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公開番号2023086344
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-22
出願番号2021200788
出願日2021-12-10
発明の名称包装機
出願人日東精工株式会社
代理人
主分類B65B 43/18 20060101AFI20230615BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】本発明は、作業効率の良い包装機を提供する。
【解決手段】
一辺が開口可能に構成された袋Hの内部にワークを投入する包装機10において、前記袋Hを厚み方向に複数枚重ねて収容可能なマガジン21と、このマガジン21から袋Hを取り出す搬送部31と、この搬送部31から搬送された袋Hを当該袋Hの開口部H3が上方を向くよう旋回させる旋回ユニット40とを備え、前記搬送部31は、マガジン21内最下位の袋Hを吸着保持する供給パッド331と、当該供給パッド331を前記マガジン21と旋回ユニット40との間で往復移動させる往復駆動手段31と有することを特徴とする包装機10による。これにより、1サイクル当たりの時間を短縮することが可能となり、作業効率が向上する。
【選択図】図1



特許請求の範囲【請求項1】
一辺が開口可能に構成された袋の内部にワークを投入する包装機において、
前記袋を厚み方向に複数枚重ねて収容可能なマガジンと、このマガジンから袋を取り出す搬送部と、この搬送部から受け渡された袋を当該袋の開口部が上方を向くよう旋回させる旋回ユニットと有することを特徴とする包装機。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記搬送部は、マガジン内最下位の袋を吸着保持する供給パッドと、この供給パッドを前記マガジンと旋回ユニットとの間で往復移動させる往復駆動手段と有することを特徴とする請求項1に記載の包装機。
【請求項3】
前記旋回ユニットにより旋回した袋を把持する把持ユニットを有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の包装機。
【請求項4】
前記把持ユニットは、袋内にワークが投入された後、前記袋を下降させるように構成されており、当該把持ユニットの下降位置には、袋の開口部を封止する封止ユニットが設けられていることを特徴とする請求項3に記載の包装機。
【請求項5】
前記搬送部には、前記供給パッドと対向する開口パッドおよびこの開口パッドを供給パッドに向けて移動させる開口パッド昇降部が設けられているとともにこれら開口パッドおよび供給パッドが接近および離反することにより袋を開口するように構成されており、
前記旋回ユニットには、前記袋内に進入し、当該袋を内側から支持する旋回支持部が設けられていることを特徴とする請求項2ないし請求項4の何れかに記載の包装機。
【請求項6】
前記旋回支持部は、袋と平行方向に揺動する拡開ロッドを備えており、前記把持機構は、拡開ロッドごと袋を把持するように構成されていることを特徴とする請求項5に記載の包装機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、一辺が開口可能に構成された袋内に所定のワークを袋詰め包装する包装機に関する。
続きを表示(約 4,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、所定の袋内にワークを投入する包装機として、特許文献1に記載の包装機が知られている。この特許文献1に記載の包装機は、袋をその厚み方向に複数枚重ねて収容可能なマガジンと、このマガジン内の最上位に位置する袋を吸着保持する吸着パッドと、この吸着パッドを昇降させる昇降駆動源と、この昇降駆動源ごと吸着パッドおよび袋を旋回させる旋回駆動源とからなる供給ユニットを備えており、この供給ユニットが袋を供給する所定の袋供給位置には、当該袋を開口させる開口機構と、当該開口機構により開かれた袋の中へワークを投入する投入機構と、当該投入機構によりワークが投入された袋の開口部を封止する封止ユニットが設けられている。これにより、供給ユニットから供給された袋を袋供給位置から移動させることなく、開口工程、投入工程を行うことが可能であったため、包装機を比較的小さくすることが可能であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許5016275号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の包装機は、マガジンから袋を取り出す吸着パッドがワークの投入作業時においても袋を保持し続けるように構成されていたため、供給ユニットは、ワークの投入作業が終了するまで次段の袋を取り出すことができなかった。これにより、毎度に袋の取出し工程と旋回工程、ワークの投入工程の時間が必要となるため、1サイクル当たりの時間が長くなるという問題があった。また、ワークの投入時も吸着パッドのみで袋を保持する構造のため、投入されたワークの衝撃により、袋が吸着パッドから脱落することがあるという問題もあった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みて創生されたものであり、作業効率の良い包装機の提供を目的とする。この目的を達成するために、本発明は、一辺が開口可能に構成された袋の内部にワークを投入する包装機において、前記袋を厚み方向に複数枚重ねて収容可能なマガジンと、このマガジンから袋を取り出す搬送部と、この搬送部から受け渡された袋を当該袋の開口部が上方を向くよう旋回させる旋回ユニットと有することを特徴とする。なお、前記搬送部は、マガジン内最下位の袋を吸着保持する供給パッドと、この供給パッドを前記マガジンと旋回ユニットとの間で往復移動させる往復駆動手段と有することが好ましい。また、前記旋回ユニットにより旋回した袋を把持する把持ユニットを有することが好ましい。さらに、前記把持ユニットは、袋内にワークが投入された後、前記袋を下降させるように構成されており、当該把持ユニットの下降位置には、袋の開口部を封止する封止ユニットが設けられていることが好ましい。しかも、前記搬送部には、前記供給パッドと対向する開口パッドおよびこの開口パッドを供給パッドに向けて移動させる開口パッド昇降部が設けられているとともにこれら開口パッドおよび供給パッドが接近および離反することにより袋を開口するように構成されており、前記旋回ユニットには、前記袋内に進入し、当該袋を内側から支持する旋回支持部が設けられていることが好ましい。また、前記旋回支持部は、袋と平行方向に揺動する拡開ロッドを備えており、前記把持機構は、拡開ロッドごと袋を把持するように構成されていることが好ましい。
【発明の効果】
【0006】
本発明の包装機は、マガジンから袋を取り出す搬送部と、搬送部によってマガジンから取り出された袋を旋回させる旋回ユニットとが分けて設けられているため、搬送部は、旋回ユニットに袋を受け渡した後に次段の袋を準備することが可能となる。これらにより、各機構の待機時間が減少して1サイクル当たりの時間を短縮される等の利点がある。また、搬送部がマガジンの最下位の袋を取り出すよう構成されており、マガジンの上方に駆動機構が配されないため、包装機を停止させることなくマガジン内に袋を補給できる等の利点もある。これらにより、作業効率が向上する等の利点がある。また、旋回ユニットにより旋回した袋を把持ユニットが把持する構造であるため、袋の脱落を防止可能等の利点もある。さらに、袋内にワークが投入された後、前記把持部が封止ユニットまで下降する構造であり、旋回ユニットは、封止ユニットにより袋が封止されている間に供給ユニットから次段の袋を受け取ることが可能となるため、さらにサイクルタイムを短くできる等の利点も有する。また、搬送部が袋を取り出す供給パッドと対向する開口パッドを備えており、袋を開口させた状態で旋回ユニットに供給するとともに、旋回ユニットが袋の内部に進入して内側から支持する旋回支持部を備えているため、搬送部から旋回支持部への受け渡し時、袋を円滑に受け取ることができる等の利点がある。さらに、把持部が旋回支持部を把持するように構成されているため、袋をより強固に把持でき、袋がより脱落し難くなる等の利点もある。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明に係る包装機の構造を示す一部断面側面図である。
図1の状態から次の状態へ移行する動作を示す一部断面側面図である。
図2の状態から次の状態へ移行する動作を示す一部断面側面図である。
本発明に係る包装機の構造を示す平面図であり、(a)は供給シリンダがピストンロッドを伸張させた状態の平面図であり、(b)は供給シリンダがピストンロッドを伸張させた状態の平面図である。
本発明に係る包装機の供給ユニットの動作を示す図1のA部拡大図であり、(a)は袋を取り出す状態を示す要部拡大側面図であり、(b)は袋の移送途中の状態を示す要部拡大側面図であり、(c)は把持爪が袋の開口部を開いた状態を示す要部拡大側面図である。
本発明に係る包装機のマガジンの構造を示す概略正面図である。
本発明に係る包装機の旋回ユニットの動作を示す図2のB部拡大図であり、(a)は旋回部材が鉛直な状態を示す要部拡大側面図であり、(b)は旋回部材が水平な状態を示す要部拡大側面図である。
本発明に係る包装機の旋回ユニットの動作を示す図4のC部拡大図であり、(a)は拡開ロッドが閉じた状態を示す要部拡大平面図であり、(b)は拡開ロッドが開いた状態を示す要部拡大平面図である。
本発明に係る包装機の把持ユニットの動作を示す動作説明図であり、(a)は把持ユニットが袋を把持する前の状態を示す要部拡大平面図であり、(b)は把持ユニットが袋を把持した状態を示す要部拡大平面図であり、(c)は袋が封止ユニットに封止される状態を示す要部拡大平面図であり、(d)は把持された袋の横側縁部の状態を示す(b)のD部拡大図である。
本発明に係る包装機の旋回ユニットの他の実施形態を示す動作説明部であり、(a)は揺動シリンダが収縮した状態を示す要部拡大側面図であり、(b)は揺動シリンダが伸張した状態を示す要部拡大側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。図1ないし図9において10は、袋Hに所定のワーク(図示せず)を投入する包装機である。この包装機10は、図1に示すように袋Hを一枚ずつ供給可能な供給ユニット20と、この供給ユニット20の前方に配され、供給ユニット20から供給された袋Hを鉛直姿勢へと旋回駆動させる旋回ユニット40と、この旋回ユニット40により旋回した鉛直姿勢になった袋Hを把持する把持ユニット50と、袋Hを封止する封止ユニット60と各機構の駆動を制御する制御部(図示せず)とからなり、前記供給ユニット20は、袋Hを多数貯留可能なマガジン21およびこのマガジン21内の袋Hを前記旋回ユニット40に向けて搬送する搬送部31を備える。
【0009】
前記袋Hは、樹脂製のフィルムを折りたたみ形成された長方形形状の平袋であり、折りたたまれている短辺H1(以下、底部H1という)と、この底部H1に隣接して予め熱溶着等によって封止されている2個の長辺H2,H2(以下、横側縁部H2,H2という)と、底部H1と対向する封止されていない短辺H3(以下、開口部H3という)を有している。この袋Hは、開口部H3を前方に向けた水平姿勢にて前記マガジン21に収容されている。
【0010】
前記供給ユニット20のマガジン21は、水平に配された袋Hを厚み方向に複数枚重ねて収納可能に構成されており、袋Hを下方から支持する底部22と、袋Hを側方から支持する枠部26とを備える。このマガジン21の底部22は、包装機10の基台11上に固定される支持板23を有しており、この支持板23には、前後方向に袋Hの前後方向寸法とほぼ同寸に構成された側方支持部材241,241が固定されている。この側方支持部材241,241は、円柱形状に形成されており、前記袋Hの横側縁部H2,H2と当接するよう所定の隙間を空けて配置されている。この側方支持部材241,241の間には、当該側方支持部材241,241の直径より若干薄くに設定された板状の後方支持部材242が配設されている。この後方支持部材242は、袋Hの前後方向寸法の半分以下に設定されており、袋の底部H1を支持可能に配置されている。これらの構造により、マガジン21内に配置された袋Hは、横側縁部H2,H2を側方支持部材241,241に支持されつつも横方向真ん中部分が下方に湾曲して当該湾曲部分が後方支持部材242に当接する状態となる。なお、後方支持部材242支持されていない袋Hの開口部H3付近は、前記支持板23から浮いており、その間に空隙を形成している。また、前記支持板23および基台11には、袋の横方向中央に対応する位置に切欠き溝25(以下、パッド通過経路25という)が切欠き形成されており、このパッド通過経路25は、後述する供給パッド331が前後および上下に移動自在に構成されている。なお、支持板23およびパッド通過経路25は、前方に配される旋回ユニット40付近まで延びており、図4の(b)に示すように袋Hが後述する旋回ユニット40により支持された際、当該支持板23の前端部が当該袋Hの底部H1の両端側を支持可能に構成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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