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公開番号2023129171
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-09-14
出願番号2022047548
出願日2022-03-04
発明の名称除菌器
出願人個人
代理人
主分類A61L 2/10 20060101AFI20230907BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】除菌以外の用途にも使用できる除菌器を提供する。
【解決手段】載置面上に置かれる土台11と、土台11に立設される支柱12と、支柱12に支持され、可視光を発光する第1光源141及び除菌可能な紫外光を発光する第2光源142を有し、第1光源及141及び第2光源142のうち少なくとも一方から光を出射することができる発光部14と、外部電源又は内部電源から供給される電力を、適正な印加電力に変換し、第1光源141及び第2光源142に供給する電力変換部15と、第1光源141及び第2光源142のうち、所望する少なくとも一方が発光するよう、第1光源及141及び第2光源142に供給される電力を切り替えるスイッチ16とを備え、発光部14から出射される紫外光が除菌対象物に集光するように構成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
載置面上に置かれる土台と、
前記土台に立設される支柱と、
前記支柱に直接的に又は間接的に支持され、可視光を発光する第1光源及び除菌可能な紫外光を発光する第2光源を有し、前記第1光源及び第2光源のうち少なくとも一方から光を出射することができる発光部と、
外部電源又は内部電源から供給される電力を、適正な印加電力に変換し、前記第1光源及び第2光源に供給する電力変換部と、
前記第1光源及び第2光源のうち、所望する少なくとも一方が発光するよう、前記第1光源及び第2光源に供給される電力を切り替えるスイッチと、
を備え、
前記発光部から出射される紫外光が除菌対象物に集光するように構成されていることを特徴とする除菌器。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
請求項1に記載の除菌器であって、さらに、
前記支柱に支持され、前記第2光源から出射された紫外光が前記土台に載置された除菌対象物に集光するよう、反射材を内張りすると共にドーム状に形成した上部カバーを備えることを特徴とする除菌器。
【請求項3】
請求項2に記載の除菌器であって、
前記上部カバーが前記支柱に着脱自在に設置されることを特徴とする除菌器。
【請求項4】
請求項2又は請求項3に記載の除菌器であって、
前記上部カバーは、傘状に折り畳み可能に設けられたフレームを備え、
前記発光部は、前記第1光源及び第2光源が、前記フレームに市松状に配置されていることを特徴とする除菌器。
【請求項5】
請求項1~請求項4の何れか一に記載の除菌器であって、
前記支柱は、除菌対象物を引っ掛けるためのフックが着脱自在に設けられていることを特徴とする除菌器。
【請求項6】
請求項1~請求項5の何れか一に記載の除菌器であって、さらに、
除菌時に、ユーザに向かう紫外光が軽減するよう、前記上部カバーと前記土台との間を取り囲むように着脱自在に設置されるサイドカバーを備えることを特徴とする除菌器。
【請求項7】
請求項1~請求項6の何れか一に記載の除菌器であって、
前記土台は、スマートフォンの形状に合わせた窪みが設けられていることを特徴とする除菌器。
【請求項8】
請求項1~請求項7の何れか一に記載の除菌器であって、さらに、
電子機器を充電するための接続端子を備えることを特徴とする除菌器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、マスクや鍵、スマートフォンといった身に着ける日用品を除菌する用途に加え、照明器の用途にも使用できる除菌器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年、流行している新型コロナウイルス感染症への対策として、除菌が有効であることが知られている。このため、施設や店舗等人が集まる場所の出入り口では、除菌用のアルコールスプレーが置かれ、来場者に手の除菌を促すような取り組みが行われている。
【0003】
また、当該感染症への対策としては、前述のような人への直接的な除菌を行う方法だけでなく、人が触れるものに対して除菌を行う方法も有効であると考えられており、人が触れる機会の多い、マスクや鍵、スマートフォン等の携帯品を除菌する除菌器が提案されている。
【0004】
例えば、特許文献1には、ケース型の除菌器の技術が開示されている。この除菌器は、電機的に又は化学的に発熱する発熱体を有しており、マスクをケースに収容した状態において、マスクを加熱殺菌することができる。この除菌器は、持ち運びながらマスクを除菌することができる点で優れているといえる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実登3141357号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、前述のような従来の除菌器は、コロナ禍であるにも関わらず、さほど普及していないといえる。これは、従来の除菌器は、特定のものを除菌する用途にしか使用できないため、当該感染症の流行が収まった後には、使用頻度が下がり、無駄になることが想定され、いわゆる「買い控え」が起っていることが一因であると考えられる。
【0007】
本発明は、従来のこのような問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の主な目的は、除菌以外の用途にも使用できる除菌器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の第1の側面に係る除菌器は、載置面上に置かれる土台と、前記土台に立設される支柱と、前記支柱に直接的に又は間接的に支持され、可視光を発光する第1光源及び除菌可能な紫外光を発光する第2光源を有し、前記第1光源及び第2光源のうち少なくとも一方から光を出射することができる発光部と、外部電源又は内部電源から供給される電力を、適正な印加電力に変換し、前記第1光源及び第2光源に供給する電力変換部と、前記第1光源及び第2光源のうち、所望する少なくとも一方が発光するよう、前記第1光源及び第2光源に供給される電力を切り替えるスイッチとを備え、前記発光部から出射される紫外光が除菌対象物に集光するように構成されていることを特徴としている。前記構成により、除菌器は、第1光源を発光させた状態と、第2光源を発光させた状態とを切り替えることで、携帯品を除菌する用途に加え、照明器の用途としても使用できる。すなわち、除菌器は、除菌の用途以外にも使用でき、例えば、新型コロナウイルス感染症の流行が収まり、仮に、除菌の用途としての使用頻度が下がったとしても、照明器の用途として使用し続けることができる。ひいては、消費者の購買意欲が掻き立てられ、除菌器の普及にも貢献できる。また、電力の供給源を外部電源又は内部電源から選択できるので、使用場所に電源が存在するか否かに関わらず、使用することができる。
【0009】
また、本発明の第2の側面に係る除菌器は、さらに、前記支柱に支持され、前記第2光源から出射された紫外光が前記土台に載置された除菌対象物に集光するよう、反射材を内張りすると共にドーム状に形成した上部カバーを備えることを特徴としている。前記構成により、除菌対象物に効率的に紫外光を当てることができ、除菌効果を高めることができる。
【0010】
さらにまた、本発明の第3の側面に係る除菌器は、前記上部カバーが前記支柱に着脱自在に設置されることを特徴とすることを特徴としている。前記構成により、上部カバーを取り外して洗浄できるので、除菌器を容易に洗浄できる。また、上部カバーのデザインを複数用意すれば、ユーザは好みのデザインの上部カバーを選択して使用できる。
(【0011】以降は省略されています)

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