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公開番号
2023129149
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-09-14
出願番号
2022033963
出願日
2022-03-04
発明の名称
レンズ鏡筒、及び撮像装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
7/02 20210101AFI20230907BHJP(光学)
要約
【課題】耐衝撃性と組み立て作業性を両立したレンズ鏡筒を提供すること。
【解決手段】レンズ鏡筒は、光学部材を保持する保持部材に固定され、ベース部材に対する保持部材の位置調整を行うための位置決め部材と、保持部材に固定される耐衝撃部材とを有し、ベース部材には耐衝撃部材を組み込むための第1の穴が形成され、耐衝撃部材に設けられた保持部材と嵌合する嵌合部と保持部材に設けられた耐衝撃部材と嵌合する嵌合部の形状は多角形形状であり、第1の穴は光軸に平行な第1の面と光軸に直交する面に平行な第2の面とから形成され、耐衝撃部材の外形は光軸に平行であり、第1の面に対向する第3の面と光軸に直交する面に平行であり、第2の面に対向する第4の面とから形成され、第1の面と第3の面との間に形成された第1の隙間と第2の面と第4の面との間に形成された第2の隙間の少なくとも一方には、接着材が充填される。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
ベース部材と、
光学部材を保持する保持部材と、
前記保持部材に固定され、前記ベース部材に対する前記保持部材の位置調整を行うための位置決め部材と、
前記保持部材に固定される耐衝撃部材とを有し、
前記ベース部材には、前記耐衝撃部材を組み込むための第1の穴が形成され、
前記耐衝撃部材に設けられた前記保持部材と嵌合する嵌合部と前記保持部材に設けられた前記耐衝撃部材と嵌合する嵌合部の形状は、多角形形状であり、
前記第1の穴は、前記光学部材の光軸に平行な第1の面と前記光軸に直交する面に平行な第2の面とから形成され、
前記耐衝撃部材の外形は、前記光軸に平行であり、前記第1の面に対向する第3の面と、前記光軸に直交する面に平行であり、前記第2の面に対向する第4の面とから形成され、
前記第1の面と前記第3の面との間には、第1の隙間が形成され、
前記第2の面と前記第4の面との間には、第2の隙間が形成され、
前記第1の隙間と前記第2の隙間の少なくとも一方には、接着材が充填されることを特徴とするレンズ鏡筒。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記ベース部材には、前記位置決め部材を組み込むための第2の穴が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
【請求項3】
前記第1の面には、前記光軸に平行な面と前記光軸に直交する面に平行な面とを含む第1の切り欠き部が形成され、
前記第3の面には、前記光軸に平行な面と前記光軸に直交する面に平行な面とを含む第2の切り欠き部が形成され、
前記第1の切り欠き部と前記第2の切り欠き部は対向して接着溝を形成することを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ鏡筒。
【請求項4】
前記第1の面には、前記光軸に平行な面と前記光軸に直交する面に平行な面とを含む第1の切り欠き部が形成され、
前記第3の面は、前記耐衝撃部材の径方向へ延びた第1の腕部を備え、
前記光軸に平行な方向から見て、前記第1の腕部と前記第1の切り欠き部は前記径方向において重なることを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ鏡筒。
【請求項5】
前記第2の面には、前記光軸に平行な面と前記光軸に直交する面に平行な面とを含む第3の切り欠き部が形成され、
前記第4の面には、前記光軸に平行な面と前記光軸に直交する面に平行な面とを含む第4の切り欠き部が形成され、
前記第3の切り欠き部と前記第4の切り欠き部は対向して接着溝を形成することを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載のレンズ鏡筒。
【請求項6】
前記第2の面には、前記光軸に平行な面と前記光軸に直交する面に平行な面とを含む第3の切り欠き部が形成され、
前記第4の面は、前記光軸に平行な方向へ延びた第2の腕部を備え、
前記光軸に平行な方向及び前記耐衝撃部材の前記保持部材への組み込み方向に直交する方向から見て、前記第2の腕部と前記第3の切り欠き部は前記耐衝撃部材の径方向において重なることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載のレンズ鏡筒。
【請求項7】
前記保持部材は、偏心調整群であることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載のレンズ鏡筒。
【請求項8】
前記保持部材は、倒し調整群であることを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載のレンズ鏡筒。
【請求項9】
請求項1乃至8の何れか1項に記載のレンズ鏡筒と、
該レンズ鏡筒からの光を受光する撮像素子とを有することを特徴とする撮像装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、レンズ鏡筒、及び撮像装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
レンズ鏡筒は、衝撃や環境変動による光学部材の位置ずれを抑制することが求められている。特許文献1には、光学調整されたレンズ保持部材をベース部材に固定する手段を備える光学機器が開示されている。具体的には、レンズ保持部材に設けられた凸部がベース部材に設けられた貫通孔部の内部に位置し、貫通孔部にシール部材が組み込まれた状態で凸部の周りに接着材を充填することで、レンズ保持部材はベース部材に固定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-194104号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の光学機器では、接着材が充填される範囲の形状は凸部を中心とした円柱形状であり、衝撃時の接着剤と凸部との接触面積が小さい。そのため、光学部材の質量が重い場合、衝撃で接着材が潰れレンズ保持部材の位置ずれが発生し、製品性能が低下してしまう。また、シール部材は接着材が硬化するまでレンズ保持部材に固定されないため、接着作業を1か所ずつ行わなければならず、組み立て作業性が低下してしまう。
【0005】
本発明は、耐衝撃性と組み立て作業性を両立したレンズ鏡筒を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面としてのレンズ鏡筒は、ベース部材と、光学部材を保持する保持部材と、保持部材に固定され、ベース部材に対する保持部材の位置調整を行うための位置決め部材と、保持部材に固定される耐衝撃部材とを有し、ベース部材には、耐衝撃部材を組み込むための第1の穴が形成され、耐衝撃部材に設けられた保持部材と嵌合する嵌合部と保持部材に設けられた耐衝撃部材と嵌合する嵌合部の形状は、多角形形状であり、第1の穴は、光学部材の光軸に平行な第1の面と光軸に直交する面に平行な第2の面とから形成され、耐衝撃部材の外形は、光軸に平行であり、第1の面に対向する第3の面と、光軸に直交する面に平行であり、第2の面に対向する第4の面とから形成され、第1の面と第3の面との間には、第1の隙間が形成され、第2の面と第4の面との間には、第2の隙間が形成され、第1の隙間と第2の隙間の少なくとも一方には、接着材が充填されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、耐衝撃性と組み立て作業性を両立したレンズ鏡筒を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例1のカメラシステムの斜視図である。
実施例1のレンズユニットの分解斜視図である。
実施例1の耐衝撃コマの説明図である。
実施例1のレンズユニットの側面図である。
実施例1のレンズユニットの部分拡大図である。
実施例1のレンズユニットの図5のA-A線断面図である。
実施例1のレンズユニットの図5のB-B線断面図である。
実施例2のレンズユニットの部分拡大図である。
実施例2のレンズユニットの図8のC-C線断面図である。
実施例2のレンズユニットの図8のD-D線断面図である。
実施例3のレンズユニットの部分拡大図である。
実施例3のレンズユニットの図11のE-E線断面図である。
実施例3のレンズユニットの図11のF-F線断面図である。
実施例4のレンズユニットの部分拡大図である。
実施例4のレンズユニットの図14のG-G線断面図である。
実施例4のレンズユニットの図14のH-H線断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
【実施例】
【0010】
図1は、本実施例のカメラシステムの斜視図である。カメラシステムは、レンズ鏡筒100とカメラ(撮像装置)200とを有する。レンズ鏡筒100は、カメラ200に不図示のマウントを介して着脱可能に構成されている。また、レンズ鏡筒100は、レンズユニット101を備える。更に、レンズ鏡筒100は、不図示の、制御部、レンズ駆動指示手段、及びカメラ200と通信可能な接点部を備える。カメラ200は、不図示の、制御部、撮像素子、及びレンズ鏡筒100と通信可能な接点部を備える。カメラ200に備えられた撮像素子は、レンズ鏡筒100からの光を受光する。なお、カメラ200は、レンズ鏡筒100と一体的に構成されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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