、前記荷物に生じた温度に起因する不具合の原因が、前記荷物を前記車両に搬入する前の工程にあると判断する、
請求項2から4のいずれかに記載の情報処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
配送車両が停まった位置から配送先まで荷物が搬送される間、荷物に加わる加速度を検知して荷物の状態をモニタし、荷物の状態に関するデータを保存する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-24691号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
荷物の不具合は、荷物の出荷、配送車両への積み込み、配送車両による移動、配送先到着後の積み出し等、荷物の搬送にかかわる様々な工程で生じうる。上記特許文献1に記載された技術は、配送車両が停まった位置から配送先までの荷物の搬送作業に関する状況分析を支援するものであり、荷物の搬送にかかわる様々な工程の状況分析を十分に支援できるものではなかった。
【0005】
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、荷物の搬送に関する状況分析を効果的に支援する技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の情報処理方法は、車両に設置された第1センサにより検知されたセンサ値とその検知時刻とを含む第1データと、車両で搬送される荷物に設置された第2センサにより検知されたセンサ値とその検知時刻とを含む第2データとを受信する処理と、第1データと第2データとに基づいて、荷物に生じた不具合の発生原因を解析する処理とをコンピュータが実行する。
【0007】
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現をシステム、装置、コンピュータプログラム、コンピュータプログラムを格納した記録媒体などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、荷物の搬送に関する状況分析を効果的に支援できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例のデータ収集システムの構成を示す図である。
時刻場所テーブルの例を示す図である。
サーバの動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
実施例のデータ収集システムの概要を説明する。実施例のデータ収集システムでは、車両と、その車両により搬送される荷物の両方にセンサを設置する。サーバは、車両に設置されたセンサによる検知結果と、荷物に設置されたセンサによる検知結果とをもとに、荷物に不具合が生じた場合の原因を解析する。例えば、サーバは、荷物の破損の原因が、配送中の車両トラブル(例えば悪路による車両の揺れや、急ブレーキ等)であるか、または、荷物の取り扱いにおけるトラブル(例えば荷物の不安定な積載や荷崩れ等)であるかを切り分ける。
(【0011】以降は省略されています)

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