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公開番号
2023129733
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-09-14
出願番号
2023125199,2019230999
出願日
2023-08-01,2019-12-23
発明の名称
空気調和機
出願人
クボタ空調株式会社
代理人
弁理士法人森本国際特許事務所
主分類
F24F
1/022 20190101AFI20230907BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】装置周囲の環境空気の温度負荷が大きくなっても給気の温度を十分に必要温度に制御することができる空気調和装置を提供する。
【解決手段】ケーシング2の内部に蒸発ユニット3と凝縮ユニット4を配置し、ケーシング2の内部で双方の入口側が連通し、蒸発ユニット3の出口側に蒸発ユニット3を通った給気が吹き出す給気口6を有し、凝縮ユニット4の出口側に凝縮ユニット4を通った排気7が吹き出す排気口8を有し、蒸発ユニット3と凝縮ユニット4の双方の入口側の間に、ケーシング周囲の環境空気が流入する環境空気流入路10と、給気5の一部が還流する給気還流路12が連通し、蒸発ユニット3と凝縮ユニット4の双方の入口側の間で環境空気と給気が相対向する方向から合流し、温度を調整した環境空気が蒸発ユニット3と凝縮ユニット4の双方に流入する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ケーシング内に蒸発ユニットと凝縮ユニットを配置し、ケーシング内で双方の入口側が連通し、
蒸発ユニットの出口側に蒸発ユニットを通った給気が吹き出す給気口を有し、凝縮ユニットの出口側に凝縮ユニットを通った排気が吹き出す排気口を有し、蒸発ユニットと凝縮ユニットの双方の入口側の間に、ケーシング周囲の環境空気が流入する環境空気流入路と、給気の一部が還流する給気還流路が連通し、
蒸発ユニットと凝縮ユニットの双方の入口側の間で環境空気と給気が相対向する方向から合流し、温度を調整した環境空気が蒸発ユニットと凝縮ユニットの双方に流入することを特徴とする空気調和機。
続きを表示(約 200 文字)
【請求項2】
環境空気流入路は、蒸発ユニットと凝縮ユニットの双方の入口側の間にあるケーシングの上部空間をなし、ケーシングの天面に開口する環境空気流入口でケーシングの周囲の環境に連通し、
給気還流路は、ケーシングの下部空間をなしてケーシングの上部空間に連通し、
環境空気と給気が相対向する方向から環境空気流入路に流入して合流することを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、空気調和機に関し、冷気もしくは暖気をスポット的に給気するヒートポンプ式の空気調和機の技術に係るものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、空気調和機として、例えば特許文献1に記載するものがある。これは、空調機本体内に吸入した空気を冷却する冷却器を空調機本体に出し入れ自在に収納し、冷却器で発生したドレン水を収容するドレンタンクを有し、ドレンタンク内に溜まったドレン水が所定量以上に達したとき冷却装置の運転を停止するものである。そして、蒸発器と凝縮器を一体型として、装置周囲の環境空気を吸い込み、蒸発器側から冷房空気を給気し、凝縮器側から廃熱を排出している。
【0003】
また、特許文献2に記載するものがある。これは、空調機本体の空気吸入口から吸入した空気を冷凍回路の蒸発器によって冷却し、この空気を空調機本体に設けた吹出ダクトを介して任意の空調位置に吹出す局所冷房型空調機であって、蒸発器から流出した空気の一部を蒸発器の空気流入側に戻す空気再循環通路を設けている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開平6-40727
実開平6-59724
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記の特許文献1の構成では、空調機本体内に吸入する周囲の環境空気の温度負荷が大きくなると、装置から吹き出す冷気の吹き出し温度が上昇し、保護のための能力制限が発生し、十分な冷却効果を発揮できない。
【0006】
また、特許文献2の構成では、蒸発器から流出した空気の一部を蒸発器の空気流入側に戻すことで、給気温度を下げることができる。しかし、凝縮器には周囲の環境空気のみが流入するので、環境空気の温度負荷が大きくなると、冷媒を十分に凝縮させることができず、結果として装置から吹き出す冷気の吹き出し温度が上昇し、保護のための能力制限が発生し、十分な冷却効果を発揮できない。
【0007】
本発明は上記した課題を解決するものであり、装置周囲の環境空気の温度負荷が大きくなっても給気の温度を十分に必要温度に制御することができる空気調和装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明に係る空気調和機は、ケーシング内に蒸発ユニットと凝縮ユニットを配置し、ケーシング内で双方の入口側が連通し、蒸発ユニットの出口側に蒸発ユニットを通った給気が吹き出す給気口を有し、凝縮ユニットの出口側に凝縮ユニットを通った排気が吹き出す排気口を有し、蒸発ユニットと凝縮ユニットの双方の入口側の間に、ケーシング周囲の環境空気が流入する環境空気流入路と、給気の一部が還流する給気還流路が連通し、蒸発ユニットと凝縮ユニットの双方の入口側の間で環境空気と給気が相対向する方向から合流し、温度を調整した環境空気が蒸発ユニットと凝縮ユニットの双方に流入することを特徴とする。
【0009】
また、本発明に係る空気調和機は、環境空気流入路は、蒸発ユニットと凝縮ユニットの双方の入口側の間にあるケーシングの上部空間をなし、ケーシングの天面に開口する環境空気流入口でケーシングの周囲の環境に連通し、給気還流路は、ケーシングの下部空間をなしてケーシングの上部空間に連通し、環境空気と給気が相対向する方向から環境空気流入路に流入して合流することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
以上のように本発明によれば、蒸発ユニットと凝縮ユニットの双方の入口側の間で環境空気と給気が相対向する方向から合流し、温度を調整した環境空気が蒸発ユニットと凝縮ユニットの双方に流入することで、蒸発ユニットおよび凝縮ユニットにおける入口空気の温度が低下する。この結果、能力制限条件下(給気温度の抑制が必要)においても蒸発ユニットおよび凝縮ユニットに流入する環境空気の入口温度を緩和して給気温度を抑制する能力制限を回避できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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