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公開番号2023120575
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-08-30
出願番号2022023520
出願日2022-02-18
発明の名称遊技機
出願人株式会社三共
代理人
主分類A63F 7/02 20060101AFI20230823BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】遊技興趣を高めることができる遊技機を提供すること。
【解決手段】遊技の進行を制御する遊技制御手段(遊技制御用マイクロコンピュータ100)と、演出を制御する演出制御手段(演出制御用CPU120)と、液晶表示器(画像表示装置5)と、を備え、遊技制御手段から送信された演出制御コマンドに応じて、演出制御手段は、液晶表示器にガラス板画像を表示させ、ガラス板画像が割れる割れ演出を実行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
可変表示を行い、遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機であって、
表示手段を備え、
前記表示手段は、
第1表示レイヤにおいてエフェクト画像を表示可能であり、
前記第1表示レイヤよりも優先度が低い第2表示レイヤにおいて割れ画像を表示可能であり、
前記第1表示レイヤよりも優先度が高い第3表示レイヤにおいて可変表示に関する特別情報を表示可能であり、
前記エフェクト画像の表示期間と前記割れ画像の表示期間との少なくとも一部が重複し、
前記エフェクト画像の表示期間は、前記割れ画像の表示期間よりも短く、
前記エフェクト画像の表示期間のうち、第1期間に亘って前記割れ画像を視認することが困難であり、該第1期間経過後の第2期間に亘って該割れ画像を視認することが可能であり、
前記第2期間の方が、前記第1期間よりも長い、
ことを特徴とする遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、可変表示を行い、遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機に関する。
続きを表示(約 5,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来の遊技機には、液晶表示装置に表示される画像を段階的に変化させていくステップアップ演出として、該液晶装置の表示画面をガラスに見立て、該表示画面にヒビ(割れ前兆画像としてのガラス板)を表示した後に該表示画面があたかも割れたように複数の破片画像を表示する演出を実行可能なものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-127593号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1にあっては、単に破片画像を表示する演出を実行可能なものでしかないため、遊技興趣を高めることができないという問題がある。
【0005】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、遊技興趣を高めることができる遊技機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の請求項1に記載の遊技機は、
可変表示を行い、遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機であって、
表示手段を備え、
表示手段は、
第1表示レイヤにおいてエフェクト画像を表示可能であり、
第1表示レイヤよりも優先度が低い第2表示レイヤにおいて割れ画像を表示可能であり、
第1表示レイヤよりも優先度が高い第3表示レイヤにおいて可変表示に関する特別情報を表示可能であり、
エフェクト画像の表示期間と割れ画像の表示期間との少なくとも一部が重複し、
エフェクト画像の表示期間は、割れ画像の表示期間よりも短く、
エフェクト画像の表示期間のうち、第1期間に亘って割れ画像を視認することが困難であり、該第1期間経過後の第2期間に亘って該割れ画像を視認することが可能であり、
第2期間の方が、第1期間よりも長い(図61~図71、図75~図81参照)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、エフェクト画像は割れ画像の最初の表示部分を隠す役割があり、役割を果たしつつも、割れ画像よりもエフェクト画像の方が強調されてしまうことを防止する。
【0007】
尚、本発明は、本発明の請求項に記載された発明特定事項のみを有するものであって良いし、本発明の請求項に記載された発明特定事項とともに該発明特定事項以外の構成を有するものであっても良い。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例における遊技機を示す正面図である。
パチンコ遊技機に搭載された各種の制御基板などを示す構成図である。
VRAMの内容を示す説明図である。
VRAMの内容を示す説明図である。
レイヤの構成を示す説明図である。
(A)、(B)は、演出制御コマンドを例示する図である。
各乱数を示す説明図である。
表示結果判定テーブルを示す説明図である。
(A)は大当り種別判定テーブルを示す説明図であり、(B)は大当り種別の説明図である。
(A)は通常状態における変動パターンの説明図、(B)は時短状態または確変状態における変動パターンの説明図である。
(A)~(F)は変動パターン判定テーブルの説明図である。
遊技制御用データ保持エリアを示す説明図である。
(A)は演出制御用データ保持エリアを示す説明図であり、(B)は始動入賞時受信コマンドバッファを示す説明図である。
遊技制御メイン処理の一例を示すフローチャートである。
遊技制御用タイマ割込み処理の一例を示すフローチャートである。
特別図柄プロセス処理の一例を示すフローチャートである。
始動入賞判定処理の一例を示すフローチャートである。
(A)は入賞時乱数値判定処理の一例を示すフローチャートであり、(B)は変動カテゴリを示す図である。
特別図柄通常処理の一例を示すフローチャートである。
変動パターン設定処理の一例を示すフローチャートである。
特別図柄停止処理の一例を示すフローチャートである。
大当り終了処理の一例を示すフローチャートである。
演出制御メイン処理の一例を示すフローチャートである。
演出制御プロセス処理の一例を示すフローチャートである。
保留表示演出の実行の有無及び演出パターンの決定割合の説明図である。
可変表示開始設定処理の一例を示すフローチャートである。
(A)は可変表示開始設定処理の一例を示すフローチャートであり、(B)は通常状態における連続割れ演出の実行の有無決定割合の説明図である。
(A)はセリフ予告演出設定処理の一例を示すフローチャートであり、(B)は通常状態におけるセリフ予告演出の実行の有無及び演出パターン決定割合の説明図であり、(C)は演出パターンの説明図である。
(A)は背景変化の実行の有無及び背景変化演出の演出パターン決定割合の説明図であり、(B)はリーチ示唆演出の実行の有無及び演出パターン決定割合の説明図であり、(C)はカットイン演出の実行の有無及び演出パターン決定割合の説明図である。
通常状態において実行可能な演出の内容及び割れ演出の演出パターンの説明図である。
通常状態において実行可能な演出の内容及び割れ演出の演出パターンの説明図である。
時短状態・確変状態において実行可能な演出の内容及び割れ演出の演出パターンの説明図である。
各演出の変動パターン毎の大まかな実行タイミング及び実行期間の説明図である。
各演出の変動パターン毎の大まかな実行タイミング及び実行期間の説明図である。
各演出の変動パターン毎の大まかな実行タイミング及び実行期間の説明図である。
各演出の変動パターン毎の大まかな実行タイミング及び実行期間の説明図である。
スーパーリーチαにおける演出の流れを示す図である。
スーパーリーチαにおける演出の流れを示す図である。
スーパーリーチαにおける演出の流れを示す図である。
スーパーリーチβにおける演出の流れを示す図である。
スーパーリーチβにおける演出の流れを示す図である。
第1連続割れ演出の動作例の詳細を示す図である。
第2連続割れ演出の動作例の詳細を示す図である。
セリフ予告演出の動作例の詳細を示す図である。
背景変化演出Aの動作例の詳細を示す図である。
背景変化演出Aの動作例の詳細を示す図である。
背景変化演出Bの動作例の詳細を示す図である。
擬似連演出の一部の動作例の詳細を示す図である。
リーチ示唆演出の動作例の詳細を示す図である。
リーチ示唆演出の動作例の詳細を示す図である。
弱発展演出の動作例の詳細を示す図である。
強発展演出Aの一部の動作例の詳細を示す図である。
強発展演出Bの動作例の詳細を示す図である。
強発展演出Bの動作例の詳細を示す図である。
カットイン演出の動作例の詳細を示す図である。
可変表示結果が大当りの場合の結果報知演出の動作例の詳細を示す図である。
可変表示結果が大当りの場合の結果報知演出の動作例の詳細を示す図である。
可変表示結果がはずれの場合の結果報知演出の動作例の詳細を示す図である。
各演出の詳細を比較するための説明図である。
各演出の詳細を比較するための説明図である。
第1連続割れ演出、第2連続割れ演出の詳細を示すタイミングチャートである。
セリフ予告演出の詳細を示すタイミングチャートである。
背景変化演出Aの詳細を示すタイミングチャートである。
背景変化演出Bの詳細を示すタイミングチャートである。
擬似連演出の詳細を示すタイミングチャートである。
リーチ示唆演出の詳細を示すタイミングチャートである。
弱発展演出の詳細を示すタイミングチャートである。
強発展演出Aの詳細を示すタイミングチャートである。
強発展演出Bの詳細を示すタイミングチャートである。
カットイン演出の詳細を示すタイミングチャートである。
結果報知演出の詳細を示すタイミングチャートである。
各演出における破片画像の速度変化を示す説明図である。
割れ演出における割れパターンを示す図である。
各割れパターンの表示例を示す図である。
割れパターンAにおけるホワイトアウト画像有り、ホワイトアウト画像無しの表示例を示す図である。
割れパターンBにおけるホワイトアウト画像有り、ホワイトアウト画像無しの表示例を示す図である。
割れパターンCにおけるホワイトアウト画像有り、ホワイトアウト画像無しの表示例を示す図である。
割れパターンDにおけるホワイトアウト画像有り、ホワイトアウト画像無しの表示例を示す図である。
割れパターンEにおけるホワイトアウト画像有り、ホワイトアウト画像無しの表示例を示す図である。
割れパターンFにおけるホワイトアウト画像有り、ホワイトアウト画像無しの表示例を示す図である。
割れパターンGにおけるホワイトアウト画像有り、ホワイトアウト画像無しの表示例を示す図である。
(A)は擬似連演出、(B)はカットイン演出にて表示される破片画像を示す図である。
(A)は背景変化演出A、(B)は強発展演出Bにて表示される破片画像を示す図である。
本発明の変形例1を示す図である。
本発明の変形例2を示す図である。
本発明の変形例3を示す図である。
本発明の変形例4を示す図である。
本発明の変形例5を示す図である。
本発明の変形例6を示す図である。
本発明の変形例7を示す図である。
本発明の変形例8を示す図である。
本発明の変形例9を示す図である。
本発明の変形例9を示す図である。
本発明の変形例10を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明に係る遊技機を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
【0010】
[形態1-1]
形態1-1の遊技機は、
可変表示を行い、遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機であって、
表示手段と、
演出実行手段と、を備え、
演出実行手段は、
有利状態に制御されることを示唆する所定演出を実行可能であり、
所定演出とは異なる演出であって有利状態に制御されることを示唆する特定演出を実行可能であり、
表示手段は、
所定表示レイヤにおいて割れ前兆画像を表示可能であり、
所定表示レイヤよりも優先度が高い特定表示レイヤにおいて破片画像を表示可能であり、
特定表示レイヤよりも優先度が高い特別表示レイヤにおいて可変表示に関する特別情報を表示可能であり、
所定演出は、割れ前兆画像を表示する第1所定パートと、該割れ前兆画像に対応した破片画像を複数表示する第2所定パートと、を含む演出であり、
特定演出は、所定演出において割れ前兆画像が表示されてから該割れ前兆画像に対応した破片画像が表示されるまでの期間よりも短い期間で複数の破片画像の表示を開始する演出であり、
所定演出と特定演出とで、実行タイミングが異なり、
第1所定パートが実行される前と、第2所定パートにおける破片画像が表示された後とで、所定表示レイヤよりも優先度が下位の表示レイヤにおいて表示される背景画像の種類が異なり、
特定演出が実行される前と、特定演出における破片画像が表示された後とで、特定表示レイヤよりも優先度が下位の表示レイヤにおいて表示される背景画像の種類が異なる(図33~図36、図45、図46、図52、図63、図68参照)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、割れ前兆画像および破片画像を表示する所定演出と割れ前兆画像を表示せずに破片画像を表示する特定演出とをそれぞれ異なるタイミングにて実行可能であることにより、様々なタイミングで遊技者に驚きを与えることができ、さらに、所定演出と特定演出とにおいて共通に破片画像が表示される前とされた後とで背景画像の種類が異なるため、同様に破片画像が表示される演出であっても好適に異なった印象を与え、遊技興趣を高めることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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