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公開番号2023127344
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-09-13
出願番号2022031072
出願日2022-03-01
発明の名称光走査装置、および測距装置
出願人ミツミ電機株式会社
代理人個人,個人
主分類G02B 26/12 20060101AFI20230906BHJP(光学)
要約【課題】走査光によって形成される複数走査線同士の間隔を可変とする光走査装置を提供。
【解決手段】光走査装置120は、第1周波数fvで第1軸A1周りに光反射面51を駆動することにより反射された光L1を第1軸A1と交差する方向に走査させる第1駆動体5と、第1駆動体5を支持し第2周波数fhで第2軸A2周りに駆動することにより光L1を第2軸A2と交差する方向に走査させる第2駆動体10と、第2駆動体10の駆動を制御する制御部140とを有し、第2駆動体10の一駆動周期中に第1軸A1と交差する方向に走査される光L2によって形成される走査線Liの数をN、第1駆動体5の一駆動周期中に第1軸A1と交差する方向に走査される光によって形成される走査線の数をM、定数をαとした時、fh=M×fv/(N+α)であって、0<|α|<1であり、制御部140は、定数を変更することにより第2周波数fhを変化させる。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
光反射面を有し、第1周波数で第1軸周りに駆動することにより、前記光反射面により反射された光を前記第1軸と交差する方向に走査させる第1駆動体と、
前記第1駆動体を支持し、第2周波数で前記第2軸周りに駆動することにより、前記光を前記第2軸と交差する方向に走査させる第2駆動体と、
前記第2駆動体の駆動を制御する制御部と、を有し、
前記第2駆動体の一駆動周期中に、前記第1軸と交差する方向に走査される光によって形成される走査線の数をN、前記第1駆動体の前記一駆動周期中に、前記第1軸と交差する方向に走査される光によって形成される走査線の数をM、定数をα、前記第1周波数をfv、前記第2周波数をfhとした場合に、
fh=M×fv/(N+α)であって、0<|α|<1であり、
前記制御部は、前記定数を変更することにより、前記第2周波数を変化させる、光走査装置。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記制御部は、外部からの設定入力情報に応じて前記定数を変更する、請求項1に記載の光走査装置。
【請求項3】
前記第1駆動体の駆動周期に対応する同期信号を出力する同期検出部を有し、
前記制御部は、前記同期信号に基づき、前記第2駆動体の駆動を制御する、請求項1または請求項2に記載の光走査装置。
【請求項4】
前記第1駆動体および前記第2駆動体は回転駆動され、
前記同期検出部は、
前記第1駆動体の回転角度の検出信号である角度検出信号を出力する回転角検出部と、
前記角度検出信号に基づいて発光する発光部と、
前記発光部からの光を受光した信号である前記同期信号を出力する周期光受光部と、を有する、請求項3に記載の光走査装置。
【請求項5】
前記第1駆動体を駆動させる第1駆動部に給電する給電部を有し、
前記第1駆動部は、前記給電部からの給電が開始された際に前記第1駆動体に駆動を開始させ、前記給電部からの給電が停止された際に前記第1駆動体に駆動を停止させる、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の光走査装置。
【請求項6】
前記給電部は、無接点により前記第1駆動部に給電する、請求項5に記載の光走査装置。
【請求項7】
請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の光走査装置と、
前記光走査装置により走査された光が物体により反射された光に基づいて、前記物体との間の距離を測定する測距装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光走査装置、および測距装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、光を走査させる光走査装置が知られている。このような光走査装置は、光走査装置により走査された光が物体により反射された光に基づいて、物体との間の距離を測定する測距装置や、光走査装置により走査された光により画像を投射する画像投射装置等に使用される。
【0003】
上記光走査装置には、第1軸周りに揺動可能な可動部を揺動駆動する駆動部を備えた第1偏向機構と、第1偏向機構を第1軸とは異なる第2軸周りに回転駆動する第2偏向機構と、を有する構成が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-109686号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
光走査装置では、走査される光によって形成される複数の走査線同士の間隔を、簡単な構成により可変にすることが求められる。
【0006】
本発明は、走査される光によって形成される複数の走査線同士の間隔を簡単な構成により可変とする光走査装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本光走査装置(120)は、光反射面(51)を有し、第1周波数(fv)で第1軸(A1)周りに駆動することにより、光反射面(51)により反射された光(L1)を第1軸(A1)と交差する方向に走査させる第1駆動体(5)と、第1駆動体(5)を支持し、第2周波数(fh)で第2軸(A2)周りに駆動することにより、光(L1)を第2軸(A2)と交差する方向に走査させる第2駆動体(10)と、第2駆動体(10)の駆動を制御する制御部(140)と、を有し、第2駆動体(10)の一駆動周期中に、第1軸(A1)と交差する方向に走査される光(L2)によって形成される走査線(Li)の数をN、第1駆動体の一駆動周期中に、第1軸(A1)と交差する方向に走査される光によって形成される走査線の数をM、定数をα、第1周波数をfv、第2周波数をfhとした場合に、fh=M×fv/(N+α)であって、0<|α|<1であり、制御部(140)は、定数を変更することにより、第2周波数(fh)を変化させる。
【0008】
なお、上記括弧内の参照符号は、理解を容易にするために付したものであり、一例にすぎず、図示の態様に限定されるものではない。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、走査される光によって形成される複数の走査線同士の間隔を簡単な構成により可変とする光走査装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係る測距装置の全体構成を例示する斜視図である。
図1の測距装置におけるLDおよびAPD周辺を例示する斜視図である。
図1の測距装置における光走査部を例示する斜視図である。
実施形態に係る測距装置が有する駆動制御部の構成例のブロック図である。
回折格子による光分割例を示す図であり、図5(a)は側面図、図5(b)は斜視図、図5(c)は正面図である。
実施形態に係る測距装置が有する同期検出部の構成例の図である。
実施形態に係る測距装置が有する制御部の機能構成例のブロック図である。
走査線が水平方向へずれる様子を例示する図である。
実施形態に係る測距装置が有する制御部による処理例のフロー図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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