TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2023125167
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-09-07
出願番号
2022029130
出願日
2022-02-28
発明の名称
サービス提供システム
出願人
ロゴスサイエンス株式会社
代理人
主分類
G06Q
50/22 20180101AFI20230831BHJP(計算;計数)
要約
【課題】患者の個性、条件、特性等に基づき、患者に提供される医療用アプリのワーク等のサービスの内容を変更可能なサービス提供システムを提供する。
【解決手段】制御装置と、データベースを含むサーバーと、患者に使用される情報処理端末と、医療機関で使用される情報処理端末とが、情報処理ネットワークにより相互に接続されているサービス提供システムにおいて、サーバー10は、患者を特定のクラスタに分類するクラスタ分類パート10Bと、患者にワークを提供するワークパート10Cと、患者の情報処理端末3におけるマーカー機能を用いて、患者がサービスの内容を構成する情報の一部を強調して表示した場合に、強調情報を集計し、集計結果に基づき利用者の傾向及び/又は利用者の集団の傾向に関する情報を推定して、推定された情報をクラスタ分類パート10B及び/又はワークパート10Cに送信する集計・分析パート10Eと、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
サーバーを有し、
前記サーバーは、サービス利用者を特定の集団に分類するユニットと、サービス利用者に対して情報を提供するユニットと、サービス利用者の興味を引いた内容を推定するユニットを有し、
前記サービス利用者の興味を引いた内容を推定するユニットは、
サービス利用者の情報処理端末におけるマーカー機能を用いて、サービス利用者がサービスの内容を構成する情報の一部を強調して表示した場合に当該強調して表示された情報を集計する機能と、
集計された結果に基づいてサービス利用者の傾向及び/又はサービス利用者の集団の傾向に関する情報を推定して、当該推定された情報を前記分類するユニット及び/又は情報を提供するユニットに送信する機能を有することを特徴としているサービス提供システム。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
前記サービス利用者の傾向及び/又はサービス利用者の集団の傾向に関する情報は、分類するユニットにおける統計学的手法によるサービス利用者の分類を修正する内容を含む請求項1のシステム。
【請求項3】
前記サービス利用者の傾向及び/又はサービス利用者の集団の傾向に関する情報は、情報を提供するユニットがサービス利用者に提供する情報を変更し、及び/又は、サービス利用者に情報を提供する態様を修正する内容を含む請求項1、2の何れかのシステム。
【請求項4】
サーバーを有し、
前記サーバーは、サービス利用者を特定の集団に分類するユニットと、サービス利用者に対して情報を提供するユニットと、サービス利用者の興味を引いた内容を推定するユニットを有するシステムを使用する方法において、
前記サービス利用者の興味を引いた内容を推定するユニットにより、サービス利用者の情報処理端末におけるマーカー機能を用いて、サービス利用者がサービスの内容を構成する情報の一部を強調して表示した場合に当該強調して表示された情報を集計し、
集計された結果に基づいてサービス利用者の傾向及び/又はサービス利用者の集団の傾向に関する情報を推定して、当該推定された情報を前記分類するユニット及び/又は情報を提供するユニットに送信することを特徴とする方法。
【請求項5】
前記サービス利用者の傾向及び/又はサービス利用者の集団の傾向に関する情報は、分類するユニットにおける統計学的手法によるサービス利用者の分類を変更する内容を含んでいる請求項4の方法。
【請求項6】
前記サービス利用者の傾向及び/又はサービス利用者の集団の傾向に関する情報は、情報を提供するユニットがサービス利用者に提供する情報を変更し、及び/又は、サービス利用者に情報を提供する(配信する)態様を変更する内容を含む請求項4、5の何れかの方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理端末(例えばスマートフォン)におけるマーカー機能を用いて、情報処理ネットワークシステム(例えばインターネット)を介してサービスを提供するサービス提供者が、情報処理端末によりサービスを享受するサービス利用者の傾向を把握することが出来るサービス提供システムに関する。
続きを表示(約 3,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、情報処理端末及び情報処理ネットワークシステムを介して、サービス提供者がサービス利用者に各種のサービスを提供することが広く行われている。その様なサービスとしては、例えば、医者と患者が直接面会することなく治療を行うための技術(所謂「医療用のアプリ」)が開発されている。係る技術によれば、医療施設へ通うのが困難な過疎地や遠隔地に居住する患者の治療が可能である。
しかし、サービス提供者が提供する各種サービスは、サービス提供者が予め準備した内容であり、個々のサービス利用者に対してカスタマイズされた内容ではない。換言すれば、サービスの内容は、サービス提供者からサービス利用者に対して一方通行で提供されるものであり、個々のサービス利用者の事情、状況を反映させた内容ではない。
【0003】
その他の従来技術として、妊婦の装身具に胎児の月齢等の情報等を表示させて、異常事態等が発生した際に医療関係者や周囲の人々に前記情報を迅速に取得させる技術が提供されている(特許文献1参照)。
しかし係る技術(特許文献1)は、前記装身具を見た人々に胎児の情報を認識させるものであり、医療用のアプリにおいて患者毎に提供するサービス(ワークの提供)の内容を変更することは企図していない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6378458号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みて提供されたものであり、サービス利用者(例えば患者)の個性、条件、特性等に基づいて、サービス利用者に提供されるサービス(例えば医療用アプリの場合にはワーク)の内容を変更したサービスを提供するシステムの提供を目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のサービス提供システム(100)は、
サーバー(10)を有し、
前記サーバー(10)は、サービス利用者(例えば患者)を特定の集団(例えばクラスタ)に分類するユニット(10B:クラスタ分類パート)と、サービス利用者に対して情報(コンテンツ:例えば、患者に対するワーク)を提供するユニット(10C:ワークパート)と、サービス利用者の興味を引いた内容を推定するユニット(10E:集計・分析パート)を有し、
前記サービス利用者の興味を引いた内容を推定するユニット(10E)は、
サービス利用者の情報処理端末(3:例えばスマートフォン)におけるマーカー機能を用いて、サービス利用者がサービスの内容を構成する情報(コンテンツ)の一部を強調して表示した場合に当該強調して表示された情報を集計する機能と、
集計された結果に基づいてサービス利用者の傾向及び/又はサービス利用者の集団(クラスタ)の傾向に関する情報を推定して、当該推定された情報を前記分類するユニット(10B)及び/又は情報を提供するユニット(10C)に送信する機能を有することを特徴としている。
ここで、前記マーカー機能は、情報処理端末の機能の一種であって、情報処理端末の画面に表示された情報或いはその一部(特定の情報、例えば文字列)を強調して表示する機能である。そして前記サーバー(10)は、コンピューターその他の情報処理機械により構成される。
【0007】
本発明の方法(請求項1のシステム100を用いる方法)は、
サーバー(10)を有し、
前記サーバー(10)は、サービス利用者(例えば患者)を特定の集団(例えばクラスタ)に分類するユニット(10B:クラスタ分類パート)と、サービス利用者に対して情報(コンテンツ:例えば、患者に対するワーク)を提供するユニット(10C:ワークパート)と、サービス利用者の興味を引いた内容を推定するユニット(10E:集計・分析パート)を有するシステムを使用する方法において、
前記サービス利用者の興味を引いた内容を推定するユニット(10E)により、サービス利用者の情報処理端末(3:例えばスマートフォン)におけるマーカー機能を用いて、サービス利用者がサービスの内容を構成する情報(コンテンツ)の一部を強調して表示した場合に当該強調して表示された情報を集計し、
集計された結果に基づいてサービス利用者の傾向及び/又はサービス利用者の集団(クラスタ)の傾向に関する情報を推定して、当該推定された情報を前記分類するユニット(10B)及び/又は情報を提供するユニット(10C)に送信することを特徴としている。
【0008】
本発明のシステム(100)及び方法において、
前記サービス利用者の傾向及び/又はサービス利用者の集団(クラスタ)の傾向に関する情報は、分類するユニット(10B)における統計学的手法(例えばクラスタ分析)によるサービス利用者の分類を修正(変更)する内容を含んでいるのが好ましい。
或いは、本発明のシステム(100)及び方法において、
前記サービス利用者の傾向及び/又はサービス利用者の集団(クラスタ)の傾向に関する情報は、情報を提供するユニット(10C)がサービス利用者に提供する情報(コンテンツ:例えば、患者に対するワーク)を変更し、及び/又は、サービス利用者に情報を提供する(配信する)態様を修正(変更)する内容を含むのが好ましい。
【0009】
本発明のサービス提供システム(100)は、情報処理端末(3:例えばスマートフォン)及び情報処理ネットワークシステム(例えばインターネット)を介して医者と患者が直接面会することなく治療を行うための技術(いわゆる「治療用アプリ」)に適用することが出来る。その場合、本発明は、
制御装置として機能するサーバー(10)と、
患者に使用される情報処理用端末(3)を有し、
前記サーバー(10)は、
心理社会的問題、生活適応やストレス等に対して患者がどの程度適応的に行動できているのか或いは非適応的に行動しているのかをアセスメントする機能を有する部分、及び/又は、特定の疾患に特徴的な症状に対して患者がどの程度適応的に行動できているのか或いは非適応的に行動しているのかをアセスメントする機能を有する部分を有し、
前記部分のアセスメントの結果を分析して患者を、認知行動療法の指標を含む複数の指標の統計処理の組み合わせから、行動に基づく複数の特定の集団に分類し、以て、心因性の疾患に関する行動特性を分類する機能を有する分類システムと組み合わせて用いることが出来る。
そして前記分類システムは、分類された集団と対応する治療モジュールを選択し、選択された治療モジュールを前記患者に提供する機能を有する部分を有することが出来る。そして前記分類システムにおいて、前記複数の指標はアセスメントを行った複数の指標の一部の指標を用いて特定の集団に分類することが出来る。さらに前記分類システムは、日常生活下データを取得する装置を備えることが出来る。
【0010】
また、本発明のサービス提供システム(100)を治療用アプリに適用する場合には、
サーバー(10)を有し、
当該サーバー(10)は、
患者を特定のカテゴリーに分類し、分類されたカテゴリーとリンク付けされたワークを選択する機能を有するパートと、
ワークを実行した結果を評価する機能を有するパートを有し、
前記評価する機能を有するパートは、ワークを達成したか否かの事例からワークに対する患者の適正及び/又はワークと患者との相性を包含する情報を生成する機能を有し、
前記ワークを選択する機能を有するパートは、前記評価する機能を有するパートで生成されたワークに対する患者の適正及び/又はワークと患者との相性を包含する情報に基づいてワークを選択する機能を有しているワーク更新システムと組み合わせることが出来る。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
テレ
8日前
個人
プログラム
20日前
個人
世界地図図法
22日前
個人
RFタグ読取装置
1か月前
個人
画像処理装置
1か月前
個人
電子的施錠解錠装置
14日前
個人
オンライン認証技術
6日前
個人
電子タグ
15日前
個人
配達管理システム
1日前
個人
旅程関連書籍選出システム
1か月前
個人
自己創案を権利化する方法
20日前
個人
入退館管理システム
21日前
個人
全文検索プロセッサ
22日前
株式会社アトラエ
データ構造
1か月前
個人
社会医療法人のコンサルタント
1日前
花王株式会社
鼻唇側影分析方法
1か月前
井関農機株式会社
穀物乾燥調製機施設
1か月前
株式会社栗本鐵工所
入出力装置
1か月前
株式会社栗本鐵工所
入出力装置
1か月前
NISSHA株式会社
押圧検出パネル
28日前
個人
パーソナルライブラリーシステム
1か月前
株式会社将星
商標支援システム
14日前
個人
罰金刑による犯罪のコントロール
22日前
株式会社栗本鐵工所
入出力装置
1か月前
井関農機株式会社
穀物乾燥調製機施設
1か月前
コクヨ株式会社
取引支援システム
22日前
株式会社甲南堂
広告製作システム
1か月前
マクセル株式会社
書類用スタンド
1か月前
株式会社Fums
資金調達システム
1か月前
シャープ株式会社
画像表示装置
1か月前
株式会社将星
商標支援システム
今日
キヤノン株式会社
情報処理装置
28日前
株式会社将星
商標支援システム
今日
凸版印刷株式会社
移動式ゲート
1か月前
株式会社将星
商標支援システム
今日
日立建機株式会社
作業機械
1か月前
続きを見る
他の特許を見る