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公開番号2023129776
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-09-20
出願番号2022034025
出願日2022-03-07
発明の名称ビニールハウスにおける害獣捕獲手段
出願人個人
代理人
主分類A01M 23/20 20060101AFI20230912BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】ビニールハウスの側面に直接箱罠を設置しうる養生枠を用いた害獣捕獲手段を提供する。
【解決手段】
ビニールハウスの側面を構成する側面部を覆うビニールシートの下部に設置する、ビニールシートを挟み設置する開口部材1及び2により挟み込まれ前記開口部内部に沿って開口された前記ビニールシートを固定しうる開口部と前記開口部と前期ビニールハウス内部に設置された養生枠支柱の上部を連結しうる連結部材により骨組み構造を形成された枠組みと、前記枠組みの側面と上面を覆うように固定されたビニールシートとを備えることを特徴とする、ビニールハスにおける開口部の養生枠と、前記開口部から前記ビニールハウス内部へと続くように設けられた、前記養生枠内に丁度収まるサイズの箱罠とを有し、前記捕獲用罠においては、2か所の通過可能な開口を有し、前記ビニールハウス側の開口の通気を軽度に遮断しうる程度にビニールシート等を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ビニールハウスの側面を構成する側面部を覆うビニールシートの下部に設置する、
前記ビニールハウスの内側と外側より前記ビニールシートを挟み設置する開口部材1及び開口部材2により挟み込まれ前記開口部材1及び2の内部に沿って開口された前記ビニールシートを固定しうる開口部と
前記開口部と前期ビニールハウス内部に設置された養生枠支柱の上部を連結しうる連結部材により骨組み構造を形成された枠組みと、
前記枠組みの側面と上面を覆うように固定されたビニールシートとを備えることを特徴とする
ビニールハウスにおける開口部の養生枠と、
前記開口部から前記ビニールハウス内部へと続くように設けられた、前記養生枠内に丁度収まるサイズの捕獲用箱罠とを有し、
前記捕獲用箱罠においては、
2か所の通過可能な開口を有し、
前記ビニールハウス側の開口の通気を軽度に遮断しうる程度にビニールシート等を備える
ことを特徴とするビニールハウスにおける害獣捕獲手段。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
請求項1に記載のビニールハウスにおける開口部の養生枠において、前記開口部と、養生枠支柱の下部先端に地中に穿孔しうる穿孔部を備えることを特徴とする、
請求項1に記載のビニールハウスにおける害獣捕獲手段。
【請求項3】
請求項1、2及び3に記載のビニールハウスにおいて、前記側面部を覆うビニールシートに遮光性の高い素材を用いた場合において、前記捕獲用箱罠の前記ビニールハウス外側の開口の遮断扉が遮光性の高い素材であることを特徴とする、
請求項1、2及び3に記載のビニールハウスにおける害獣捕獲手段。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ビニールハウスの側面に直接箱罠を設置しうる養生枠を用いた害獣捕獲手段に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来のビニールハウスにおいて、害獣により壁面のビニール下部を掘られ、ビニールハウス内部に侵入され食害が起こされることがある。これは、圃場周辺に生息している害獣がビニールハウス内部にて栽培している青果等を目標としビニールハウス内部に侵入を試みることにある。
【0003】
ポリエチレン樹脂等のビニールを壁面材として用いているビニールハウスにおいては、もともと害獣に対しての防御策としてではなく、栽培環境を整え栽培対象の育成を促すために設置されるものである。したがって、従来のビニールハウスにおいては、害獣対策は万全ではないので上記のような食害が起こりえる。
【0004】
前記ビニールハウスの害獣対策としては、周囲をネットや電気柵などで囲う等の方法や、忌避剤等を用い間接的に害獣を駆逐する方法等がとられている。また、ビニールハウスのビニールシート下層部を厚みのある素材等に転換し、害獣の侵入を阻む方法もとられている。
【0005】
しかし、前記の周囲をネットや電気柵などで囲う等の方法は、周囲を隙間なく囲い込む施工方法上、大掛かりになりやすく管理も煩雑になりやすい。また、忌避剤等を用いる方法においても、効果が永続的に続くものではないので継続的に追加交換していかなければならない。さらに、対象害獣においても忌避剤に慣れ、効果が得にくくなることもある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2003-219788号公報
実登3193863号公報
特開2021-000038号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、このような問題に対処するためになされたもので、圃場等で用いられるビニールハウスにおいて、繰り返される獣害を防ぐため、効率的に害獣を捕獲しうる害獣捕獲手段を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1の発明は、警戒心の強い野生動物は圃場への侵入が困難な場合、一番入りやすい場所を探し侵入するという特性に則し、ビニールハウスの側面を構成する側面部を覆うビニールシートの下部に設置する、前記ビニールハウスの内側と外側より前記ビニールシートを挟み設置する開口部材A及び開口部材Bにより挟み込まれ前記開口部内部に沿って開口された前記ビニールシートを固定しうる開口部と前記開口部と前期ビニールハウス内部に設置された養生枠支柱の上部を連結しうる連結部材により骨組み構造を形成された枠組みと、前記枠組みの側面と上面を覆うように固定されたビニールシートとを備えることを特徴とするビニールハウスにおける開口部の養生枠と、前記開口部から前記ビニールハウス内部へと続くように設けられた、前記養生枠内に丁度収まるサイズの捕獲用箱罠とを有し、前記捕獲用箱罠においては、2か所の通過可能な開口を有し、前記ビニールハウス側の開口の通気を軽度に遮断しうる程度にビニールシート等を備えることを特徴とするビニールハウスにおける害獣捕獲手段である。
【0009】
また、請求項2の発明は、請求項1に記載のビニールハウスにおける開口部の養生枠において、前記開口部と、養生枠支柱の下部先端に地中に穿孔しうる穿孔部を備えることを特徴とするビニールハウスにおける害獣捕獲手段である。
【0010】
さらに、請求項3の発明は、請求項1及び2に記載のビニールハウスにおいて、前記側面部を覆うビニールシートに遮光性の高い素材を用いた場合において、前記捕獲用箱罠の前記ビニールハウス外側の開口の遮断扉が遮光性の高い素材であることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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