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公開番号2023079252
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-08
出願番号2021192621
出願日2021-11-29
発明の名称電子機器
出願人日本電波工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H05K 1/18 20060101AFI20230601BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】電子機器の組立性を向上させる。
【解決手段】電子機器Sは、プリント基板1と、プリント基板1と直交する方向の板状の上部領域22を有する筐体2と、上部領域22を貫通するコネクタ3と、プリント基板1に固定された固定領域41と、固定領域41に直交し、コネクタ3の心線31が結合される穴421が形成されている結合領域42とを有し、コネクタ3とプリント基板1とを電気的に接続する弾性を有する導電性の結合部材4と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
プリント基板と、
前記プリント基板と直交する方向の板状の上部領域を有する筐体と、
前記上部領域を貫通するコネクタと、
前記プリント基板に固定された固定領域と、前記固定領域に直交し、前記コネクタの心線が結合される穴が形成されている結合領域とを有し、前記コネクタと前記プリント基板とを電気的に接続する弾性を有する導電性の結合部材と、
を有する電子機器。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記結合領域と前記上部領域との間に隙間があり、前記結合領域は前記上部領域に近づく向き及び前記上部領域から離れる向きに変位可能である、
請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記結合領域は前記上部領域と平行な面を有する、
請求項1又は2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記筐体は、前記上部領域の下方に、前記上部領域と同一平面上にある下部領域をさらに有し、
前記プリント基板は、前記上部領域の下端と前記下部領域の上端とに挟まれた状態で前記筐体に固定されている、
請求項1から3のいずれか一項に記載の電子機器。
【請求項5】
前記プリント基板の上面と前記上部領域の下端との間、及び前記プリント基板の下面と前記下部領域の上端との間に設けられたガスケットをさらに有する、
請求項4に記載の電子機器。
【請求項6】
前記ガスケットは、前記プリント基板の上面と前記上部領域の下端とに接する第1領域と、前記プリント基板の下面と前記下部領域の上端とに接する第2領域と、前記プリント基板の端部を覆う状態で前記第1領域及び前記第2領域と結合する第3領域と、を有する、
請求項5に記載の電子機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、外部機器に接続するためのコネクタが設けられたプリント基板を有する電子機器が知られている。特許文献1には、コネクタの接続ピンと光変調器の光導波路基板に形成された信号電極層とがストレスリリーフコンタクトを介して接続されている構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-294918号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
筐体を貫通するコネクタと筐体に収容されたプリント基板とをストレスリリーフコンタクトを介して電気的に接続する場合、ストレスリリーフコンタクトは非常に小型であるため取り付けが困難である。また、コネクタとプリント基板との間にストレスリリーフコンタクトを設けるためには、プリント基板の端面と筐体の内側面との間に隙間を設ける必要があるため、当該隙間から電波の漏洩が発生してしまう。電波の漏洩を防ぐためにガスケットを当該隙間に設ける場合、ガスケットのサイズに合わせて当該隙間の大きさを調整する必要がある。このため、電子機器の組立性が悪くなってしまうという問題が生じていた。
【0005】
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、電子機器の組立性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様においては、プリント基板と、前記プリント基板と直交する方向の板状の上部領域を有する筐体と、前記上部領域を貫通するコネクタと、前記プリント基板に固定された固定領域と、前記固定領域に直交し、前記コネクタの心線が結合される穴が形成されている結合領域とを有し、前記コネクタと前記プリント基板とを電気的に接続する弾性を有する導電性の結合部材と、を有する電子機器を提供する。
【0007】
また、前記結合領域と前記上部領域との間に隙間があり、前記結合領域は前記上部領域に近づく向き及び前記上部領域から離れる向きに変位可能であってもよい。また、前記結合領域は前記上部領域と平行な面を有していてもよい。
【0008】
また、前記筐体は、前記上部領域の下方に、前記上部領域と同一平面上にある下部領域をさらに有し、前記プリント基板は、前記上部領域の下端と前記下部領域の上端とに挟まれた状態で前記筐体に固定されていてもよい。
【0009】
また、前記プリント基板の上面と前記上部領域の下端との間、及び前記プリント基板の下面と前記下部領域の上端との間に設けられたガスケットをさらに有していてもよい。
【0010】
また、前記ガスケットは、前記プリント基板の上面と前記上部領域の下端とに接する第1領域と、前記プリント基板の下面と前記下部領域の上端とに接する第2領域と、前記プリント基板の端部を覆う状態で前記第1領域及び前記第2領域と結合する第3領域と、を有していてもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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