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公開番号2023079174
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-07
出願番号2022166572
出願日2022-10-18
発明の名称樹脂組成物
出願人南亞塑膠工業股分有限公司,NAN YA PLASTICS CORPORATION
代理人個人,個人,個人
主分類C08L 79/00 20060101AFI20230531BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】5G高周波により適した基板材料として適合し得、また、当該樹脂組成物から作製された基板の耐熱性及び電気特性を効果的に向上させ得る樹脂組成物を提供する。
【解決手段】樹脂組成物は、ビスフェノールM型シアン酸エステル(CE)樹脂及びビスマレイミド(BMI)樹脂を含む樹脂と、難燃剤、無機充填剤及び促進剤のうちの少なくとも一つから選択される他の添加剤と、を含む。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
ビスフェノールM型シアン酸エステル樹脂及びビスマレイミド樹脂を含む樹脂と、
難燃剤、無機充填剤及び促進剤のうちの少なくとも一つから選択される他の添加剤と、
を含む、樹脂組成物。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記樹脂中の前記ビスフェノールM型シアン酸エステル樹脂の割合が、10wt%から30wt%である、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項3】
前記樹脂中の前記ビスマレイミド樹脂の割合が、40wt%から60wt%である、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項4】
前記ビスフェノールM型シアン酸エステル樹脂が、
JPEG
2023079174000034.jpg
31
132
を含む、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項5】
前記ビスマレイミド樹脂が、
JPEG
2023079174000035.jpg
42
132
を含み、
式中、Ra、Rb、Rc、及びRdが、それぞれ独立して炭素原子数1から5のアルキル基である、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項6】
前記樹脂が、液状ゴム樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂及び架橋剤のうち少なくとも一つをさらに含む、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項7】
前記樹脂中の前記液状ゴム樹脂の割合が、0wt%から20wt%であり、前記樹脂中の前記ポリフェニレンエーテル樹脂の割合が、10wt%から30wt%であり、前記樹脂中の架橋剤の割合が、0wt%から20wt%である、請求項6に記載の樹脂組成物。
【請求項8】
前記難燃剤の量が、前記樹脂全体100重量部に対して5重量部から30重量部である、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項9】
前記無機充填剤の量が、前記樹脂全体100重量部に対して80重量部から180重量部である、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項10】
前記促進剤の量が、前記樹脂全体100重量部に対して0.1重量部から2重量部である、請求項1に記載の樹脂組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は組成物に関し、特に、樹脂組成物に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
架橋構造及び高い耐熱性又は寸法安定性により、熱硬化性樹脂組成物は、数ある分野の中でも特に電子機器に幅広く使用される。熱硬化性樹脂として使用されるシアン酸エステル(CE)樹脂は、難燃性及び高いガラス転移温度(Tg)という特徴を有するが、それから作製された基板は、反応性を理由として、耐熱性及び電気特性の点でより良い性能を実現することができない。近年、5G通信及びミリ波通信の発展によって、より高い周波数(例えば6~77GHz)が携帯電話、基地局、サーバー等で使用され、それゆえ、5G高周波により適した基板材料の設計が必要である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本開示は、5G高周波により適した基板材料として適合し得、また、当該樹脂組成物から作製された基板の耐熱性及び電気特性を効果的に向上させ得る樹脂組成物を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本開示の樹脂組成物は、樹脂及び他の添加剤を含む。樹脂は、ビスフェノールM型シアン酸エステル(CE)樹脂及びビスマレイミド(BMI)樹脂を含む。この他の添加剤は、難燃剤、無機充填剤及び促進剤のうちの少なくとも一つから選択する。
【0005】
本開示の実施形態において、樹脂中のビスフェノールM型シアン酸エステル樹脂の割合は、10wt%から30wt%である。
【0006】
本開示の実施形態において、樹脂中のビスマレイミド樹脂の割合は、40wt%から60wt%である。
【0007】
本開示の実施形態において、ビスフェノールM型シアン酸エステル樹脂は、
JPEG
2023079174000001.jpg
34
161
を含む。
【0008】
本開示の実施形態において、ビスマレイミド樹脂は、
JPEG
2023079174000002.jpg
41
161
を含み、ここで、Ra、Rb、Rc、及びRdは、それぞれ独立して炭素原子数1から5のアルキル基である。
【0009】
本開示の実施形態において、樹脂は、液状ゴム樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂及び架橋剤のうち少なくとも一つをさらに含む。
【0010】
本開示の実施形態において、樹脂中の液状ゴム樹脂の割合は、0wt%から20wt%であり、樹脂中のポリフェニレンエーテル樹脂の割合は、10wt%から30wt%であり、樹脂中の架橋剤の割合は、0wt%から20wt%である。
(【0011】以降は省略されています)

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