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公開番号
2023129745
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-09-15
出願番号
2023001358,2022578757
出願日
2023-01-06,2021-06-08
発明の名称
ガス状汚染物質処理設備
出願人
エコシス ピーティーイー リミテッド
代理人
TRY国際弁理士法人
主分類
B01D
53/46 20060101AFI20230908BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】プロセス及び実行上の安全性を大幅に向上させることができ、一層エネルギーを節約することができるガス状汚染物質処理設備を提供する。
【解決手段】ガス取入れ部101と、第1処理ユニット102と、第2処理ユニット103と、非機械的流体吸引装置104とを含むガス状汚染物質処理設備であって、ガス取入れ部は、ガス取入れチャンバ101bと、少なくとも1つのガイド管路101aとを含み、ガイド管路はガス取入れチャンバに連通し半導体製造プロセスからの流出物をガス取入れチャンバにガイドし、第1処理ユニットはガス取入れ部の下方に結合されて流出物を緩和するために用いられ、非機械的流体吸引装置は第1処理ユニットに結合され、流体吸引装置は流出物が開口へ移動するようにガイドするために用いられ、第2処理ユニットは開口を介して流体吸引装置に結合され、第1処理ユニットからの流出物を受け取って流出物をより一層緩和する。
【選択図】図2B
特許請求の範囲
【請求項1】
ガス取入れチャンバと少なくとも1つのガイド管路とを含み、前記ガイド管路は前記ガス取入れチャンバに連通し半導体製造プロセスからの流出物を前記ガス取入れチャンバにガイドするガス取入れ部と、
前記ガス取入れ部の下方に結合される第1処理ユニットであって、前記流出物を緩和(abate)するために用いられる第1処理ユニットと、
前記第1処理ユニットに結合される非機械的流体吸引装置であって、前記流出物が開口へ移動するようにガイドするために用いられる非機械的流体吸引装置と、
前記開口を介して前記流体吸引装置に結合される第2処理ユニットであって、前記第1処理ユニットからの前記流出物を受け取って前記流出物をより一層緩和(abate)する第2処理ユニットとを含むことを特徴とするガス状汚染物質処理設備。
続きを表示(約 220 文字)
【請求項2】
前記流体吸引装置は、噴射流体で圧力差を生じさせて、前記流出物をガイドして移動させることを特徴とする請求項
1
に記載のガス状汚染物質処理設備。
【請求項3】
前記第1処理ユニット及び前記第2処理はそれぞれ燃焼式排ガス処理装置、加熱式排ガス処理装置、湿式排ガス処理装置又はプラズマ式排ガス処理装置であることを特徴とする請求項
1
に記載のガス状汚染物質処理設備。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガス状汚染物質処理設備に関し、特に、半導体製造プロセスの流出物を処理する設備である。
続きを表示(約 3,200 文字)
【背景技術】
【0002】
半導体製造プロセスの排ガスには人体又は環境に有害なさまざまな化学物質が含まれており、一般的な排ガス処理設備は、燃焼式、プラズマ式、水洗式、触媒式などである。
【0003】
水溶性有害物質の場合、水洗式(湿式ともいう)排ガス処理設備は価格が合理的で、取り付けやすいなどの利点を有し、実際にはエピタキシープロセス又は半導体エッチングプロセスによく用いられる。従来技術による水洗式排ガス処理設備は、例えば、特許文献1に示されるもので、排出導管と、複数の充填床と、1つ又はそれ以上の噴霧ジェットと、ドリッパーとを含む、流出スクラビング及び湿分制御が向上した除去システムが開示され、当該排出導管では流出ストリームが貫通して流れ、当該充填床は当該排出導管内に配置され、当該流出ストリームから非排出可能流出物を除去し、当該噴霧ジェットは当該流出ストリームから非排出可能流出物を除去するための流出物処理剤を隣接する充填床間に提供し、当該ドリッパーは最上充填床上で当該排出導管内に配置され、大きな液滴の当該流出物処理剤を提供して、微細液滴を実質的に形成することなく当該最上充填床の上側表面から粒子状物質を湿潤させリンスする。
【0004】
化学気相蒸着(Chemical Vapor Deposition、略称CVD)プロセスで生成されたシラン(Silane)、アルシン(Arsine)、ホスフィン(Phosphine)などの汚染物質には一般的に燃焼式の排ガス処理設備が用いられ、従来の製品としては、DAS社のLARCH型、Edwards社のSpectraシリーズなどがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
米国出願公開特許第US20100119420号
【発明の概要】
【0006】
本発明は、上記の目的を達成するために、ガス取入れチャンバと少なくとも1つのガイド管路とを含み、前記ガイド管路は前記ガス取入れチャンバに連通し半導体製造プロセスからの流出物を前記ガス取入れチャンバにガイドするガス取入れ部と、前記ガス取入れ部の下方に結合される第1スクラバータワーであって、鉛直に延在し、且つ前記ガス取入れチャンバに連通する第1上部開口と、前記第1上部開口に連通する第1チャンバと、前記第1チャンバ内に位置する内壁と、側方から前記第1チャンバに連通する液体入口と、前記第1チャンバに連通する第1底部開口とを含み、前記液体入口は水流が前記第1チャンバに入って前記内壁においてウォーターカーテンを形成するためのものである前記第1スクラバータワーと、前記第1スクラバータワーに隣接して設けられる第2スクラバータワーであって、鉛直に延在し、且つ前記第1チャンバに連通する第2底部開口と、前記第2底部開口に連通する第2チャンバと、前記第2チャンバに連通する第2上部開口と、前記第2チャンバ内に設けられる複数の噴射部品とを含む前記第2スクラバータワーと、前記第2スクラバータワーに隣接して設けられる第3スクラバータワーであって、鉛直に延在し、且つ前記第2チャンバに連通する第3上部開口と、前記第3上部開口に連通する第3チャンバと、前記第3チャンバに連通する第3底部開口と、前記第3上部開口に隣接して設けられる流体吸引装置と、前記流体吸引装置の下方に位置して前記流体吸引装置からの気流を受け取る少なくとも1つの充填床とを含む前記第3スクラバータワーと、前記第1スクラバータワー、前記第2スクラバータワー及び前記第3スクラバータワーの下方に結合される循環ウォータータンクであって、液体が貯蔵される集水空間と、第1上部開口と、第2上部開口と、第3上部開口とを含み、前記第1上部開口、第2上部開口、第3上部開口はそれぞれ前記第1チャンバ、前記第2チャンバ、前記第3チャンバに連通し、前記集水空間は第1領域と、第2領域と、前記第1領域と前記第2領域の間に設けられる遮断部品とを含む前記循環ウォータータンクとを含み、前記第1領域には、前記第1スクラバータワーの前記第1底部開口と前記第2スクラバータワーの前記第2底部開口の間で、前記流出物が前記第1スクラバータワーから前記第2スクラバータワーを経由して前記第3スクラバータワーに流れるように前記液体に露出する第1流路が形成され、前記第2領域は前記第3スクラバータワーの前記流体吸引装置によって駆動される前記流出物を受け取ることを特徴とするガス状汚染物質処理設備を提供する。
【0007】
本発明は、上記の目的を達成するために、ガス源に結合され、且つ前記ガス源からのガス状汚染物質を受け取る第1空間であって、流入領域を規定する前記第1空間と、前記第1空間の流体に接続される第2空間であって、流出領域を規定する前記第2空間と、前記流出領域と前記流入領域の間の第1チャネルに装着され、前記第1チャネルは所定の方向に延在する流体吸引装置であって、流体噴射管と、流体吸引管とを含み、前記流体噴射管と前記流体吸引管は前記方向において互いに隔たり、且つ間には前記第1チャネルに第2チャネルが形成され、前記流体噴射管が前記流体吸引管へ噴射流体を供給し、これにより前記第1チャネルと前記第2チャネルの間で圧力差が生み出され、前記圧力差の駆動で前記ガス状汚染物質が前記流入領域から前記流出領域に入る前記流体吸引装置とを含むことを特徴とするガス状汚染物質処理設備を提供する。
【0008】
本発明は、上記の目的を達成するために、ガス取入れチャンバと少なくとも1つのガイド管路とを含み、前記ガイド管路は前記ガス取入れチャンバに連通し半導体製造プロセスからの流出物を前記ガス取入れチャンバにガイドするガス取入れ部と、前記ガス取入れ部の下方に結合される第1処理ユニットであって、前記流出物を緩和(abate)するために用いられる前記第1処理ユニットと、前記第1処理ユニットに結合される非機械的流体吸引装置であって、前記流出物が開口へ移動するようにガイドするために用いられる非機械的流体吸引装置と、前記開口を介して前記流体吸引装置に結合される第2処理ユニットであって、前記第1処理ユニットからの前記流出物を受け取って前記流出物をより一層緩和(abate)する前記第2処理ユニットとを含むことを特徴とするガス状汚染物質処理設備。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明のいくつかの実施例の概略図である。
図1の実施例の一形態の概略図である。
図1の実施例の別の形態の概略図である。
本発明の一実施例の斜視概略図である。
本発明の一実施例の別の角度からみた斜視概略図である。
本発明の一実施例の上面図である。
図1のA-Aに沿う断面の上面概略図である。
図4のB-Bに沿う斜視断面概略図である。
図4のB-Bに沿う断面概略図である。
図4のB-Bに沿う断面概略図である。
図4のC-Cに沿う斜視断面概略図である。
図4のC-Cに沿う断面概略図である。
本発明の一実施例の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の一態様では、半導体製造プロセスからの流出物(Effluent stream)、例えば、排ガス(Waste gas)を処理するために用いられるガス状汚染物質処理設備が開示され、次の記載では、複数の箇所で用語「水」が用いられるが、これは説明しやすさから使用される表現で、本発明は水に限定されず、粒子状物質(Particulate Matter、略称PM)を洗浄又は捕捉できる他の液体も使用できる。
(【0011】以降は省略されています)
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