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公開番号
2023129739
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-09-15
出願番号
2022033991
出願日
2022-03-05
発明の名称
仮設住宅団地設計システム
出願人
大和ハウス工業株式会社
,
大和リース株式会社
,
国立大学法人 熊本大学
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
30/13 20200101AFI20230908BHJP(計算;計数)
要約
【課題】仮設住宅団地の施設の配置計画に要する時間の短縮を図ることができる仮設住宅団地設計システムを提供する。
【解決手段】仮想モデルを用いて仮設住宅団地の設計を行う仮設住宅団地設計システム1であって、初期条件を満たすように、施設を配置可能な配置可能エリアを、配置可能エリアを住戸bが配置される住戸エリアと駐車場cが配置される駐車場エリアとに区分けするエリア区分部(演算部13)を具備し、エリア区分部は、配置可能エリアに、住戸エリアを指定するための住戸エリア指定用BIMパーツa1、及び駐車場エリアを指定するための駐車場エリア指定用BIMパーツa2を配置可能であり、配置された住戸エリア指定用BIMパーツa1及び駐車場エリア指定用BIMパーツa2に基づいて、配置可能エリアを住戸エリアと駐車場エリアとに区分けする区分処理を実行可能である。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
仮想モデルを用いて仮設住宅団地の設計を行う仮設住宅団地設計システムであって、
前記仮設住宅団地の施設には、少なくとも住戸及び駐車場が含まれ、
前記仮設住宅団地設計システムは、
前記住戸の数と前記駐車場の数の比率を示す駐住比率を含む初期条件を格納する初期条件格納部と、
前記初期条件を満たすように、前記施設を配置可能な配置可能エリアを前記住戸が配置される住戸エリアと前記駐車場が配置される駐車場エリアとに区分けするエリア区分部と、
を具備し、
前記エリア区分部は、
前記配置可能エリアに、前記住戸エリアを指定するための住戸エリア指定用アイコン、及び前記駐車場エリアを指定するための駐車場エリア指定用アイコンを含むエリア指定用アイコンを配置可能であり、
配置された前記住戸エリア指定用アイコン及び前記駐車場エリア指定用アイコンに基づいて、前記配置可能エリアを前記住戸エリアと前記駐車場エリアとに区分けする区分処理を実行可能である、
仮設住宅団地設計システム。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記エリア区分部は、
前記住戸エリア指定用アイコンと前記駐車場エリア指定用アイコンとを結ぶ直線に垂直であって、かつ、前記駐住比率を満たす直線を、前記住戸エリアと前記駐車場エリアとの境界線とする、
請求項1に記載の仮設住宅団地設計システム。
【請求項3】
前記エリア区分部によって区分けされた配置可能エリア内の前記住戸及び前記駐車場の配置を最適化する配置最適化を実行可能な施設配置部を具備する、
請求項1又は請求項2に記載の仮設住宅団地設計システム。
【請求項4】
前記施設配置部は、
前記エリア区分部によって区分けされた配置可能エリア内の前記住戸及び前記駐車場の数を最大化するように、前記住戸及び前記駐車場を配置する、
請求項3に記載の仮設住宅団地設計システム。
【請求項5】
前記配置可能エリアに前記住戸エリア指定用アイコン又は前記駐車場エリア指定用アイコンのいずれか一つが配置されている場合には、前記施設配置部によって前記配置最適化が実行され、
前記配置可能エリアに前記住戸エリア指定用アイコン及び前記駐車場エリア指定用アイコンの両方が配置されている場合には、前記エリア区分部によって前記区分処理が実行される、
請求項3又は請求項4に記載の仮設住宅団地設計システム。
【請求項6】
操作者の操作を受け付ける操作受付部を具備し、
前記住戸エリア指定用アイコン及び前記駐車場エリア指定用アイコンは、前記操作受付部が受け付けた操作者の操作によって移動可能であり、
前記エリア区分部は、
前記住戸エリア指定用アイコン及び前記駐車場エリア指定用アイコンの移動に応じて、前記駐住比率を満たすように、前記住戸エリアと前記駐車場エリアとの境界線を再設定する、
請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の仮設住宅団地設計システム。
【請求項7】
前記エリア区分部によって区分けされた配置可能エリア内の前記住戸及び前記駐車場の配置を最適化する配置最適化を実行可能な施設配置部を具備し、
前記施設配置部は、
前記境界線の再設定に応じて、前記配置可能エリア内の前記住戸及び前記駐車場を再配置する、
請求項6に記載の仮設住宅団地設計システム。
【請求項8】
前記施設配置部は、
幹線道路を配置することによって、前記住戸エリアと前記駐車場エリアとを区分けする、
請求項4から請求項7までのいずれか一項に記載の仮設住宅団地設計システム。
【請求項9】
前記施設配置部は、
前記住戸及び前記駐車場以外のその他施設を配置可能であり、
前記その他施設に干渉する前記住戸及び前記駐車場がある場合、干渉する前記住戸及び前記駐車場を削除する、
請求項4から請求項8までのいずれか一項に記載の仮設住宅団地設計システム。
【請求項10】
前記施設配置部は、
前記駐住比率に対して過剰又は不足する施設を、操作者が認識可能な状態で提示する、
請求項4から請求項9までのいずれか一項に記載の仮設住宅団地設計システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、仮想モデルを用いて仮設住宅団地の設計を行う仮設住宅団地設計システムの技術に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
日本は「災害大国」と呼ばれる程、自然災害が多い国として知られている。その中には地震や台風等、広範囲に被害が及ぶ事例も少なくない。大規模災害の発生時には在住住居が全半壊した者に対して、特許文献1に記載されるような応急仮設住宅の供給が要求される。
【0003】
災害発生後の応急仮設住宅を含む仮設住宅団地の計画において、現地調査、配置計画、住戸の設計、部材の調達、現場施工、の工程に沿って、迅速な仮設住宅の供給を行うことが要求される。これら工程のうち、配置計画においては、プログラムを用いて住戸や駐車場などの配置図が作成される場合がある。
【0004】
しかしながら、従来の技術においては、配置エリアのレイアウトが思い通りにならないことや、思い通りにできても操作が煩わしい等によって、仮設住宅団地の施設の配置計画に多くの時間を要するという課題があった。このため、仮設住宅団地の施設の配置計画に要する時間の短縮が望まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実用新案登録第3177005号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、仮設住宅団地の施設の配置計画に要する時間の短縮を図ることができる仮設住宅団地設計システムを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0008】
即ち、請求項1においては、仮想モデルを用いて仮設住宅団地の設計を行う仮設住宅団地設計システムであって、前記仮設住宅団地の施設には、少なくとも住戸及び駐車場が含まれ、前記仮設住宅団地設計システムは、前記住戸の数と前記駐車場の数の比率を示す駐住比率を含む初期条件を格納する初期条件格納部と、前記初期条件を満たすように、前記施設を配置可能な配置可能エリアを前記住戸が配置される住戸エリアと前記駐車場が配置される駐車場エリアとに区分けするエリア区分部と、を具備し、前記エリア区分部は、前記配置可能エリアに、前記住戸エリアを指定するための住戸エリア指定用アイコン、及び前記駐車場エリアを指定するための駐車場エリア指定用アイコンを含むエリア指定用アイコンを配置可能であり、配置された前記住戸エリア指定用アイコン及び前記駐車場エリア指定用アイコンに基づいて、前記配置可能エリアを前記住戸エリアと前記駐車場エリアとに区分けする区分処理を実行可能であるものである。
【0009】
請求項2においては、前記エリア区分部は、前記住戸エリア指定用アイコンと前記駐車場エリア指定用アイコンとを結ぶ直線に垂直であって、かつ、前記駐住比率を満たす直線を、前記住戸エリアと前記駐車場エリアとの境界線とするものである。
【0010】
請求項3においては、前記エリア区分部によって区分けされた配置可能エリア内の前記住戸及び前記駐車場の配置を最適化する配置最適化を実行可能な施設配置部を具備するものである。
(【0011】以降は省略されています)
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