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公開番号2023088222
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-26
出願番号2021202939
出願日2021-12-14
発明の名称表面材
出願人日本バイリーン株式会社
代理人
主分類B32B 27/12 20060101AFI20230619BHJP(積層体)
要約【課題】
表面に皺が生じるのが防止されており意匠性に富む内外装材を提供可能な、表面材を提供する。
【解決手段】
布帛と樹脂を含み構成されているプリントとを有しており、布帛における一方の主面上にプリントを備える表面材であって、表面材のたて方向とよこ方向の曲げ剛性値との平均値が0.83gf・cm2/cmより大きく、表面材のたて方向とよこ方向における引張仕事量(WT値)との平均値が、7.9gf・cm2/cmより小さい表面材を用いることによって、調製した内外装材の表面に皺が生じるのを抑制して意匠性に富む内外装材を提供できる。
【選択図】 なし
特許請求の範囲【請求項1】
布帛と、樹脂を含み構成されているプリントとを有しており、前記布帛における一方の主面上に前記プリントを備える、表面材であって、
純曲げ試験機(カトーテック(株)製、KES-FB2)を用いて、表面材を前記プリントが存在している側の主面からもう一方の主面へ向け曲げた際に測定される、表面材のたて方向の曲げ剛性値と、同方法で測定される表面材のよこ方向の曲げ剛性値との平均値が、0.83gf・cm

/cmより大きく、
純曲げ試験機(カトーテック(株)製、KES-FB2)を用いて測定される、表面材のたて方向における引張仕事量(WT値)と、同方法で測定される表面材のよこ方向における引張仕事量(WT値)との平均値が、7.9gf・cm

/cmより小さい、
表面材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、各種内装材や各種外装材を調製可能な、表面材に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、表面材を立体的に成形して各種内装材や各種外装材(以降、併せて内外装材と称する)を調製することが行われている。一例として、例えば金型などの加熱板や加熱ローラなどの手段によって熱または熱と圧力を作用させて表面材を曲げる成形工程へ供することで、あるいは、熱を作用させることなく金型などを用いて表面材を曲げる成形工程へ供することで、表面材を所望する立体的な形状に変形させて内外装材を調製することが行われている。
【0003】
そのため、インジェクション成形により内装部品を成形する際に、特許文献1に開示のプリント不織布と一体化して、プリント不織布で装飾した内装部品(例えば、ピラー)を成形することを試みた。ところが、インジェクション成形した際に、溶融樹脂がプリント不織布のプリント面まで透過してしまい、内装部品の意匠性を損なう場合があった。また、インジェクション成形した際に、溶融樹脂がプリント不織布のプリント面まで透過しない場合であっても、プリント不織布に凹凸が発生し、内装部品の意匠性を損なう場合があった。なお、プリント不織布のプリント面とは反対面に、フィルムをラミネートすることによって、溶融樹脂の透過や凹凸の発生による意匠性の低下を防止することができると考えられたが、プリント不織布にフィルムをラミネートすることは、製造工程の追加に繋がるため、得策ではない。また、意匠性に富む内外装材を提供できるよう、前述の表面材として、布帛(例えば、不織布など)における一方の主面上に、樹脂を含み構成されているプリントを備える表面材を採用することが検討されている。このような表面材として、例えば、特開2018-40089(特許文献1)には、不織布表面にプリント樹脂を有するインジェクション成形用表面材が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-40089(特許請求の範囲など)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1に開示されているような従来技術にかかる表面材を、上述した成形工程へ供して内外装材を調製した場合、調製した内外装材の表面(表面材におけるプリントが存在する主面由来の表面)に、皺が生じるという問題が発生することがあった。そして、表面に皺が生じている内外装材は、その皺の発生により意匠性が劣るものであった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は「布帛と、樹脂を含み構成されているプリントとを有しており、前記布帛における一方の主面上に前記プリントを備える、表面材であって、
純曲げ試験機(カトーテック(株)製、KES-FB2)を用いて、表面材を前記プリントが存在している側の主面からもう一方の主面へ向け曲げた際に測定される、表面材のたて方向の曲げ剛性値と、同方法で測定される表面材のよこ方向の曲げ剛性値との平均値が、0.83gf・cm

/cmより大きく、
純曲げ試験機(カトーテック(株)製、KES-FB2)を用いて測定される、表面材のたて方向における引張仕事量(WT値)と、同方法で測定される表面材のよこ方向における引張仕事量(WT値)との平均値が、7.9gf・cm

/cmより小さい、
表面材。」である。
【発明の効果】
【0007】
本願出願人は検討の結果、布帛における一方の主面上にプリントを備える表面材の物性を最適化することによって、成形工程へ供し調製した内外装材の表面に皺が生じるのを防止できることを見出した。
【0008】
つまり、本願出願人は、布帛における一方の主面上にプリントを備えた表面材について、
・プリントが存在している側の主面からもう一方の主面へ向け過剰に曲がり易い特性を有している場合、特に、表面材の全体にわたり当該特性を有している場合には、調製した内外装材の表面に皺が生じ易くなること、
・主面と平行を成す方向へ過剰に伸び易い特性を有している場合、特に、表面材の全体にわたり当該特性を有している場合には、調製した内外装材の表面に皺が生じ易くなること、
を見出した。そして、この両方の特性を有する表面材を成形工程へ供した場合には、調製される内外装材の表面に皺が発生することを見出した。
【0009】
本願出願人は上述した知見のもと検討を続けた結果、本発明にかかる測定方法によって、表面材が有する曲がり易さと伸び易さを評価できることを見出した。
【0010】
つまり、純曲げ試験機(カトーテック(株)製、KES-FB2)を用いて、表面材をプリントが存在している側の主面からもう一方の主面へ向け曲げた際に測定される、表面材のたて方向の曲げ剛性値と、同方法で測定される表面材のよこ方向の曲げ剛性値との平均値が、0.83gf・cm

/cmより大きい表面材は、表面材の全体にわたり、皺の発生が防止された内外装材を提供するため必要となる剛性を有しており、プリントが存在している側の主面からもう一方の主面へ向け過剰に曲がり易い特性を有する表面材ではないことを見出した。そのため、当該平均値が、0.83gf・cm

/cmより大きい表面材を用いることによって、調製した内外装材の表面に皺が生じるのを抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)

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