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公開番号
2023128416
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-09-14
出願番号
2022032753
出願日
2022-03-03
発明の名称
フックホルダ、及びルアー
出願人
株式会社issei
代理人
個人
主分類
A01K
91/04 20060101AFI20230907BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】簡易な構成によって針軸方向のずれを防止し、且つ一定の姿勢で釣針を交換可能に保持することができるフックホルダ、及びルアーを提供する。
【解決手段】針軸部11と当該針軸部11の一端側に形成される環状部13とを有する釣針3を保持するフックホルダ5であって、環状部13に挿通される棒状体21を備え、棒状体21は、針軸部11の軸方向への釣針3の移動を止めるように環状部13に係合する係止部40と、釣針3が一定の姿勢で保持されるように針軸部11に係合する保持部50とを有するものとする。ルアー1は、フックホルダ5と、棒状体21に装着されるルアー本体7とを備えるものとする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
針軸部と当該針軸部の一端側に形成される環状部とを有する釣針を保持するフックホルダであって、
前記環状部に挿通される棒状体を備え、
前記棒状体は、
前記針軸部の軸方向への前記釣針の移動を止めるように前記環状部に係合する係止部と、
前記釣針が一定の姿勢で保持されるように前記針軸部に係合する保持部と、
を有するフックホルダ。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
前記係止部は、
前記棒状体に沿って所定間隔をあけて前記棒状体に屈曲形成される一側屈曲部及び他側屈曲部と、
前記一側屈曲部及び前記他側屈曲部を繋ぐように前記棒状体に形成される繋ぎ部と、
を含み、
前記一側屈曲部は、前記環状部における挿通方向の一側に当接され、
前記他側屈曲部は、前記環状部における挿通方向の他側に当接され、
前記繋ぎ部は、前記環状部の内周側に当接される請求項1に記載のフックホルダ。
【請求項3】
前記保持部は、
前記係止部を支点として前記環状部の回りに前記釣針が回動するのを規制するように前記針軸部に当接可能に配設される回動規制部と、
前記係止部に沿って前記釣針が往復移動するのを規制するように前記針軸部に当接可能に配設される往復移動規制部と、
を含む請求項1又は2に記載のフックホルダ。
【請求項4】
前記保持部は、前記針軸部を内方に収容可能で、且つ前記針軸部に対し係合及び係脱するように弾性変形させる所定の操作時に摘まむことが可能な形状に形成される請求項1~3の何れか一項に記載のフックホルダ。
【請求項5】
請求項1~4の何れか一項に記載のフックホルダと、
前記棒状体に装着されるルアー本体と、
を備えるルアー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、針軸部と当該針軸部の一端側に形成される環状部とを有する釣針を保持するフックホルダ、及び当該フックホルダを備えるルアーに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、ルアーにおいて、ルアー本体に取り付けられる釣針は、使用中に根掛かりしたり、岩や石等に擦れたりして、針先部等が変形したり、損傷したりすることがある。釣針が交換可能な構成をルアーが備えていれば、ルアー本体は再利用可能であるので経済的である。釣針が交換可能な構成については、例えば、特許文献1及び2にて開示されている。
【0003】
特許文献1には、固定部を有するリンクと、貫通孔を有するスリーブとを備える釣針装置が開示されている。この釣針装置において、釣針を取り付ける際には、スリーブの貫通孔にリンクを挿入し、リンクの固定部にスリーブの一端側を係止するとともに、釣針の針先をスリーブの他端側から一端側へと通して釣針の叩きチモトをスリーブの他端側に係止する。これにより、スリーブによって釣針の針軸部とリンクとが拘束されて釣針が保持される。取付時とは逆の手順によってスリーブから釣針を抜き取ることにより、釣針を容易に交換することができる。
【0004】
特許文献2には、ジグヘッドからフロントフックの軸と平行に後方へ延出する線材である接続管を折り返して形成されるリアフック接続部と、リアフック接続部を被覆するシリコーンゴム等のチューブで構成されるリアフック止めとを備える釣り具が開示されている。この釣り具においては、接続管の先端からリアフックを挿通することによってリアフックを容易に交換することができるとともに、リアフック接続部がリアフック止めで被覆されることによってリアフックの振れを抑制することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実用新案登録第3024036号公報
実用新案登録第3217329号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に係る釣針装置では、リンクとスリーブとの協働によって針軸部の軸方向(針軸方向)のずれを防止し、且つ一定の姿勢で釣針を交換可能に保持することができるものの、リンク以外にスリーブのような部品が別途必要であるため、構成が複雑になる。また、リンクと比較してスリーブは小さい部品であるため、スリーブを紛失する虞があり、スリーブを紛失した場合、釣針装置として使用できなくなる。
【0007】
特許文献2では、リアフック接続部とリアフック止めとの協働によってリアフックの針軸方向のずれを防止し、且つリアフックの振れを抑制しつつリアフックを交換可能に保持することができるものの、リアフック接続部以外にリアフック止めのような部品が別途必要であるため、構成が複雑になる。また、リアフック止めは、シリコーンゴム等の柔軟なチューブで構成されるため、リアフックの振れは抑制できるものの、リアフックを一定の姿勢で保持することができず、針掛かりが悪くなり、釣果の低下を招く虞がある。さらに、リアフック止めは、リアフック接続部に対して別途装着される部品であるため、リアフック止めを紛失する虞があり、リアフック止めを紛失した場合、リアフックの振れを抑制することができなくなり、リアフックの機能が損なわれることになる。
【0008】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、簡易な構成によって針軸方向のずれを防止し、且つ一定の姿勢で釣針を交換可能に保持することができるフックホルダ、及び当該フックホルダを備えるルアーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するための本発明に係るフックホルダの特徴構成は、
針軸部と当該針軸部の一端側に形成される環状部とを有する釣針を保持するフックホルダであって、
前記環状部に挿通される棒状体を備え、
前記棒状体は、
前記針軸部の軸方向への前記釣針の移動を止めるように前記環状部に係合する係止部と、
前記釣針が一定の姿勢で保持されるように前記針軸部に係合する保持部と、
を有することにある。
【0010】
本構成のフックホルダによれば、釣針の環状部に挿通される棒状体を備える。棒状体は、針軸部の軸方向への釣針の移動を止めるように釣針の環状部に係合する係止部と、釣針が一定の姿勢で保持されるように釣針の針軸部に係合する保持部とを有する。このような構成の棒状体に釣針を取り付ける際には、釣針の環状部に棒状体を挿通させ、棒状体に対し釣針の環状部を棒状体に沿って相対移動させて、釣針の環状部を棒状体の係止部に係合させるとともに、釣針の針軸部を棒状体の保持部に係合させる。これにより、針軸部の軸方向への釣針の移動が係止部によって止められて釣針が使用可能な状態で保持され、且つ釣針が一定の姿勢で保持されるように棒状体に対し釣針を取り付けることができる。棒状体に取り付けられた釣針を交換する際には、例えば、釣針の針軸部に対し保持部を離脱させるように棒状体の保持部を弾性変形させる操作により、釣針の針軸部に対する棒状体の保持部の係合を解除するとともに、棒状体の係止部に対する釣針の環状部の係合を解除するように、棒状体に対し釣針の環状部を棒状体に沿って相対移動させて、釣針の環状部から棒状体を抜き出す。これにより、棒状体に対し釣針を取り外すことができる。こうして、係止部及び保持部を有する棒状体を備えるといった簡易な構成によって針軸方向のずれを防止し、且つ一定の姿勢で釣針を交換可能に保持することができる。本構成のフックホルダでは、棒状体に係止部及び保持部が一体的に設けられる構成であることから、釣針を保持するために、棒状体以外に別途部品が不要である。従って、リンク以外にスリーブのような部品が必要な特許文献1や、リアフック接続部以外にリアフック止めのような部品が必要な特許文献2のように、スリーブやリアフック止めの紛失によって機能不全に陥るといったような問題は当然のことながら生じない。
(【0011】以降は省略されています)
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