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公開番号
2023130624
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-09-21
出願番号
2022035019
出願日
2022-03-08
発明の名称
光学機器
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
7/04 20210101AFI20230913BHJP(光学)
要約
【課題】 信頼性を向上した光学機器を提供すること。
【解決手段】 光学機器において、少なくとも第1の光学素子と第2の光学素子を有する光学機器であって、前記第1の光学素子を保持する第1の可動鏡筒と、前記第2の光学素子を保持する第2の可動鏡筒と、前記第1の可動鏡筒の光軸方向の移動範囲を制限するベース部材を有し、前記第1の可動鏡筒と前記第2の可動鏡筒は隣接して配置されると共に、前記第1の可動鏡筒の光軸方向の移動範囲は前記第2の可動鏡筒の光軸方向の移動範囲と一部重なっており、前記第1の可動鏡筒には、前記第2の可動鏡筒と当接する第1の当接面と、前記ベース部材に当接する第2の当接面を有する緩衝材が配置され、前記第1の当接面と前記第2の当接面は同一の緩衝材の一部の面に形成されている。
【選択図】 図6
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも第1の光学素子と第2の光学素子を有する光学機器であって、
前記第1の光学素子を保持する第1の可動鏡筒と、
前記第2の光学素子を保持する第2の可動鏡筒と、
前記第1の可動鏡筒の光軸方向の移動範囲を制限するベース部材を有し、
前記第1の可動鏡筒と前記第2の可動鏡筒は隣接して配置されると共に、前記第1の可動鏡筒の光軸方向の移動範囲は前記第2の可動鏡筒の光軸方向の移動範囲と一部重なっており、
前記第1の可動鏡筒には、前記第2の可動鏡筒と当接する第1の当接面と、前記ベース部材に当接する第2の当接面を有する緩衝材が配置され、
前記第1の当接面と前記第2の当接面は同一の緩衝材の一部の面に形成されていることを特徴とする光学機器。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記緩衝材は前記第1の可動鏡筒の端面に配置された第1の緩衝材、第2の緩衝材、第3の緩衝材を有し、
前記第1の緩衝材、前記第2の緩衝材、前記第3の緩衝材が前記ベース部材と夫々当接する位置を結んだ領域が、前記光軸方向から見たときに、前記第1の可動鏡筒の重心と、前記第2の可動鏡筒の重心を囲むように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の光学機器。
【請求項3】
前記緩衝材は前記第1の可動鏡筒の端面に配置された第1の緩衝材と第2の緩衝材から成り、
前記第1の緩衝材と前記第2の緩衝材が前記ベース部材と夫々当接する位置は、前記光軸を挟んで対向する位置であることを特徴とする請求項1に記載の光学機器。
【請求項4】
前記第1の可動鏡筒及び前記第2の可動鏡筒の夫々の前記光軸方向の移動をガイドする第1のガイド部材及び第2のガイド部材を有することを特徴とする請求項1に記載の光学機器。
【請求項5】
前記光軸方向から見たときに、前記光軸を通って前記第1のガイド部材、前記第2のガイド部材を通る軸を夫々第1の軸、第2の軸とし、前記光軸を中心に前記第1の軸と前記第2の軸で形成される角度が180度以内の領域を第1の領域とするとき、
前記緩衝材と前記ベース部材の当接面は前記第1の軸と前記第2の軸との間の前記第1の領域に配置されていること、を特徴とする請求項4に記載の光学機器。
【請求項6】
前記緩衝材は前記第1の可動鏡筒の端面に配置された第1の緩衝材と第2の緩衝材から成り、
前記光軸方向から見たときに、前記光軸を通って前記第1のガイド部材、前記第2のガイド部材を通る軸を夫々第1の軸、第2の軸とするとき、
前記第1の緩衝材と前記ベース部材の当接面は前記第1の軸の近傍に配置され、前記第2の緩衝材と前記ベース部材の当接面は前記第2の軸の近傍に配置されていることを特徴とする請求項4に記載の光学機器。
【請求項7】
前記緩衝材は前記第1の可動鏡筒の端面に配置された第1の緩衝材と第2の緩衝材から成り、
前記第1の可動鏡筒と前記第2の可動鏡筒は共用の第3のガイド部を有し、
前記光軸方向から見たときに、前記光軸を通って前記第3のガイド部を通る軸を所定の軸とするとき、
前記第1の緩衝材と前記ベース部材の当接面は、前記第1の軸と前記第2の軸との間の前記第1の領域に配置され、
前記第2の緩衝材と前記ベース部材の当接面は、前記所定の軸の近傍に配置されることを特徴とする請求項5に記載の光学機器。
【請求項8】
前記第1の可動鏡筒及び前記第2の可動鏡筒を夫々前記光軸方向に駆動する第1の駆動手段及び第2の駆動手段を有することを特徴とする請求項1~7のいずれか1項に記載の光学機器。
【請求項9】
前記ベース部材は前記第1の駆動手段及び前記第2の駆動手段を保持していることを特徴とする請求項8に記載の光学機器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、レンズ鏡筒等の光学機器に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
最短撮影距離の短縮化或いは至近画質を向上させるために、焦点調節時に複数のレンズ群を移動させる技術が知られている。複数のレンズ群を夫々別々の駆動手段を用いて移動させる技術として、VCMや超音波モータ等の駆動手段で直接レンズ群を移動させる、いわゆる直動と呼ばれる方法が採られることがある。
【0003】
直動式の駆動方法の場合、固定部であるガイドバーとレンズ鏡筒に設けられたガイド穴の関係で直進ガイドする構成が一般的である。又、直動式のレンズ鏡筒は非通電時に衝撃を受けた際に移動端でベース部材に衝突し、大きな衝撃を受ける可能性がある。
【0004】
例えば、特許文献1ではボディとレンズバレルの間に緩衝部があり、レンズバレルの移動方向側でかつ、ガイド部の両端部でボディに向かって突出するように配置することで、レンズバレルがメカ端に衝突した際の衝撃を緩和している。
【0005】
特許文献2では隣接した2つの可動鏡筒において、一方の可動鏡筒には鏡筒同士が接触した際に光軸方向へ圧縮可能な付勢部材を備えることで、急なズーム動作での鏡筒同士の衝突による衝撃を緩和させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許5307773号公報
特許4991455号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上述の特許文献1に開示された従来技術では、複数のレンズ鏡筒の衝突に対する対策に関しては考慮されていない。又、特許文献2に開示された従来技術では、鏡筒同士の衝突に関しては効果があるが、ベース部材との衝撃を含めた衝突緩和機構の言及はされていない。そのため、隣接する可動鏡筒に対しての緩衝材配置にはそのまま適用することは出来ない。
【0008】
そこで、本発明の目的は、信頼性を向上した光学機器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本発明の1側面の光学機器は、
少なくとも第1の光学素子と第2の光学素子を有する光学機器であって、
前記第1の光学素子を保持する第1の可動鏡筒と、
前記第2の光学素子を保持する第2の可動鏡筒と、
前記第1の可動鏡筒の光軸方向の移動範囲を制限するベース部材を有し、
前記第1の可動鏡筒と前記第2の可動鏡筒は隣接して配置されると共に、前記第1の可動鏡筒の光軸方向の移動範囲は前記第2の可動鏡筒の光軸方向の移動範囲と一部重なっており、
前記第1の可動鏡筒には、前記第2の可動鏡筒と当接する第1の当接面と、前記ベース部材に当接する第2の当接面を有する緩衝材が配置され、
前記第1の当接面と前記第2の当接面は同一の緩衝材の一部の面に形成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば信頼性を向上した光学機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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