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公開番号2023114957
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-08-18
出願番号2022044621
出願日2022-02-07
発明の名称歯間清掃具
出願人個人
代理人
主分類A61C 15/04 20060101AFI20230810BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】個人差が大きい複雑形状の歯間部に、指をもってフロスを挿入するような微妙な力の変動に対応でき且、フロスの歯間部からの抜き取りも、スムーズにできる歯間清掃具の開発を本願発明の課題とした。
【解決手段】1対の長く延伸する挟持部を設け、その挟持部先端が閉じるピンセット構造の本体両先端部が、外側に向って反発力を有する状態をもって、その間にフロスを架け渡し、前記フロスを本体両先端部に固定した歯間清掃具を解決手段とした。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
1対の長く延伸する挟持部を設け、その挟持部先端が閉じるピンセット構造の本体両先端部が、外側に向って反発力を有する状態をもって、その間にフロスを架け渡し、前記フロスを本体両先端部に固定したことを特徴とする歯間清掃具。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
請求項1に記載の歯間清掃具であって、前記フロスを本体両先端部に固定する手段として、その1対の本体両先端部側面に、前記フロスが余裕をもって挿入できる形状の貫通小孔を設け、前記フロスを挿入後その両端に、前記貫通小孔より大形のストッパーを挿入、前記ピンセット構造の本体両先端部が外側に向かって反発力を有する状態をもって、前記ストッパーを固定したことを特徴とする歯間清掃具。
【請求項3】
請求項1または2の何れかの歯間清掃具であって、1対の長く延伸する挟持部を有するピンセット形状の本体両先端部がL字形状であることを特徴とする歯間清掃具。
【請求項4】
請求項1~3の何れかの歯間清掃具であって、本体両先端部間に架け渡し固定したフロスに、弾性材料で成形されたブラシ部を設けたことを特徴とする歯間清掃具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願発明は、歯間清掃具に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
現在、市販され広く使用されているデンタルフロス商品は、強靭な1対のアーム部を有するハンドル先端部に設けたフロス保持部間に、フロスを架け渡し固定した商品や、前記フロス引張部を歯間挿入を容易にする目的から、図2に示すように「ゆるみ」を設けた商品が主流である。
【0003】
また、文献においては、前記フロス延長線上に、成形ブラシ部を設けた文献や、前記強靭な1対の本体、アーム部を湾曲、微動させる構造を示す文献もあり下記した。
【0004】
実用新案登録第3199137
特開2016-147191
特開2020-049210
特開2020-081087
特許6524757
【発明が解決しょうとする課題】
【0005】
ところで、前記背景技術に示した歯間清掃具においては、歯間を効果的に清掃することについて改善の余地があった。
【0006】
本願発明は、前記した事情に鑑みてなされたものであって、その課題を列記すると、
1、個人差が大きい複雑形状の歯間部に、指をもってフロスを挿入するような微妙な力の変動に対応できる歯間清掃具の商品化。
2、フロスを歯間に挿入及び、抜き取る際、フロスに傷がつきにくいフロスの固定手段。
3、上下歯列歯間部が、1本の歯間清掃具において清掃できる形状を考える。
4、1本の歯間清掃具において、デンタルフロス、歯間ブラシの2役が可能である。
5、歯間清掃具の構造が簡単であり、容易に国内においても量産可能である。
上記、1~5を本願の課題とした。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記、1を解決するための手段は、[請求項1]に示す方法であり、指をもってフロスを挿入するような微妙な力の変動に対応できる、ピンセット構造の1対の本体両先端部にフロスを張力をもって固定する方法を用いた。
【0008】
前記、2を解決するための手段は、[請求項2]に示す方法であり、ピンセット構造の1対の本体両先端部側面に、フロスが余裕をもって挿入できる形状の貫通小孔を設け、フロスを挿入後その両端に、貫通小孔より大形のストッパーを挿入、ピンセット構造の本体両先端部が、外側に向かって反発力を有する状態をもって、ストッパーを固定する。
すると、フロスは他の文献と異なり、本体アーム部に固定されるのではなく、自由な空間に保持固定されることとなる。この微妙な「遊び」により、本体固定部のフロスのダメージが減少する。それに加え、歯間よりフロスを抜き取る際、図5に示すように、ピンセット構造の本体先端部を閉じフロスを抜き取ることで、余分なフロスは左右に逃げ、抜き取るフロスが少なくなることで容易となった。更に本体先端部を閉じたまま軽く捩じることで歯間部からフロスが容易に抜き取れる。
【0009】
前記、3・4を解決するための手段は、[請求項3]、[請求項4]に示され、図6からも理解できるように、1対の長く延伸する挟持部を有するピンセット形状の本体両先端部をL字形状とし、反転することで図6に示したように、上下歯列歯間の清掃が容易にできるようになった。
また、図6のように引張するフロス間に、弾性材料で成形されたブラシ部を設けることで、前記フロスを歯間に挿入し、歯間下部に位置する三角形状の空間に到着後、1対の長く延伸する挟持部を開閉することで、デンタルフロスと歯間ブラシの2役の清掃を実行することとなる。
【0010】
そして、前記した本願発明は、日本人が食事の際に使用する「箸」の動きから連想したものであり構造が簡単であるため、前記5の課題である国内においても量産可能である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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