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公開番号2023092285
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-07-03
出願番号2021207433
出願日2021-12-21
発明の名称車両
出願人ヤマハ発動機株式会社
代理人個人
主分類B62K 5/01 20130101AFI20230626BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】無端状の動力伝達部材を用いつつ駆動モータのレイアウトの自由度を大きくできる、車両を提供する。
【解決手段】車両10は、上フレーム14a,14bと、下フレーム16a,16bと、前フレーム18と、後フレーム20と、後輪24a,24bと、後輪24a,24bを駆動する駆動モータ54と、駆動モータ54へ電力を供給するバッテリ56と、駆動モータ54と後輪24a,24bとを接続するための無端状の動力伝達部材76と、後フレーム20に取り付けられるピボット軸40と、ピボット軸40に揺動可能に支持されかつ後輪24a,24bを支持するスイングアーム38a,38bと、駆動モータ54より上方に設けられる鞍乗りシート82と、鞍乗りシート82より上方に設けられるバーハンドル50とを備える。駆動モータ54は、スイングアーム38a,38bより前方に配置される。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
左右に間隔をあけて設けられる一対の上フレームと、
左右に間隔をあけて設けられる一対の下フレームと、
前記一対の上フレームの前部および前記一対の下フレームを連結する前フレームと、
前記一対の上フレームの後部および前記一対の下フレームの後部を連結する後フレームと、
一対の後輪と、
前記一対の後輪を駆動する駆動モータと、
前記駆動モータへ電力を供給するバッテリと、
前記駆動モータと前記一対の後輪とを接続するための無端状の動力伝達部材と、
車両幅方向に延びるように前記後フレームに取り付けられるピボット軸と、
前記ピボット軸に揺動可能に支持されかつ前記一対の後輪を支持するスイングアームとを備え、
前記駆動モータは前記スイングアームより前方に配置される、車両。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記動力伝達部材は前記後フレームより車両幅方向の内側に設けられる、請求項1に記載の車両。
【請求項3】
前記駆動モータの幅方向の長さは、前記ピボット軸の両端長さより短い、請求項1または2に記載の車両。
【請求項4】
前記駆動モータを前記下フレームに固定するために前記駆動モータの出力側と前記下フレームとの間に設けられるモータ固定用ブラケットをさらに含む、請求項1から3のいずれかに記載の車両。
【請求項5】
前記動力伝達部材をカバーするために前記モータ固定用ブラケットに取り付けられる動力伝達部材用カバーをさらに含む、請求項4のいずれかに記載の車両。
【請求項6】
前記駆動モータは両持ち構造によって前記一対の下フレームに固定される、請求項1から5のいずれかに記載の車両。
【請求項7】
側面視において前記駆動モータは、前記上フレーム、前記下フレーム、前記前フレームおよび前記後フレームに囲まれた領域内に配置される、請求項1から6のいずれかに記載の車両。
【請求項8】
側面視において前記駆動モータは前記後フレームの前方に設けられる、請求項1から7のいずれかに記載の車両。
【請求項9】
前記駆動モータの出力を変速するために前記駆動モータと前記動力伝達部材との間に設けられる変速機をさらに含む、請求項1から8のいずれかに記載の車両。
【請求項10】
前記駆動モータより上方に設けられる鞍乗りシートと、
前記鞍乗りシートより上方に設けられるバーハンドルとをさらに含む、請求項1から9のいずれかに記載の車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は車両に関し、より特定的には電動ATV(All Terrain Vehicle)などの車両に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
この種の従来技術の一例として、特許文献1において電動式不整地走行車が開示されている。この車両は、車両フレームの前部に回動可能に支持されるステアリングシャフトと、ステアリングシャフトによって操舵される左右一対の前輪と、車両フレームに揺動可能に支持される左右一対のスイングアームと、スイングアームに軸支される左右一対の後輪と、左右の前輪の間に配設され左右の前輪をそれぞれ駆動する左右一対の電動モータと、左右の後輪の間に配設され左右の後輪をそれぞれ駆動する左右一対の電動モータと、前輪と後輪との間に配設されるバッテリとを備える。
【0003】
また、特許文献2において電動式不整地走行四輪車が開示されている。この車両は、車体フレームの後方寄りに配置される電動モータと、電動モータの出力がギヤケースを介して伝達される一対の後輪と、車体フレームの略中央部分に前後方向に並設される複数のバッテリと、これらのバッテリの前方に配置されるコントローラとを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5509811号公報
特許第4214759号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1では、後輪を駆動する電動モータは、一対のスイングアームの間に配置され、電動モータのレイアウトは一対のスイングアームによって制約を受ける。また、特許文献1では、電動モータの出力を無端状の動力伝達部材を介して後輪に伝達する構成につき開示されていない。
【0006】
特許文献2では、後輪を駆動する電動モータは、スイングアームを兼ねるギヤケースの横に配置され、電動モータのレイアウトはギヤケースによって制約を受ける。また、特許文献2では、電動モータの出力を無端状の動力伝達部材を介して後輪に伝達する構成につき開示されていない。
【0007】
それゆえにこの発明の主たる目的は、無端状の動力伝達部材を用いつつ駆動モータのレイアウトの自由度を大きくできる、車両を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述の目的を達成するために、左右に間隔をあけて設けられる一対の上フレームと、左右に間隔をあけて設けられる一対の下フレームと、一対の上フレームの前部および一対の下フレームを連結する前フレームと、一対の上フレームの後部および一対の下フレームの後部を連結する後フレームと、一対の後輪と、一対の後輪を駆動する駆動モータと、駆動モータへ電力を供給するバッテリと、駆動モータと一対の後輪とを接続するための無端状の動力伝達部材と、車両幅方向に延びるように後フレームに取り付けられるピボット軸と、ピボット軸に揺動可能に支持されかつ一対の後輪を支持するスイングアームとを備え、駆動モータはスイングアームより前方に配置される、車両が提供される。
【0009】
この発明では、駆動モータと一対の後輪とは無端状の動力伝達部材を介して接続され、駆動モータはスイングアームより前方に配置される。したがって、無端状の動力伝達部材を用いつつ、駆動モータのレイアウトはスイングアームによって制約を受けることなく、駆動モータのレイアウトの自由度を大きくできる。
【0010】
好ましくは、動力伝達部材は後フレームより車両幅方向の内側に設けられる。この場合、後フレームより外方の空間を有効利用できる。
(【0011】以降は省略されています)

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