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公開番号
2023125418
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-09-07
出願番号
2022029488
出願日
2022-02-28
発明の名称
育苗培土
出願人
井関農機株式会社
代理人
主分類
A01G
24/15 20180101AFI20230831BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】
苗の根部が生育する培土の粒子同士のスペースを十分に確保しつつ、移植作業時に必要な根鉢の強度を確保できる育苗培土を提供すること。
【解決手段】
育苗容器2に培土Sを敷設し、育てる苗の根部を培土S内に張り巡らさせて根鉢を形成させる育苗培土において、培土Sは、加熱により殺菌消毒した原土Mを重量比で40%、保水性と排水性のバランスがとれるよう配合した副資材Amを重量比で60%配合し、培土Sの比重を0.55~0.65とし、培土Sを使用する育苗容器2は、448個のセルを有するものとし、培土Sは1つの育苗容器2あたり、重量では0.85~1kg、容積では1.5~1.65リットルが用いられる構成とする。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
育苗容器(2)に培土(S)を敷設し、苗の根部を培土(S)内に張らせる育苗培土において、
前記培土(S)は、原土(M)を重量比で40%、保水性と排水性のバランスがとれるよう配合した副資材(Am)を重量比で60%配合し、培土(S)の比重を0.55~0.65とすることを特徴とする育苗培土。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
前記培土(S)を使用する前記育苗容器(2)は、448個のセルを有するものとし、前記培土(S)は、重量では0.85~1kg、容積では1.5~1.65リットルが用いられることを特徴とする請求項1に記載の育苗培土。
【請求項3】
育苗容器(2)に培土(S)を敷設し、苗の根部を培土(S)内に張らせる育苗培土において、
前記培土(S)は、原土(M)を重量比で10~20%、副資材(Am)のピートモス(Pm)を重量比で50~70%配合すると共に、バーミキュライト(Vc)、パーライト(Pl)及び糊剤(G)を重量比で10~40%配合し、
培土(S)の比重を0.25~0.35とすることを特徴とする育苗培土。
【請求項4】
育苗容器(2)に培土(S)を敷設し、苗の根部を培土(S)内に張らせる育苗培土において、
前記培土(S)は、副資材(Am)のピートモス(Pm)を重量比で50%配合し、集塵粉(Vp)を重量比で5~20%配合すると共に、原土(M)、副資材(Am)のパーライト(Pl)等を重量比で30~45%配合し、
ゼオライト(Zr)を容積1リットル当たり5~10g添加すると共に、窒素液肥(N)を容積1リットル当たり500~1000mg添加することを特徴とする育苗培土。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、苗を育苗する培土の技術分野に属する。
続きを表示(約 980 文字)
【背景技術】
【0002】
玉葱等の細い苗を育苗する培土に遅効性の窒素成分を1リットル当たり500~1000mg添加し、この培土を敷設した育苗容器を床面から離間させ、根部を育苗箱の下方に垂れ下がるように生育させ、移植前に徒長した根部を切除する苗の栽培技術が存在する(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021- 52690号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
苗の根部を育苗容器から下方に垂れ下がらせて成長させることにより、苗の根部はストレスを受けにくく丈夫に成長できる。
【0005】
また、移植直前に徒長した根部を切除することにより、移植機を用いて苗を植え付ける際、植付ホッパに徒長した苗が引っ掛かるなどして植付ミスを発生させることが防止される。
【0006】
さらに、培土中に遅効性の窒素成分を添加することにより、苗がある程度生育した段階で苗の生育の栄養となる窒素成分を用意しておけるので、苗の生育が安定する。
【0007】
しかしながら、培土を構成する成分によっては、培土内の粒子同士の間隔が狭く、また少ない量の培土を押し固めていると、根部が培土内に自由に根を張ることができず、培土内に巻き付くように成長することがある。こうした所謂根巻きが発生すると、根鉢の強度に偏りが生じ、移植時に根鉢が崩れて植付が行えなくなる問題が生じ得る。
【0008】
また、培土の量が多く、且つ柔らかいと、根部は自由に伸びてしまい、隣接する苗の培土に入り込み、根部同士が絡み合って成長するので、移植時に根部のつながりを解除すべくちぎる必要があり、移植前に不要なダメージやストレスを苗に与え、生育に悪影響を与えるおそれがある。
【0009】
本発明は、苗の根部が生育する培土の粒子同士のスペースを十分に確保しつつ、移植作業時に必要な根鉢の強度を確保できる育苗培土を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するために、次のような技術的手段を講じた。
(【0011】以降は省略されています)
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