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公開番号
2023124425
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-09-06
出願番号
2022028171
出願日
2022-02-25
発明の名称
画像形成装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
11/34 20060101AFI20230830BHJP(計算;計数)
要約
【課題】障害発生時のログの保存において、記憶装置の故障リスクの増加を防ぐこと。
【解決手段】データを記憶装置に保存する第1記憶部と、前記第1記憶部の記憶装置よりも耐性が高い記憶装置にデータを保存する第2記憶部と、前記第1記憶部に保存する画像データを読込んだことを通知する読込部と、前記通知を受信した後、ログの保存先を前記第1記憶部から前記第2記憶部に変更し、前記画像データの保存が完了した後、前記ログの保存先を前記第2記憶部から前記第1記憶部に変更する制御部と、を有することを特徴とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
データを記憶装置に保存する第1記憶部と、
前記第1記憶部の記憶装置よりも耐性が高い記憶装置にデータを保存する第2記憶部と、
前記第1記憶部に保存する画像データを読込んだことを通知する読込部と、
前記通知を受信した後、ログの保存先を前記第1記憶部から前記第2記憶部に変更し、前記画像データの保存が完了又は中止した後、前記ログの保存先を前記第2記憶部から前記第1記憶部に変更する制御部と、
を有する画像形成装置。
続きを表示(約 360 文字)
【請求項2】
前記画像形成装置の電源を再起動する電源部を更に有し、
前記第2記憶部は、前記画像データを前記第1記憶部に送信する際に通信障害が発生した場合、前記通信障害に関する前記ログを保存し、
前記制御部は、前記通信障害に関する前記ログの保存が完了した後に、前記電源部に前記電源の再起動を要求する、
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記第2記憶部は、前記画像形成装置が有する機能により共通に利用される領域に前記ログを保存する、
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記再起動によって前記電源の供給が停止される場合に、前記第2記憶部の記憶装置に前記電源を供給するための電池を有する、
請求項2に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
画像形成装置等の電子機器や情報処理装置において、発生した障害や不具合を解析する目的で、ハードディスク(HD)等の記憶装置に通信履歴や実行履歴等のログを保存する。特許文献1には、メイン制御部とサブ制御部が通信する装置において、障害によりメイン制御部でログの取得が不可となった場合、サブ制御部が一時的に不揮発メモリ(HD等)にログを保存し、復旧後にログをメイン制御部に送信する技術が公開されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、従来の技術では、障害発生時に書込み耐性が低い不揮発メモリの記憶装置にログを保存するため、記憶装置の故障が発生するリスクが高くなる問題があった。また、故障が発生するリスクを下げるために、ログを保存する専用の記憶装置を用意すること、又は書込み耐性の高い不揮発メモリの記憶装置を用意することは、コストの増加が問題となる。
【0004】
本発明の実施形態は、上記課題に鑑み、障害発生時のログの保存において、記憶装置の故障リスクの増加を防ぐことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、本発明は、データを記憶装置に保存する第1記憶部と、前記第1記憶部の記憶装置よりも耐性が高い記憶装置にデータを保存する第2記憶部と、前記第1記憶部に保存する画像データを読込んだことを通知する読込部と、前記通知を受信した後、ログの保存先を前記第1記憶部から前記第2記憶部に変更し、前記画像データの保存が完了した後、前記ログの保存先を前記第2記憶部から前記第1記憶部に変更する制御部と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明の実施形態によれば、障害発生時のログの保存において、記憶装置の故障リスクの増加を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略図の一例を示す図である。
本発明の実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
本発明の実施形態に係る画像形成装置における機能ブロックの構成図の一例を示す図である。
本発明の実施形態に係るログ保存場所変更処理に関するシーケンスの一例を示す図である。
通信障害(制御部と不揮発メモリ間)時におけるログ保存処理に関するシーケンスの一例を示す図である。
通信障害(制御部と揮発メモリ間)時におけるログ保存処理に関するシーケンスの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る画像形成装置の実施形態を詳細に説明する。
【0009】
[第1の実施形態]
<概要>
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略図の一例を示す図である。図1に示す画像形成装置9は、画像読込部、制御部、印刷部、電源部、不揮発メモリ、揮発メモリ、及び電池を有する。画像読込部は、画像形成装置9が受信したファックス等の画像データ、又は画像形成装置9が有するスキャン機能によりスキャンした画像データ等を読込んで、制御部に送信する。制御部は、画像読込部から受信した画像データをハードディスク等の不揮発メモリに保存する。また、制御部は、画像データを印刷する場合に、不揮発メモリに保存した画像データを印刷部に送信する。印刷部は、制御部から受信した画像データを印刷する。電源部は、装置内で発生した障害から復旧する場合などに、制御部から受信した再起動要求に応じて、画像形成装置9の電源をオフした後、再度オンにする。
【0010】
本発明の実施形態では、画像形成装置9は、通常、ログをハードディスク等の不揮発メモリに保存するが、画像データが不揮発メモリに送信されている間、制御部は、ログの保存先を不揮発メモリから揮発メモリに変更する。このように、ログと画像データを異なる保存先に保存することにより、画像データを不揮発メモリに送信する際に通信障害が発生した場合においても、ログを保存することが可能となる。ここで、一時的なログの保存先として使用するDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発メモリは、不揮発メモリに比べて、データの書込みに対する耐性が極めて高い特性がある。ここで、耐性とは、熱や振動に対する機能仕様上の耐性(耐久性)を意味する。従って、障害発生時においてもログの保存を可能とすることで、記憶装置への書込み回数が増加しても、故障リスクの増加を防ぐことができる。また、ログの保存のために用いる揮発メモリの領域として、例えば、ファックス、印刷、スキャン等の機能により共通に使用される領域を一時的に使用することにより、揮発メモリの追加又は容量の増加、及びそのために必要となるコストを避けることができる。ただし、揮発メモリは、記憶している情報を保持するために電源を供給し続ける必要があるため、本発明の実施形態では、障害発生時又は障害から復旧する際の電源の再起動時等において、専用の電池を用いて揮発メモリに電源を供給する。
(【0011】以降は省略されています)
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